2018年9月30日日曜日

平成30年9月29日 習志野市 認知症シンポジウム

今年のシンポジウムは特別企画です。
お笑い理学療法士の日向亭 葵 様と東京大学医学部附属病院 神経内科講師 岩田 淳 先生のご講演2本立てです。

主催者を代表して宮本市長の挨拶

お笑い理学療法士、おしゃべりテーションの会代表 日向亭 葵 様
道具を使わず想像の重りで体操をする「エアリハ」を考案。
当日は会場のお客様と一体になってエアリハを披露していただきました。

さらに、デュアルタスクで認知症予防
音楽と運動療法、参加された方は全員総立ちとなり、音楽に合わせて手足を元気に動かしていました。

ついで、特別講演
東京大学医学部附属病院 神経内科講師 岩田 淳 先生
岩田先生はアルツハイマー病の権威です。
テーマは「どうなったら認知症? 私認知入ってる???」
患者さんからこのテーマのような質問をされることが多く、それに対する答えとして認知症、MCIについてわかりやすく解説していただきました。さらには、最新の研究データもご紹介いただきました。次回は、医師会員、認知症サポート医に対して、ご講演をお願いいたします。

今年も手話通訳と要約筆記を行いました。
担当された皆様、お疲れ様でした。
 
今年のシンポジウムは400名を超える市民の皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。来年も色々企画して参りますのでぜひご参加ください。

2018年9月23日日曜日

平成30年9月19日習志野市医師会 学術講演会を開催しました

本日の座長は尾高内科・胃腸クリニックの尾高 健夫 先生です。


大阪医科大学 先端医療開発学講座
特任教授 富永 和作 先生


テーマは「“未治”との遭遇?-日常診療で経験する消化器疾患?それとも?」
日常遭遇する腹部症状の診断過程の中で遭遇する疾患について詳細に説明していただきました。機能性ディスペプシア、胃食道逆流症、さらに大腸癌、celiac artery compression syndrome、上腸間膜症候群、膵外分泌機能低下症、冠攣縮性狭心症、寄生虫感染症、肝膿瘍、極めつけは好酸球消化器疾患まで


旧庁舎の前の植え込みで咲いていた花。
アベリア・コンフェッティでしょうか? 夏の暑さにも負けず、夏から秋まで長期間植え込みを華やかにしてくれるけなげな低木です。

2018年9月18日火曜日

平成30年9月15日京葉地区地域医療連絡懇談会に参加しました

京葉地区地域医療連絡懇談会は今回開催を担当された市原市医師会、印旛市郡医師会、八千代市医師会、千葉市医師会、そして習志野市医師会の5地区医師会が集まっての勉強会です。
開会に先立ち主催された市原市医師会会長 中村文隆先生のご挨拶です。

千葉県医師会会長 入江康文先生のご挨拶です。

次いで、各地区医師会会長のご挨拶。
まずは印旛市郡医師会会長 柴 忠明先生です。
 
八千代市医師会会長 椎原秀茂先生のご挨拶。

習志野市医師会は飛ばして・・・
千葉市医師会会長 斎藤博明先生
前会長の入江先生が千葉県医師会会長になられたため、バトンタッチです。

勉強会のスタートです。
トップバッター、議題1は印旛市郡医師会理事 石井隆之先生です。
テーマは「成田地区 入退院支援モデル事業について」
入退院支援マニュアルを作成してその成果を発表されました。
石井先生は成田赤十字病院 副院長です。

議題2「八千代市医師会産業医学会の活動報告」
発表は八千代市医師会副会長 加瀬 卓先生です。
八千代市医師会の産業医活動はとても活発であり、習志野市医師会のお手本です。
習志野市医師会も幟を作って活動しなければ・・・

習志野市医師会は顧問の堀部和夫先生が「ABC検診2年目の検証」について発表しました。
胃癌検出率は高く有用な検診ですが、今後は内視鏡検診も視野に入れて行く必要があります。

千葉市医師会は理事の太田 豊先生が、「千葉市医師会医療安全推進委員会について」発表されました。
非常に多くのケースを例に挙げて説明され、参考になりました。

最後は、市原市医師会理事 大岡 光先生です。
今まさにホットな「市原圏域糖尿病性腎症重症化予防対策推進協議会について」です。
習志野市医師会としては参考にすべき点が多々ありました。
 
非常に興味深い発表と質疑応答で予定時間を30分以上オーバーしていました。

勉強会も終了し、ほっと一息です。
いつものランニングコースから少し外れて、ハナミズキの植えられたコースを走ってみました。
夏の暑さに負けた葉もありますが、一部には紅葉の準備も始まり、もうすぐ秋本番ですね。

2018年9月9日日曜日

爆発物災害対策担当者養成講習会に参加

 残暑厳しい日曜日、早起きして東京で爆発物のテロ対策講習会があり、出かけました。爆発のもととなる化合物にもたくさんの種類がありますが、その化学物質を微量でも調べられるのが、この機器です。
 爆発物テロで亡くなる方の最も多い原因は、破片による外傷からの出血です。これは出血をコントロールするためのベルトです。
 止血用ターニケットという名のバンドを隣の東京都消防局の方と一緒に止血訓練。腕時計を緩めて、動脈が拍動しなくなるところまで締め付けると、ようやく止血できます。
 次は『膝から下を爆発で切断!』  急いでターニケットを大腿部に巻きます。そして1本では止血不十分と判断すると、さらにもう1本巻きます。足は痺れてジンジンしました。でも、出血多量の時にはそんなことは言っておれません。生きるか死ぬかの瞬間ですから。
 自宅に戻ると、ガレージの隅に「ワサワサ、ワサワサ。」
良く見ると、脚を広げると大きさ10cmはある大蜘蛛でした。私は蜘蛛好き人間ですが、ここまで大きくて腕が太くたくましく、そしてその腕には毛深いモサモサで覆われているのを見て、『こりゃ相手が悪い。』と判断して、シャッターを開けて外へ追い出しました。あとで調べると、人には害はなさないけれど、カマキリでも頭からムシャムシャ食い始めるという、「アシダカグモ」でした。皆さんは見たことがありますか。