最初は放射線(β線)の測定実習です。手前の器械がシンチレーション式サーベイメーターというβ線を測る器械、今回の震災で大活躍。そして奥のスティック型が簡易放射線測定器です。ペットボトルの中の福島県の土をサンプルにして測定・・・、0.4μシーベルトと千葉県の20倍の放射線でした。
これは同様に簡易式放射線測定器です。0.2μシーベルトを針は指しています。
この素敵なフォームの機械は『アスマン通風乾湿計』という湿度を測定する器械。ドラムの上にあるネジをくるくる回すと、ドラムの隙間から室内の空気を吸い込み始めます。下に伸びている乾球温度と湿球温度から湿度をはかる事ができます。
これは積分騒音計です。工場内の騒音を測定し、長く働いても耳の聴こえが悪くなることのないよう、工場内の騒音を監視します。
これは室内のホコリを見逃さない、またお隣の国からやってくるPM2.5などの粒子を測定して、皆さんの呼吸器を様々な病気から守ります。粒子の大きさは4μm以下に小さくなると気管支の奥深く吸い込まれて塵肺などの病気を引き起こします。
これはガス採取器と言ってその先に検知管を付けて化学物質の汚れを簡単に調べることができる器械です。私はアルコール濃度を調べました。
梅雨に入って様々な生き物が姿を現して、にぎやかさを増してきました。これはカゲロウです。はかない命の代名詞のように言われています。
そして最近減ってきたカタツムリ・・・、
もっと減ってきた茶甲羅ナメクジです。これはカタツムリの殻が進化の過程で退化して背中にわずかの甲羅が少し残っているだけになっています。産業医活動はこのような研修会を通して学んでいるからこそできるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿