2014年2月11日火曜日

千葉県小児初期救急医療研修会に出席して

 今日は建国記念日でお休みの日でしたが、午後から千葉県医師会で開催される小児医療の勉強会に出席しました。千葉県小児科医会会長の船橋市の猪股先生が開会のご挨拶。
 君津中央病院新生児センターの大曾根先生が最初に講演・・・、
 新生児医療でなにが問題になっているのか、わかりやすくお話をしてくれました。
 出生時の体重が減ってきて、以前より一段と低体重児の出産が増えています。それは結婚年齢が遅く、高齢出産が増してきているのが原因の一つ。
 続いての講演は弁護士の桑原先生、弁護士でもあり医学博士でもある立場から医療安全についてのお話。
 弁護士には医療者の弁護をもっぱらする方と、患者さんの意見を代言する方に分かれて・・・、
 いったん訴訟になると、以前は3年は結審するまでに時間がかかりましたが、最近では減ってきましたがそれでも2年の経過。当事者は医師も患者さんも大変なご苦労が想像できます。
 最も多い科は整形外科、次いで産婦人科のようです。このようなことに可能であればならないよう、医療者として常に責任ある行動をとりたく考えさせられました。
 せっかく開いた紅梅の蕾も、今朝の雪で縮み上がっていました。
でも、ミカンの色にもう春はすぐそこまで・・・、力強さを感じさせてくれました。習志野市医師会ではこれからも患者さんとの対応、良い医療とは何か模索して進んでいきます。

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