2013年1月31日木曜日

千葉県医師会男女共同参画フォーラムに出席して

 今日は夕方から県医師会で『若手医師のキャリア・デザイン 医師として働き続けたい職場とは』フォーラムを拝聴、司会は船橋市医師会の松岡先生。
 そして開会の挨拶は井上県医師会会長・・・、
 最初に特別講演の座長を日本医師会男女共同参画委員長を務める八千代市医師会の秋葉先生、
 講演は千葉大学病院長の宮崎教授・・・、
 、『女性医師の労働環境問題および千葉大学医学部付属病院の男女共同参画』、現在女性医師は30%を越してきました。30~35才くらいで著明な就業率の低下が結婚出産育児からきます。そのため、千葉大学では病児保育、病後保育に力を入れています。
 それでは女性医師に対して特別な配慮をしているかというと、ほとんど配慮はされていないのが現状です。
 続くパネルでは大川先生の座長で始まり・・・、
 国立千葉医療センター脳外科医の石毛先生が初めて女性常勤医受け入れをした経緯をお話され・・・、
 女性医師のブランクをどう助けるか話をされ・・・、
 筑波大学産婦人科教室の〇部さんは出産後に女性医師の復帰が悪いのに対して、
 搾乳室や学内保育所などの環境整備で継続して働きやすい職場つくりをされ・・・、
 最後に登場した日本医科大学千葉北総病院形成外科の医局長を務める〇田先生は・・・、
 育児や家事に積極的に参加してくれる男性医師も増えてきて、男性の育児休暇を認め、もはや女性だけの問題とするべきではないとの意見を述べなした。
 先日のある晴れた日、東京飯倉の坂の上、NOAビルというまだが少ない奇妙なビル、ある有名な建築家の作です。
そしてこれは五反田近くの坂を上ったところにある神社、もともとあった神社が土地の譲渡後、ビルの中に新たに建てられました。徳川3代の家光公がこの地に鷹狩りに来られた時、一 羽の白雉がこの社地に飛び入ったのを追ってここまで来て、その後のご加護を受けた雉子神社です。

2013年1月29日火曜日

ワシントン・マニュアル勉強会に参加して

 昨日は目覚めたら雪の朝、先日と異なり細かいさらさらした雪が車の屋根に積もってとても美しい輝き・・・、
 庭のまん丸枝の上にもさらさらと雪がかぶっていて心地よい朝でした。
 今日は診療を終えてすぐに勉強会の会場へ向かいました。済生会習志野病院の呼吸器内科、露崎先生にレクチャーをお願いしました。
 最初は共催のT社の岩〇さんが最近発売した、DHA&EPA混合製剤のプレゼンテーションをしてくれました。元気が出るし、免疫能を高めるようです。
 呼吸器疾患の人にスパイログラフィーという器械を用いてこきゅ機能を測定します。気管支ぜんそくや肺気腫など多くの疾患の診断に役立ちます。
 閉塞性睡眠時無呼吸症群は多くは肥満で亥首の人に多く起きる、寝ていて急にいびきが止まって血液中の酸素が低下する病気です、その結果脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。
 生活習慣病の多くはこの睡眠時無呼吸症候群に関連があります。糖尿病の方、狭心症の方など大いに注意をしてください。
 症状はいびきをかく、朝になっても十分に眠った感じがない、日中急に眠気が出て会議などでも急にうたた寝したくなります、また車の運転中の事故ではこの病気の方は危険度が約7倍あります。
 このようなマスクを付けて夜寝るようにします。するとぐっすり眠れた感じがして、日中眠気が差さず、また脳梗塞や心筋梗塞などの重大な疾患になりにくくなります。
 議論白熱、左端が私司会をしていいます。隣は本大久保で内科を開業予定の平野先生、隣が済生会習志野病院の山森院長、そして大久保の古川先生、大久保の青木先生、大久保の山川先生、
 違う角度からパシャ・・・、議論白熱夜遅くまで続きます。
 左から谷津の豊口先生、秋津の蒔田順先生、実籾の蒔田国先生、大久保の細川先生、袖ケ浦の田中先生。
このように笑顔で仲良く笑いを交えて議論をするのは習志野市医師会ならではの勉強会の風景です。習志野市医師会ではこのように毎週のように勉強会をして、患者さんに対して責任を持てる医療ができるように、常に努力をしています。困ったら習志野市医師会に所属している先生にご相談ください。

2013年1月26日土曜日

メディコピア教育講演シンポジウムに出席して

 今日は土曜日、診療を終えると急いで電車で東京駅に向かいました。駅の正門からパシャ!綺麗になってさらに素敵な東京のシンボルになりました。
 2020年のオリンピックに立候補している大きなポスターが輝いています、みんなで応援してこの国を元気にしたいですね。
 東京国際フォーラムのガラス館、箒のような枝だけになった欅の枝を映して綺麗な初冬の風景・・・、
 良くわからないオブジェが転がっています。でも何となく心が優しく穏やかな気分になりますね。
今日のテーマは『肝臓の病気』、何人かの医師が交代で説明してくれます。

           
 会場はほぼ満員で皆一生懸命に聴き入っていました、割合高齢の方が多いのですが、若い方にも聴いてほしい内容でした。
 東海大学の深川先生が司会を務め・・・、
 慢性肝炎の治療について、武蔵野日赤病院副院長の泉先生が分かりやすく解説、B型肝炎はウイルス量が多いと肝臓がんの発症が多く、HCV・DNAが5.0log/ml以上だと5年で7%の方が肝臓がんを発症するとの説明。
 また、以前なら治ったと思っていても、『ウイスルの再活性化』により肝臓がんになる方も多くみられるようです。このグラフの右側のピークがそれを表わしています。
 肝炎ウイルスに感染すると慢性肝炎から肝硬変になるにつれ肝臓がんの発症が増します。
 次に登場するのは順天堂大学静岡病院副院長の市田先生、山登りと高山植物のスライドを挟んで、ユーモアたっぷりに講演されました。
 肝臓がんの発症率は健康人を1とすると、実に肝硬変にかかっている方は4.700倍もなりやすくなっています。
 日本でも最近行われている、ドナーからの肝臓移植が成績が良く、3年以内に再発や合併症を起こさなければ長生きできそうです。
 まちぶせで大ヒットをした石川ひとみさんが登場・・・、
 B型肝炎患者として、見つかったきっかけとその後の経過を話してくださいました。
 握手からも移るとの誤解があって悔しい思いをしたり、また病気になってつらく苦しい日々でも普段と変わることなく接してくれた周囲の人たちに感謝を伝えてくれました。
 さて、勉強するとお腹が空きますね。大脳がグルコースを消費したせいでしょうか・・・、
 美味しいオードブル・・・、
 ブイヤベース風の手長エビや金目鯛、やりイカをいただき・・・、
デザートにシャーベットとケーキを食べればまた元気回復、メタボ復活?帰路につきました。

2013年1月24日木曜日

超高齢社会に向けての講演会

 今日は木曜日で診療は休診の日です。それでのんびりと過ごして命の洗濯、それでも夜に県医師会で講演会があり聴きに行きました。
 司会は県医師会会長の井上先生です。昨日にもある会でお会いしました、お元気で講師の紹介と座長をしました。
 千葉県副知事の坂本森男さんは、森田県知事を助けて実務を担当し非常にご多忙の中、講演にいらしてくれました。東京大学法学部の卒業で、滑らかなそしてウィットに富んだお話に皆吸い込まれるように聞き惚れていました。
 日本の人口推移の表です。奈良時代に451万人、明治元年には3.402万人、現在は最も多い12.806万人を少し下ったところです。2.060年には推定で8.674万人になります。
 大変なのは未婚率です。30歳代前半の未婚率は男性45%、女性は33%です。皆さん寂しくないのでしょうか、それとも寂しくても環境が伴わないため、結婚に踏み切れないのでしょうか。
 そんなわけで、少子高齢化は今後も続き、10年後には65歳以上の高齢者は3.700万人に達し介護を受けなければ暮らしていけない人は600万人に達します。5.900万人の現役世代にすべての負担をお願いするわけにはいきません。高齢者同士での新たな互助、共助が求められるとのご意見でした。
 先日の眩しいくらいの冬晴れの日、これは地下鉄虎の門駅すぐそばの外堀の跡です。虎の門に外堀があるなんてこれまで全く知りませんでした。大規模な開発でほとんどその姿を消してしまいました・・・、
 わずかに保存されている石垣には矢文の模様が施され、厳しい石積の棟梁が指示して、『オレ―、もっと右だ、もっと上だ。』と江戸時代に大声をかけていたのでしょうか。
虎の門の象徴のトラです。交差点のすぐわきにあり、何回も車で通りましたが気が着きませんでした。皆さん、お近くに寄った時には探してみてください、ご利益がありますよ。