夕方に診療を終えて、今日は腎症の勉強会、最近では境界型も含めると大人の5人に一人近くにまで糖尿病が忍び寄ってきました。この糖尿病はいつの間にか気が付くと腎不全、透析治療を受ける人も多くなっているのです。今日の講師は千葉東病院の西村先生、腎疾患と糖尿病で評判の名医。
これはそんな患者さんの詳しい病態を調べるために腹部から針を刺して組織を取って調べます。右側の糖尿病の腎臓は細い動脈硬化症が進行して
紫色に染まる組織が増えています。
わかりやすく実際のケースを踏まえて説明をしてくれて、また習志野市医師会の先生からの質問の嵐に一つ一つそれは丁寧にお答えいただき、西村先生のお人柄を感じさせられました。こうした病診連携の会を医師会では毎月のように行っています。
話は変わって今年はこのチャコウラナメクジの当たり年、可愛いでしょう。陸に住む巻貝で進化の過程で甲羅を失ってきました。彼は実はヨーロッパ産でイベリア半島から40年ほど前に日本にわたってきました。
すぐそばで蔓を梅雨空に向かって伸ばしているのは、キウイの若葉・・・。マタタビ科に属している雌雄異株のこのキウイはオスとメスの木を植えれば秋には枝もたわわにビタミンCとクロレラも豊富な実を付けて、我が家も時々おすそ分けを頂きます。習志野のキウイもなかなかどうして、美味しいものですよ。
昨日は梅雨空の下、千葉市美術館に山下清展を見に出かけました。彼は市川市八幡の学園に居て、そこから抜け出して日本全国津々浦々を歩いて旅して、素晴らしい作品を残しました。その作品の多さと、鑑賞に来た人の多さには驚かされました。
入り口わきにはクリスタルのオブジェ・・・、光に輝き梅雨の重たい空気もここではひときわ輝いて、明るい明日を思わせて元気を頂きました。
皆さんはお休みの日は何をされていますか、心の安らぎを求めて私は東奔西走・・・。
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