今日は診療を終えていちもくさん、谷津保健病院へ向かいました。消化器内科部長の星野先生は習志野市医師会の消化器疾患のリーダーです。
松本先生が最初に報告、深部静脈血栓症と言って急に足が太くなってくる病気を解説、すい臓がんの患者さんは健康な方と比較するとリスク比が実に4倍・・・、
ふくらはぎにはひらめ静脈という楽しくなるような名称の血管があり、そこからこの血栓症が起きるとのことです。
外科にバトンタッチして、司会は向後部長、最初に米田先生の報告はアメーバ赤痢に感染して肝臓に膿ができた方の診断と治療。めずらしい病気ですが、日本では年間700名はいるとのことでした。
奄美大島の南にある小さな島では、大昔にこの病気が爆発的に増えたことがあったようです。
外科の平野先生は小柄な方ですが、ファイトいっぱいで流暢なお話に皆さん驚かれていました。小腸に出来た脂肪腫が原因となって腸重積から腸閉塞を起こしたケースの解説をしてくれました。
最後に外科の岩崎先生が『谷津保健病院における腹腔鏡の現状』について、症例を多く提示して解説、その治療に対するひたむきな熱心さに、また習志野市にも素晴らしい医師が一人増えたと関心しきり・・・、
手術中の様子を私たちにわかりやすく解説してくださいました。
さて、昨日は春を探しに出かけました。これは蝋梅という梅の仲間です。蝋作りの様な薄い黄色い花弁に、宝石を見つけた気分・・・、
ミツマタの花です。以前に自宅にもあって、懐かしく思いました。ミツマタは枝が必ず2つに分かれていく幹部を入れると3つの枝なのでこの名がついています。また、コウゾとともに紙の原料となる樹です。沈丁花科ですが、あまり強い香りはしません。
そして最後は福寿草・・・、新春を彩る花で、小さいけれど元気を頂く気分になります。習志野市医師会では病院と診療所の連携をこれからも強めるようにしていきます。
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