2014年8月29日金曜日

習志野市在宅多職種連携会議に参加して

 今日も診療を終えてから、医師会館別館で急ぎました。今日で平日は7日間連続の出動になりました。そして、今日も司会は谷津で内科小児科診療にあたる蒔田隆先生。
 薬剤師会からは会長で習志野市のご意見番の櫛方先生も駆けつけてくださいました。最近、訪問薬剤師としての社会のニーズが増してきています。
 在宅医療のアンケートではいつも多いのは、医師との連絡がなかなか取れないのでどうにかしてほしいと。今日は大いに医師に対する苦情の数々をお聴きしようと思いました。
 ケアマネ、ソシアル・ワーカー、医療連携窓口、訪問看護師など種々の職種の方から意見を頂き、議論しました。
 皆さん大勢参加されたのは、在宅に向けて多くの共同がいかに大切であるかを知っているからでしょう。
 皆真剣なまなざしで、居眠りやあくびは全く見られませんでした。
 谷津保健病院の佐藤さんは患者さんの薬剤処方についてのご意見・・・、
 秋津の社会福祉協議会、古田さんは訪問診療と薬剤処方の多寡について述べてくれて、医師による処方薬剤があまり多いと・・・、
 習志野第一病院ソシアルワーカーの中村さんは忙しい中にも今後の院内体制の整備が重要との素晴らしいご意見・・・、
 済生会習志野病院の村田さんは院外との連携と同時に、多忙な中での仕事の協力体制についての意見・・・、皆さんの熱い話し合いの中で時間がたつのも忘れて、気がついたら9時15分になっていました。
 さて今日も難しい問題、①この樹は?
 近くにズームするとこんな実がなっていました。
そして足元の実を割るとこんなに可愛らしい実が出てきて・・・、とてもおいしそうですね。昔はよく食べたようで、〇〇モチというのも有名な食物ですね。習志野市医師会ではどこまでも在宅医療では力を注いでいきます。相談はお近くの習志野市医師会の先生にどうぞ。

2014年8月26日火曜日

8月の災害時医師会無線訓練をしました

 
 葉の上に花が咲き、やがて実がなっているのはミズキ科のハナイカダという樹です。なんて風流な名称でしょう。
 そしてこれは山の沢沿いなどの少し湿気のあるところに自生している玉紫陽花(たまあじさい)・・・、
 開花するとこんなに可愛らしく、しかも誰も見る事の無い山の中でも咲くのですから・・・、ムムッ立派な心がまえ。
 立派と言えばこの方たち、家庭での団らんを今宵も味わうことなく、何やら怪しい人影・・・、
 よく見ると左は津田沼中央総合病院整形外科医の新井先生、今日のチーフを務めて無線訓練をしてます。奥で目を鋭く光らせているのは、習志野第一病院整形外科の鎌田先生、医師会無線のボスに4月からなりました。
 少し離れて発電機が唸り声をあげて・・・、
 ここは市内の某中学校です、市内の至る所に訓練の場を移動して、今後いつ起こるかわからない災害時の無線対応に備えています。
 おっといけない、いきなり発電機が停止・・・、しかしこれは良くある事。発電機もお腹が空いては動けません。ガスボンベを大至急交換しているのは左が大久保の眼科医、青木先生、そして奥は鎌田ボス。
 医師会に途中で戻ると時間は9時を廻って、今日も夕食はおにぎり2個とから揚げ3切れで済ませて・・・、
 背中を向けて無線機にしがみついて頑張っているのは、3月までの無線チームのボス、津田沼で泌尿器科・透析医療の梶本先生。遅くまでご苦労様。
さて、今日の問題。これは何でしょうか。そしてこれが描かれているのはどんな役目の場所でしょうか?ヒント、これまでは美しい香りの花が出てきましたが、これはあまり美しいとは言えない所。習志野市医師会では常に災害に備えて訓練をしております。

2014年8月7日木曜日

今日は産業医としての工場巡視に出かけ、夕方から認知症シンポジウム準備会へ

 早朝の木漏れ日が眩しい小道を歩くと・・・、
 ところどころ木道になっていて、急な勾配があり息が切れてきます。
今日は易しく問題①この実は何でしょうか?果肉は食べられませんが、種の中には白い脂肪分の多い香りが詰まっています。
 やがて空が開けて、頂上にたどり着きました。
 これは節黒仙納(フシグロセンノウ)言う名のナデシコの仲間でしょうか。節のところだけが少し黒い色がついていて、センノウは京都の坊さんの名前だそうです。暗い林に橙色の花を見るたびに、ほっとします。
 これは獅子ウドでしょうか。
 まるでお線香花火のような花の開き方には感心させられますね。
 そしてこれは、時々出てきますサトイモ科の蝮草(まむしぐさ)です。かわいそうな名前がついていますが、私の大好きな植物です。
 さて、今日は産業医巡視の日です。東京湾のすぐ近くにある工場は、今日は台風の影響で風が強く、海には白波が立っていました。
 工場内では転倒事故は重大な怪我につながります。そのため靴底のチェックは怠りません。3本目が消えてきたら交換の基準と決めています。
 8月に入って暑い日が続き、熱中症に注意・・・、水分をいつも飲めるように環境を整えましょう。
 こちらはスポーツドリンクを入れてあります。
 そのすぐ近くに消毒用のエタノールの容器・・・、私のチェックが入りました。疲れてくると何が起こるかわからないことがあります。万一水分を摂ろうと思って隣をひねったらさあ大変。少し話して器械的に、事故はあり得ない環境作りをします。
 緑のテープをしている人は実は中学生の実習できてくれています。
 指導を受けてケーキ作りに携わり、何人かに一人がこんな素晴らしい仕事を選択してくれたなら・・・、幸せな作業が続いています。
 完成したチョコレートケーキです。でもこの工場の製品としては落第・・・、なんて厳しい基準でしょう。そこで問題②なぜこんなに美味しそうなケーキが落第なのでしょうか?
 お昼は短時間で飲み込めるように、今日もビーフカレーに季節の野菜サラダ、ナスの味噌スープ、そしてデザートはベークド・チーズケーキです。
 夕方から認知症シンポジウムの打ち合わせがじまりました。習志野市高齢者支援課の大久保さん、市民のためにいつも頑張ってくれて、縁の下の力持ちです。今日は特別可憐に見えます。
 そしてこちらのお二人は右は佐川君、左は木下さん。エイザイの社員ですが、コマーシャルはいれないで認知症の周知活動に力を貸してくれています。ムムー偉い!!!
こちらは毎日ブログに登場するナンバー1回数を誇る、谷津で内科小児科診療をしている蒔田隆先生。意思の強さとスタミナには私も頭が下がります。習志野市医師会はこのような素晴らしい仲間に支えられているから、素晴らしい活動ができます。困った時にはお近くの習志野市医師会の先生にご相談ください。

第1回在宅医療推進委員会を行いました

 なんて不思議な葉と実なのでしょうか、先日低い山に登りました。蓼科山ではなくもっと低い山で、1200mほどの山です。今日はいきなり問題①これはなんという樹でしょうか?
 問題②さてこの蕾は、なんて美しい乙女の握りこぶしの様・・・、
 そして開くとこんなにまた可愛らしい花が咲きます。これも山に咲いていました。なんという花でしょうか?
 さて、今日は診療を終えてキャラバン・サライへ急ぎました。習志野市における在宅医療、介護保険の先人、人格者の大久保で外科内科診療の古川喜一郎先生。
 そして、実籾で小児科内科の赤松先生、何事にも一生懸命に取り組む姿は私たちの医師会の誇りであり、遠い目標です。
 お隣で熱弁をふるうのは、谷津で循環器内科診療の中村先生、訪問診療にも力を入れています。
 そしてこちらはご存じ、谷津で内科小児科の蒔田隆先生、在宅診療にいま最も必要なのは、皆で連携を組み支えあいながらの終末期医療を頑張ろうとの熱血漢・・・、
 大久保で眼科診療の青木隆先生は専門は異なるも、何事にも全力投球のホープ。
 今回は看取りの診療、旅立つ人への医師との共同作業のアドバイザーとして千葉大学医療連携部より竹内先生に来ていただきました。先生は真言宗派の僧職でもある立派な方です。
 さあ、これからは生き抜くためにはこれも必要。何やら怪しい動きをする足元を見ると、ムシヒキアブがカナブンにおんぶされていました。
 しかし次の瞬間、よく見るとムシヒキアブの口先がカナブンの甲羅の合間から体内に差し込まれているではないですか。いや、仰天びっくり!!!
 時間にして約8時間経過・・・、いつの間にかムシヒキアブは飛び去って、残されたカナブンを拾ってみたところ、なんて軽いのでしょうか!?カナブンの体液や内臓はすべてアブに吸い取られて、ミイラになっていました。カナブンの終末期を見ました。
さて、これはミンミンゼミです。セミの雄と雌は分かりますか。そこで問題③オスでしょうか、メスでしょうか。