2013年1月24日木曜日

超高齢社会に向けての講演会

 今日は木曜日で診療は休診の日です。それでのんびりと過ごして命の洗濯、それでも夜に県医師会で講演会があり聴きに行きました。
 司会は県医師会会長の井上先生です。昨日にもある会でお会いしました、お元気で講師の紹介と座長をしました。
 千葉県副知事の坂本森男さんは、森田県知事を助けて実務を担当し非常にご多忙の中、講演にいらしてくれました。東京大学法学部の卒業で、滑らかなそしてウィットに富んだお話に皆吸い込まれるように聞き惚れていました。
 日本の人口推移の表です。奈良時代に451万人、明治元年には3.402万人、現在は最も多い12.806万人を少し下ったところです。2.060年には推定で8.674万人になります。
 大変なのは未婚率です。30歳代前半の未婚率は男性45%、女性は33%です。皆さん寂しくないのでしょうか、それとも寂しくても環境が伴わないため、結婚に踏み切れないのでしょうか。
 そんなわけで、少子高齢化は今後も続き、10年後には65歳以上の高齢者は3.700万人に達し介護を受けなければ暮らしていけない人は600万人に達します。5.900万人の現役世代にすべての負担をお願いするわけにはいきません。高齢者同士での新たな互助、共助が求められるとのご意見でした。
 先日の眩しいくらいの冬晴れの日、これは地下鉄虎の門駅すぐそばの外堀の跡です。虎の門に外堀があるなんてこれまで全く知りませんでした。大規模な開発でほとんどその姿を消してしまいました・・・、
 わずかに保存されている石垣には矢文の模様が施され、厳しい石積の棟梁が指示して、『オレ―、もっと右だ、もっと上だ。』と江戸時代に大声をかけていたのでしょうか。
虎の門の象徴のトラです。交差点のすぐわきにあり、何回も車で通りましたが気が着きませんでした。皆さん、お近くに寄った時には探してみてください、ご利益がありますよ。

2 件のコメント:

  1. 30歳代前半の未婚率は男性45%、女性は33%!
    今はこんなに高くなっているのですね。

    経済的事情が十分でないためか、女性の仕事へ対する意欲が高いためか、草食系男性が増えているのか、原因は色々考えられますね。

    女性の社会進出は進んいても、出生率の高いフランスでは、結婚しなくても子供が持てたり、ベビーシッターをアルバイトで雇って子供を任せたり、という文化が根付いているようです。

    日本も根本的な意識改革をするべき時ではないでしょうか。

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  2. 会長(香澄)2013年2月19日 23:31

    結婚して家庭を持つことに夢が持てない、そして生活に不安が付きまとう?そんなことがない社会にしていきたいと日夜考えています。

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