2016年5月11日水曜日

超高齢化社会の実地医療を考える会に参加しました


 乾門からの御所の通り抜けの最後の日曜日・・・、
 車を飛ばして北の丸公園駐車場に行き、そこからタクシーを拾い二重橋の近くに行きました。そして雨の降る中・・・、
 この建物はあまり見たことが無い方が多いと思いますが、これが宮内庁です。
 江戸城を最初に築城した太田道灌ゆかりの道灌掘りです。折からの満開を過ぎて散っていく桜が堀に映って・・・、道灌もこの風情を味わったのでしょうか。
 そしてイロハモミジの花も咲いています。
 この日は大勢のお巡りさんが出勤して見守ってくださいました。
 そしてあっという間に出口についてしまいました。
 お腹が空いたので近くの大学の食堂でランチ・・・、デザートの桜のケーキに感激。
 現実に帰って今日は昼休みに、おにぎりを丸呑みしてお茶で流し込んでまずは訪問診療、そして次に近くの幼稚園に健診に行きました。
 小学校と同じ敷地で、昼休みに元気よく児童が遊びまわって・・・、
 こんな遊びもして楽しんでいました。
 そして夜は診療を終えるとすぐに勉強会に行きました。
 谷津保健病院循環器内科の須藤先生が司会をして・・・、
 やがて来る2025年には65才以上の前期高齢者が3人に1人、そして75才以上の後期高齢者が5人に1人になります。
 千葉県循環器病センター腎臓内科の今村先生から『処方を単純化しよう』のお話し。
 高齢になって18種類、37個もお薬を飲んでいたなら、それこそお腹がいっぱいになってしまします。
 2番目はまきた内科医院の蒔田隆先生・・・、
 先生は診療で忙しい中、私と同じく昼飯3分、おにぎり飲み込み法で在宅診療で多くの患者さんを診察してくださっています。
 北は総武線、南は京葉線に至る広い地域の高齢者の守り神です。
 そして、その収入についてもこれから在宅診療を始める若い先生方にも良く分かるようにお話ししてくれました。
 最後は谷津保健病院の須藤先生・・・、
 地域包括ケア病棟に関する講演をして下さいました。
 その意義は急性期医療の後を担うのではなく、急性期医療に至る前に入院とリハビリをします。
 さてここからは、またリラックスしていただき、北海道は道東の初夏を訪ねる旅・・・、
 見たことないオタマジャクシのような魚が200円から360円とはつくづく遠くに来ました。
 釧路川は標高差のない根釧原野を曲がりくねって流れていました。
 そして霧のない摩周湖・・・、いつも湖面は同じ高さです。風が冷たく千葉県の2月です。
 そして屈斜路湖・・・、人っ子一人いないとはこの事・・・、遠くに左が雌阿寒岳、そして右が雄阿寒岳の雄姿です。
 阿寒湖のほとりの静かな宿に泊まりました。一晩寝て朝起きたら冬景色・・・、やはり千葉県の2月より寒いところ。
 右の東屋(あずまや)は足湯です。風情がありますね。
 今日の問題①さて、これは何でしょうか?朝食の時にお姉さんが持ってきてくれました。
質問②、部屋の入口にこのお花・・・、『カッカッカー』と笑っているようでした。さてこのお花は何でしょうか。習志野市医師会は勉強もして、旅にも出て遊ぶ、いつも心にゆとりのある仲間たちでいっぱいです。

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