2013年8月27日火曜日

猛烈な陽射しがぶり返した今日は、認知症勉強会に出席しました

 今日の午後2時の空の輝き、青を通り越して黒っぽく見えました。
 その青空の下では、花梨の実が少しづつ膨らんできました。私の好きな樹木です。
 ゴーヤがブチブチした果肉も見事に膨らんできました。思わず、ニガー。
 今日は認知症勉強会、埼玉精神神経センターの丸木雄一先生にいらしていいただき・・・、
 司会は谷津で内科小児科の蒔田隆先生。今回もてきぱきと座長を務め、会を和やかかつ有意義に進めてくださいました。
 日常で最近急速に増えてきた認知症は、いろいろな視点から見ることにより、おぼろげながら見えてきます。
 若年性アルツハイマー病の患者さんの経過、急速に記憶が薄れてくる様子が良くわかりました。
 アルツハイマー教授が学会に最初の症例を報告してから、すでに100年が経過しました。
 この方はレビー小体型認知症と言いまして、パーキンソン病に高率に合併する疾患で、目の前に子供たちが遊んでいるような幻影を見ることもその特徴の一つです。
 会場からは大久保で外科内科診療の古川先生がこれまでの長い経験から質問・・・、
 谷津で循環器内科の平野先生も質問をしてこの身近な認知症の理解を深めてくださいました。
 さて、これは何をしているのでしょうか・・・、
一生に飲む薬を並べて展示しています。20mくらい薬剤が続いています。1mくらい男性より女性の方が長かったのは、女性の方が少し長生きだったからです。なんて一杯、一生では薬を飲み続けるのでしょうか。

2013年8月26日月曜日

防災訓練を前に今日も無線の練習に明け暮れました

 今日は午後の診療を終えると患者さんが比較的少ない時期なので、一息入れててから医師会に向かいました。今晩は第4月曜日の無線訓練の日です。
 来る9/1(日)の防災訓練に向かい、これまでの輪をさらに広げる試み・・・、大勢の医師会のメンバーに来てもらってまずアンテナを立てる作業から開始・・・、と言っても5mもある高いアンテナですから注意して行いました。赤いシャツは袖ケ浦で内科小児科の木村先生、そして腕組みをして見守っているのは袖ケ浦で小児科医の中山先生です。
 見事に立ち上がりました、でもよく見るとやや弱いながらも風が吹き始めて、医師会のスキルを試していいるようで・・・、
 そこで夜間にもかかわらず健康支援課のうら若き乙女たちの登場です。皆で力強く?アンテナを支えて協力してくださいました。
 次は発電機のセットとエンジンをかける作業、力持ち?の大久保駅前の内科医、細川先生が『エイヤー』と思い切ってひもを引っ張ると、エンジンは心地よいウナリ音を立てて動き始めました。
 さて今晩も無線の中心は津田沼で泌尿器科医の梶本先生、てきぱきと市内各地区の先生方と交信を始めました。少し気になるのはお釜座りでしょうか。
 これが今回活躍した発電機、訓練中10mも離れて静かにウナリ音をあげていました。
 さてここはどこでしょうか、どこかで見たことがあるような・・・、そうですここはハリーポッターが毎日食事をとったあの食堂です。
 映画の中ではまわりの壁に掲げてある人たちの肖像画は降ろされていましたが・・・、
 遠くから見るとイモ虫のようですね・・・、
のどかに草をはむ羊たちの群れでした、心地よい空気が流れて心の奥まで透き通った風が入ってきました。医師会では災害が起きた時を想定して、常に訓練を怠らないように努めております。

2013年8月23日金曜日

東京ベイ浦安市川医療センターの先生とお話、そして訪問看護師との協議会を開催

 今日は診療を終えると、すぐに医師会へ駆けつけました。浦安市にある医療センターから神山先生が訪問してくださいました。神山先生は小児科医でしかも病院管理医という最も重責のある立場で多忙を極めているはずです。習志野市からも救急で患者さんの搬送が行われております。
 さて、その後すぐに習志野市の訪問看護師の皆さんに集まってもらいました。習志野市は予想では2043年に高齢者人口が最大を迎えると言われています。私はその時卒寿を越えて、さらに医療に介護に頑張っていられるか・・・、それともケアされる側でしょうか。
 左は谷津で内科小児科診療の蒔田隆先生、準備と司会をしてくださいました。そして右は新習志野訪問看護ステーションの山口さん、私も毎日のように訪問看護で一緒に働いている方です。
 谷津訪問看護の土居さん、鷺沼訪看の安田さん、佐藤さん、済生会訪看の加藤さん、くるみ訪看の姫野さんです。
 右手は左から津田沼訪看の山田さん、東習志野訪看の長谷川さんです。皆さん日頃の医師や市との連携で、問題点を鋭くえぐってくださいました。
 右から市役所高齢者支援課の児玉さん、介護保険課の村山さん、障碍者福祉課の矢代さん、健康支援課の中村さん、保健所の新屋敷さんです。皆さんは要望を出すよりは受けて立ち回答する立場で、少し遠慮が見られました。お互い言いたいことは言い、次の世代に暮らしやすい世の中を作り上げる義務があると感じました。
 さて、固いお話をしてしましいました。少し肩の凝りをほぐしましょう。
  私のフォトスキルもまんざらではないでしょう。美しい花をさらに美しく映えたものにしようと・・・、
 朝露に濡れた楚々とした花を見ていると、心が洗われます。
 それでは最後にクイズ、さてこれは何でしょうか?
誰かな、フライパンなんて言っている食いしん坊さんは。
 これは100年以上昔、寒い冬に寝る前に熱く光った真っ赤な炭を入れて、そしてベットをこすります。するとベットはホカホカの天国に変わり、心地よい夢を見られるのです。
皆さんも生まれ変わった時にはこんなお屋敷に住んでみたいと思いませんか、中世の貴族のお屋敷です。習志野市医師会では在宅診療を推進しています。ご相談があればお近くの習志野市医師会の先生にどうぞお話し下さい。

2013年8月1日木曜日

今日は産業医の巡視、そしてお昼を食べてから訪問診療に出かけました

ここは船橋港、東京湾の一番奥になりますが、海はそれほど汚れてなく澄んでいます。今日はクラゲら数匹ぷかぷかと遊んでいました。
護岸にはこのような大きなフレームがいくつかあり、時々工事をしています。
工場内の安全は日々の努力の結果生まれます。今日で121日労災事故が発生していません。この前には1.000日以上事故がありませんでしたが、また一歩から皆で積み重ねていきます。
お昼はいつものようにドライカレーとグリーンサラダ、お味噌汁。そしてデザートには美味しいクリームケーキ。
午後からは印刷と袋製造工場へ移動してさらに巡視は続きます。工場内は暑さをしのぐため、スポットクーラーが活躍しています。ノズルの先から冷たい空気を出しますが、後方からは厚い空気が流れ出てきます。簡単に説明すると室内エアコンの室外機がすぐお尻についているのです。
これは原紙のロールです。約300kg以上ありとても人の力では運べません。
そこで活躍するのがこのマシーン、がっちりとアームで挟んで移動します。
印刷が済んだロール紙を今度は自動袋製造マシーンで5.0万枚もの袋をスピーディーに作り上げます。皆さんが日常手にしている袋の多くはこの工場で作られています。
時々ヒヤリハットで問題になるのはカッターの刃・・・、マシーンのすぐ近くには必ず刃を折って収納するこの容器が置いてあります。
さて今日の仕事の締めくくりは、金〇さんの訪問診療です。今日訪問した時にはとても暑い盛りで、金〇さんはベットで横になっていました。そろそろ起きて茶の間に移動して一服しましょうか。医師が患者に煙草を勧めるのは困ったものですね。『美味しいですか。』と私がお聞きすると、金〇さんは『うーウマいねー。』と、とても幸せな笑顔を見せてくれます。
ヒトは生まれて年を重ねて、やがて老いて・・・。いつもなら訪問する時刻には8本吸っているのに、今日は6本でこの1本を入れて7本になりました。金〇さんを見ていると、ヒトの幸せってなんだろうといつも考えてしまいます。習志野市医師会では在宅患者さんの訪問診療を積極的に推進しています。困ったことがあれば、すぐお近くの医師会の先生にご相談ください。 ps皆様この下のコメントをクリックして多くのご意見を寄せてください。