2014年10月28日火曜日

子どもたちが診察室に

 今日は晴れて秋の陽射しがやさしく診察室にも入り込んできました。
午前の診療中にすぐ前の小学校から子供たちが・・・、
 メモ用紙と鉛筆を握り締めて、クリニックのお仕事を調べにやってきてインタビュー・・・、
 順番に一人づつ医師に質問をして、その答えを一生懸命に鉛筆で書いていました。
 覗き込むとひらがなが多いメモに、思わず小学生の頃を思い出しました。
 自分で一所懸命書いたり、また友達が書いたメモを覗き込んだりしていました。
 あわてて学校から来たもので、鉛筆を忘れたので貸してくださいと言われ、シャープペンシルを手渡すと、『これって鉛筆と同じに書けるの?』と聞かれました。そして顎に手をやって何を聞こうか考えていました。
こちらは診察によく来るお子さんで、あまり質問はしないでおしゃべりを繰り返していました。子供たちは社会全体の宝物・・・、皆できちんと育てていきましょう。それにしても皆さん、かわいらしい2年生でした。

2014年10月27日月曜日

私たちの誇り、オービックシーガルズと健康について意見を交わしました

 今日は夕方の診療を終えていちもくさんに医師会にいそぎました。習志野に住む私たちの誇り、オービックシーガルズのメンバーをお呼びして、この街で暮らす人たちの健康度アップをはかるにはどうするべきか、議論をしました。渡部さんは昨年の健康なまちづくり条例施行シンポジウムで私とご一緒しました。中心に立って指導をしています。
 こちらはアメリカンフットボールの選手兼コーチの渡辺さん、小学校を訪問してフラッグ・フットボールの指導をしたり、成人向けに『大人がスポーツで遊ぶ日』を開催してこの街の健康度のアップを目指しております。
 やさしいマスクの小池さんは生粋の習志野市育ちで、袖ヶ浦西小、第3中学出身で、現在はトライアスロンの選手です。
 薬剤師会からは会長の櫛方先生、そして副会長の久保木先生が出席してこどもの健康推進のためのスポーツ参加の必要性と方法についてのアドバイス。
 歯科医歯科医からも右から村山会長、栗原副会長、五反田先生の論客が出席して、歯科医の立場からかみ合わせがしっかりしないとスポーツには向かないことを話しました。
 来る11/11(日)には習志野市茜浜緑地公園でならしのスマイルランが開催され、チームで・・・、親子でマラソンを楽しむイベントが開催されます。
 数日前に行ってきた公園では秋の日差しを浴びて、ミニ機関車が輝き・・・、
本物のボイラーをもち、コークスで動く蒸気機関車でした。心の健康と体の健康、どちらもバランスが取れて本当の健康です。これを目指した皆さん頑張りましょうね。

2014年10月26日日曜日

たまのリフレッシュ、大菩薩嶺トレッキングに行きました

 たまの日曜日、今日は早起きして山梨県の山歩きに出かけました。朝の心地よい緊張感の中で、スタート前の表情です。
 参加者は医師、薬剤師、製薬会社のMRさんとス〇ケ〇の富田君です。
 30分も歩くと山小屋がありました。一休みしてメロンパンをガブリは富田君、美味しそうな横顔です。
 こちらでは熱々のキノコ汁をすすっています。袖ヶ浦で薬局を開いて、訪問診療に頑張ってくれている大武先生です。
 振り返ると雲の晴れ間に富士の秀峰・・・、1週間前には少し解けて薄くなっていた頂上の雪がまた積もっていました。
 途中の急登坂に疲れ果てて苦笑いをしてる右隅の方は、私と同世代の在宅診療が専門の豊口先生、隣でお腹にもリュックを背負ってくれているのはス〇ケ〇の富田君・・・、優しい人柄が良く分かるでしょ。
 また振り返ると落葉松(からまつ)林の紅葉・・・、秋の陽射しに金色に輝き、風が吹くとハラリハラリと舞い落ちています。その向こうには大菩薩湖(上日川ダム)が見えてきました。
 頂上近くの雷岩(かみなりいわ)に着きました。皆さん同じ方向を見ていました。そちらを見ると・・・、
 麗しい女性も聴き惚れてうっとり・・・、
 ソプラノサックスを標高2.000mの乾燥した、そして心地よい風の中で演奏しているのは、習志野第一病院整形外科副院長の中村先生・・、心に染み入るその音色は皆感動して言葉で表現できず、ただ静かに聞き惚れていました。そして演奏が終わると、どこからともなく拍手が続き、止むことがありませんでした。
 大菩薩嶺の頂上は2056.9mで日本100名山です。皆苦しさを乗り越えてここまで来た達成感から笑みがこぼれています。
 お昼は雷岩の上で、冷たくなった晩秋の風に頬を撫でられながら・・・、山の上で食べると一段とおにぎりも美味しいねと言っていました。
 少し下ってきて振り返ると、今歩いてきた行程が見えました。人生のヒトこまと同じですね。
 清流は冷たく澄んで、やがて訪れる冬の響きを感じました。
 あくまでも水は澄みわたり、小石がきれいに光っています。
 そこで質問、さてこの赤い物体は何でしょうか?①草の種、②虫の卵、③マムシの赤ちゃん、④飴を誰かがさした。
そして質問、名前はわかりますか?
最後の質問、晩秋にかわいらしく咲くピンク色のこの花は分りますか?
習志野市医師会ではたまの休みには仲間の輪を広げて親睦を深め、そして明日の医療充実を図ります。

2014年10月25日土曜日

京葉地区地域医療連絡懇談会に出席しました

山には秋風が吹いてきて、ススキの穂がなびき・・・、
 今日は土曜の午後、それでものんびりしてもいられません。地域の医師会から問題点をあげて討論をする会が開催されました。八千代市からは夜間休日当番での問題点の報告。
 習志野市からは公衆衛生担当の大久保駅前で循環器内科診療の豊崎先生が出番です。
 これで3回目となる無線訓練の報告をしました。
 アンテナを立てて、発電機を起し、無線機と接続する準備をします。なかなか難しかったのですが、皆だいぶ慣れてきました。
 今年の習志野市防災訓練では3か所の応急救護所と医療対策本部、そして4病院とを無線ネットワークで接続しました。
 幾つかの質問にも力強くこぶしを握り締め、豊崎先生が答えています。
 千葉市からはホームページの検討、素晴らしいHPで毎年記録更新中のHPを見る人数とのことです。
 印旛市郡からは在宅ネットワークの構築、パソコンを用いて在宅の治療中の患者さんの状況をタイムリーに多職種で知ることが出来ます。
 質問①、さてこれはある山奥のとある建物です。さて、なんというのでしょうか?答えは〇〇舞台です。
 質問②、さてこの紅色に可憐に咲き乱れる花は何という花でしょうか?
お部屋の中に飾っても艶やかな花ですね。答えは「〇〇も〇う」です。習志野市医師会では土曜日の午後でも医療を真剣に学ぶように努めています。

2014年10月15日水曜日

昼は訪問診療へ、そして診療を終えてからパーキンソン病を学びに

 今日は朝から秋の冷たい雨、午前の診療を終えるといつものようにお昼ご飯のカレーを飲み込み、訪問診療へと急ぎました。関節に出来た褥瘡はなかなか治りにくいですね。
 訪問看護師の池〇さんは患者さんに対してそれは親切に、そして丁寧に対応してくれます。今日も『もう帰るの?』と患者さんからは帰る時にいつも同じですが、孫が帰っていく時の様に声をかけられていました。
 午後の診療は雨のため比較的空いていました。診療の後は今日はパーキンソン病の勉強会です。司会は谷津保健病院循環器内科の須藤先生、医師会の学術担当理事です。
 パーキンソン病と脳卒中のご講演を受けました。
 講演をして下さったのは、順天堂浦安病院神経内科の卜部先生です。
 パーキンソン病は高齢化につれて徐々に増えている疾患で、しかも難治性・・・、新しい薬が多く私たち開業医ではとても着いていけない分野の一つです。
 この病気は両手や両足に対称性に始まって、徐々に悪化して行く疾患と思っていました。ところが、卜部先生のお話ではどちらかというと片方から始まることが多いと・・・。
 質問をしているのは済生会習志野病院外科で副院長の山本先生です。
谷津で循環器内科診療の高橋先生は、医師会で循環器疾患のオピニオン・リーダーです。的確な質問に私たちはいつも感心しています。習志野市医師会ではいつも、様々な疾患に対して前向きに取り組み学ぶ姿勢を忘れません。