2011年6月29日水曜日

今日は総会が開催




今日は医師会では総会が開催、日本全国で会社の株主総会が開かれるのは、今日が最も多いようです。

会計担当理事の実籾で内科小児科を診療している安藤先生が予算収支の報告をされて・・・、







議長は実籾で癌か診療をしている井坂先生、また副議長は谷津で在宅医療に取り組む豊口先生、お二人とも穏やかな口調で淡々と議事を進行して・・・、










秋津で産婦人科を診療している神崎先生は今日も渋い声で会員一同の琴線に触れる一声で・・・、











会場はしきりと頷く人が一人二人と増してきて、大事な議案はすべて満場一致で可決され・・・、またこれからの1年市民の皆様のための医療はどのようにしたら効率よく喜ばれることになるのか、心を新たにしました。








朝の収穫は夏みかんのベビー・・・、秋から初冬には大きく膨らみ枝もたわたに黄色く実ります。

医師会の事業計画もこの実の様に、最初は小さくてもやがて大きく育まれることを願っています。

ブログをご覧の方、どうぞ厳しいアドバイス・ご意見を医師会に寄せてください。

2011年6月27日月曜日

今宵は糖尿病性腎症による腎不全の勉強会です



夕方に診療を終えて、今日は腎症の勉強会、最近では境界型も含めると大人の5人に一人近くにまで糖尿病が忍び寄ってきました。この糖尿病はいつの間にか気が付くと腎不全、透析治療を受ける人も多くなっているのです。今日の講師は千葉東病院の西村先生、腎疾患と糖尿病で評判の名医。







これはそんな患者さんの詳しい病態を調べるために腹部から針を刺して組織を取って調べます。右側の糖尿病の腎臓は細い動脈硬化症が進行して
紫色に染まる組織が増えています。








わかりやすく実際のケースを踏まえて説明をしてくれて、また習志野市医師会の先生からの質問の嵐に一つ一つそれは丁寧にお答えいただき、西村先生のお人柄を感じさせられました。こうした病診連携の会を医師会では毎月のように行っています。






話は変わって今年はこのチャコウラナメクジの当たり年、可愛いでしょう。陸に住む巻貝で進化の過程で甲羅を失ってきました。彼は実はヨーロッパ産でイベリア半島から40年ほど前に日本にわたってきました。







すぐそばで蔓を梅雨空に向かって伸ばしているのは、キウイの若葉・・・。マタタビ科に属している雌雄異株のこのキウイはオスとメスの木を植えれば秋には枝もたわわにビタミンCとクロレラも豊富な実を付けて、我が家も時々おすそ分けを頂きます。習志野のキウイもなかなかどうして、美味しいものですよ。





昨日は梅雨空の下、千葉市美術館に山下清展を見に出かけました。彼は市川市八幡の学園に居て、そこから抜け出して日本全国津々浦々を歩いて旅して、素晴らしい作品を残しました。その作品の多さと、鑑賞に来た人の多さには驚かされました。






入り口わきにはクリスタルのオブジェ・・・、光に輝き梅雨の重たい空気もここではひときわ輝いて、明るい明日を思わせて元気を頂きました。


皆さんはお休みの日は何をされていますか、心の安らぎを求めて私は東奔西走・・・。

2011年6月15日水曜日

今宵は病院とクリニックとの連携の会



今日は午後の外来は比較的すいていました。来院された方は皆一様に『ああ良かった、すぐに診てもらえて・・・。』

開業医としてやがて20年を迎える私は、まあ空いているときには勉強をしましょうと本を開いて午後を過ごし・・・。

夜は名司会の学術担当理事で津田沼で開業されている徳山先生の司会で医院と病院の連携の会を行いました。




今年で13年目に入るこの会、第1回の一人目で発表されたのは谷津で開業されている蒔田(隆)先生、今日も先発でスタートして、消化器疾患を報告してくださいました。



手術中の所見は昔はよく経験していましたが、最近は見ることができなくなりましたが、手術前の診断と比較して結果がよくわかるので勉強になります。





谷津保険病院外科の松岡先生は冷静かつ正確に手術の所見をお示しして、私たち開業医は一同感銘の声しきり・・・。習志野市にはまた一人若くて美しい優秀な先生が増えました。







暗い中で頑張ってスライドの調整をしてくれているのは、エイザイ(株)の青木部長はじめとする皆さん。この会社は以前にも報告しましたが、日本における消化器診断学の会では本当によく貢献されていて、つくづく頭が下がる思い、縁の下の力持ち・・・。








会場からは医師会のご意見番、袖ケ浦で開業されている木下先生の鋭い質問に講師も思わずたじろぎ・・・、この厳しいやり取りこそ私たちの実につく知識の源。
会場も思わず波を打ったように静まり返り・・・。







今朝見た楽しい生物を紹介します。これは毎年6月になると見られます。「蓼食う虫」です。『蓼食う虫も好き好き。』とは人がどんなに思おうと、自分が好きな道を好きなように歩みなさいと教えてくれます。御覧の様に、まずそうに見えるこのトゲトゲした葉っぱも、美味しそうに丸裸・・・。





左の隅に眼をやれば、ここにも1匹「ここは私のシマなのよ。」と言わんばかりに食べアサリ太って、やがて青空に向かって羽ばたく日を夢見ていました。


私もこれからもこの蓼食う虫のようでありたいと、願った一日でした。


2011年6月14日火曜日

今日は秋津ケア会議の日です



今日は午前中の診療を終えると、いつものようにご飯を丸呑みして秋津総合福祉センターに向かいました。ここは私が診療をしている地区での介護保険活動の中心的な役割をしています。最初に健康福祉センターのAさんが最近の肺結核の動向についてのミニレクチャーをしてくれました。





ケアハウスや入所施設で働いている人にとっては、この感染症は油断をしていると忍び寄り、あっという間に広がる怖い疾患です。









眼を皿の様にして聴いています。医師・歯科医師・薬剤師・ケアマネ・看護師・介護士など多職種の方が集まっているので、それぞれの立場で異なった視点を持って会に臨みます。したがっていろいろな意見が飛び交います。皆論客です。






今回の3.11の震災では電動介護ベットが停電で急停止、困った方たちの声が聞こえてきました。そこで停電時の対応を会社の方を呼んで、熱心に皆聞いています。








朝の清々しい光の中で、うっすらと淡いピンクのホタルブクロ、田舎の子供が捕まえた蛍をこの中に入れたことからのネーミング、あるいは花の形が提灯(火垂る)に似ている方呼んだという説もあります。こんな可愛い花がすぐ身近にあるのが今の季節の楽しさ。





こんなに大きな花を開かせた花ショウブも今の季節ならではの美しさ、こうやって歩いていると梅雨の季節も楽しいものです。
さて話が逸れましたが、介護保険活動を習志野市医師会の先生はやっています。介護の相談もどうぞしてください。皆さん親切ですよ。

2011年6月13日月曜日

今日は小学校の健康診断に出かけました



今日は目の前の香澄小学校へ健康診断に行きました。香澄小学校には入り口のそばに池があります、1年生の子供たちは池の周囲の掃除をしなさいと言われていましたが・・・、何をしているのか尋ねてみたら、『あめんぼうを生け捕りにしたの。』って言っていて、草で水に出口をふさいで・・・、





今度は向こうの池のほうに行って、やはりあめんぼうを追っていて・・・、掃除はすっかりわすれていて、ゆったりとした空気が流れていました。









傍らには石榴の朱色の輝きがほころんでいて、もうすぐ訪れる夏の予感を感じさせ・・・、











すっかり紫陽花の花びら、これは正確にはガクでしょうか、こんなに鮮やかな色に輝き、まだまだ夏には季節は渡さないと意地を張って美しさを誇っていました。








震災の爪痕は入り口に置かれた臨時トイレ、未だに下水道の使用制限が解除されていない・・・、災害救助法の適応地域でした。現実に戻され、頭を一発ガーンと殴られた気分で・・・。


もうすぐこの地区も復興します、そして暑い夏が来ます。熱中症にはくれぐれも注意してください。

2011年6月6日月曜日

遅くまで勉強会を行いました


今日は月曜日で昨日の遊び疲れが残っていましたが、先生方は集まってインスリンの勉強会を行いました。











講師は君津市より内田大学先生にいらしていただき、糖尿病で高血糖で内服薬ではコントロールができないケースに施行するインスリン注射の問題点についてレクチャーを受けました。







開業医は1人ではなかなか経験できないケースでも、何人かが集めれば共有できる経験的知識になります。そこで外来診療での悩みやうまくいったことを話し合いました。










医学を学んだ場所も専門も先生方一人一人異なっています。でも、皆さん市内の各地域の患者さんの健康を預かっている責任においては共通のものです。


会を終えたら時計の針はすでに午後10時を回っていて、さあ明日からの診療に役立つ知識を得て・・・。



朝の散歩では1か月前に花を咲かした山桜桃梅(ゆすらうめ)の実がこんなにも輝いていて、子供たちが小さいころに庭に生っていたこの実を争って美味しそうに食べていたのを思い出し・・・。








梅雨入りともなればいよいよこの紫陽花の光が日ごとに輝きはじめ・・・。雨音が聞こえる梅雨のうっとうしさも吹っ飛び・・・。









自宅に戻れば黄色い天狗の鼻のような、カラーが純白の花弁を開かせていました。

習志野市医師会の先生方は勉強家、患者さんに対してどのように診療にあたるか、夜遅くまで勉強しています。