今日は久しぶりに金○さんに自宅を訪問しました。いつものように灰皿を見ると、今日は6本と少なめ、『あれ、今日はずいぶん我慢しているの?』と私が聴きますと、金○さんは『おう、タバコを吸わないとどうも体の調子が悪くていけねー』
息子さんはニコチン8、金○さんはニコチン1で我慢しています。肺気腫があるので我慢しなくてはいけませんが、すべてを我慢ばかりしていては生きている意味がありません。楽しく生きなければ人生なんて・・・、と教えてくれる金○さんにはいつも、話をしているだけで楽しくなります。
庭にはスペイン・ポルトガル原産の水仙、ナルキッソという名の自分に惚れた少年の生まれ変わり、花言葉は『自己愛』
そして傍らには地中海東岸はイランやトルコ原産のヒヤシンスの可憐な花・・・、こちらの花言葉は『悲しみを超えた愛』、同性愛者のヒュアキントスが命を落として流した血から生まれた花・・・、
そして昼医師会館へ向かうと、桜のアーチに迎えられ、
駐車場の向こうにはやはり大きな桜の木が空をおおう様に艶やかなピンクの花弁を咲かせていました。
夜は急いで勉強会、今日は習志野脳卒中懇話会の日です。千葉脳神経外科の和久井先生に忙しい中いらしていただき、脳卒中の勉強をしました。
先生は私より3級下ですが、大きな病院の責任者として診断と治療に忙しく、実によく頑張っている方です。
最初に病院紹介、外来診察室の風景・・・、
ワンチャンバー(一人乗り)の高気圧酸素療法の機械です。脳こうそくで脳内の組織が酸素欠乏症からダメージが強まった時に、組織に酸素を供給して、その回復を測る器械です。
めまいは日常でよくみられる症状です。多くは耳の奥にある内耳という部位の障害が原因で起きますが、このように小脳の血管障害でも起きてくるので注意が必要です。
今日も手前から、袖ケ浦で内科小児科診療の田中先生と木村先生、香澄の荒井先生、大久保で眼科診療の青木先生。
手前から谷津で内科小児科の蒔田(隆)先生、大久保で消化器科、外科の古川先生、花咲で内科診療の村井先生です。
皆さん遅くまでディスカッション、夜も更けるまでお話をして明日の診療に生かします。習志野市医師会は勉強熱心な先生が多いのが特徴です。
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