2015年5月26日火曜日

ヘリコバクターピロリと酸関連疾患の講演会に出席

 今日は診療では骨が弱くなる病気・・・骨粗しょう症の方がいました。そして、最近ではこの様な一風変わった注射が登場してきました。半年に1回うつことで、骨が壊れるところを防いでくれる薬剤です。
 そしてこれはすでに変形性関節症で膝が痛む方への、関節へ注射するヒアルロン酸のお薬です。良くある質問ではヒアルロン酸やコンドロイチンを飲むと効きますか?これらの薬では飲む薬は医薬品としては認可されていませんよと説明しています。
 さて、今日も診療を終えると講演会。最初はヘリコバクターピロリの除菌のお話し。
 習志野市奏の杜で開業された消化器内科医の尾高先生・・・、
 ピロリ菌に関係している胃がんによる死亡は減っていません。除菌で将来の胃がん死亡を減らしましょうとお話し。
 次は消化器内科の泰斗、埼玉医科大学の屋嘉比康治先生です。
 脳と胃腸は常に関係していて、脳から胃腸へ、そして胃腸から脳へと逆に命令が伝達されることもあります。
 機能性胃腸症はFDと言われており、体の失調に心が関連している病気の一つです。
 グレリンという胃の壁から分泌されるホルモンが、食欲を増して、人を幸せな気持ちにさせてくれます。
 会場では皆さん一生懸命に聴き入っていました。
 こちらの列も、皆真剣なまなざしでした。
 さて、質問①、梅雨が近づいてくると咲き始めるこの花は何でしょうか?
カンターン、『紫陽花(あじさい)でしょ!』はブーブーブーです。ヒントは〇〇て〇りです。

2015年5月24日日曜日

トレッキングクラブで金時山歩き

 今日は雨の予報、それでも皆で計画した山登りの日、箱根まで出かけていきました。まだ眠たそうですが、皆さん元気です。
 まず、ふもとにある金時神社をお参りして、今日一日の安全を祈念しました。
 すぐ横には巨大な鉞(まさかり)が・・・、そうですここは金時さんが幼少のころに熊と遊んで力比べをしたところなのです。
 しばらく急な山道を登っていきます。
 しばらく歩くと、巨大な岩・・・金時手毬(てまり)石、力自慢の金時さんがこの岩を手毬代わりに遊んだとの伝説の岩。
 そして二つに割れた金時宿り石です。木を岩のわきの添えて、お祈りをします。
 徐々に勾配を増して急登に入ります。
 やがて南西の山並みの仙石原の向こうに白い噴煙が勢いよく吹き上げていました。大涌谷の噴火の水蒸気です。
 山ツツジや、
 可憐な花を眺めながら、頂上に着きました。
 すると一人の演奏家が大涌谷の水蒸気を背景に、素敵なソプラノサックスを吹いていました。
 ズームアップすると第一病院の中村先生でした。山々にこだまして神秘的なリズムを奏でていました。
 雪を頂いた富士山を背景に金時山頂上での記念写真。
 そのとき金時さんが現れてカマを持ち力強く振り回し、何の罪もない民を脅かしていました。
さて、下山途中で不思議な巻き物を発見・・・、葉をきれいにちまきのように巻いてあります。物知りの中村先生にお聴きしたところ、ゾウムシに似た昆虫の仲間のオトシブミが中に卵を産み落とし、葉っぱの中でタマゴから孵化した幼虫がその葉を食べて育ちやがてさなぎになります。自然の中には驚きの事が多くあります。
さて、明日からまた習志野市医師会の仕事がはじまります。

2015年5月20日水曜日

習志野市医師会学術講演会に出席

 今日は診療を終えると講演会へと急ぎました。日本中の外科医の中でも多忙を極めている先生・・・、
 座長は谷津保健病院循環器内科の須藤先生、
 大動脈りゅうや下肢の静脈瘤の治療のお話し・・・、
 大木教授は我が国における血管外科学の第一人者です。そしてお若いけれど慈恵会医科大学外科の統括責任者。
 ウイリアム・オスラーの名言・・・、『ヒトは血管とともに老いる』。すなわちすべてのヒトは糖尿病などの血管の老化から老いが始まります。
 慈恵会医科大学病院の血管外科治療手術室は、このようなレントゲン透視がいつでもできるように設計されています。
 私たち医師が正面に向き合って治療をする病気は、結核などの感染症からがんなどの悪性疾患、そして今まさに生活習慣病の終着駅、血管病を相手にしています。
 遠くから質問をしているのは済生会習志野病院外科医の山本先生・・・、私の同級生で、知り合ってから45年くらいになります。
サテライト・クリニックの銀座七丁目クリニックでは下肢の静脈瘤の治療を専門に、日帰り手術をしています。皆さん、ふくらはぎの血管がぼこぼこしていませんか。もし怪しければお近くの習志野市医師会の先生に診察を受けてから、銀座まで出かけてみませんか。

2015年5月17日日曜日

日曜日でもボランティアがおおぜい参加して、認知症カフェでお茶を飲みました

 庭の片隅にひときわ明るさを放っている花が咲きました。毎年5月になると開く花・・・、
 
 カラーです。サトイモ科の花で江戸時代にオランダより入ってきたようです。花言葉は『華麗なるおとめ』、そう皆さんのようですね。
 イネ科の植物が野原には今が盛りと白い小さな花を咲かせています。
 探してみるとこんな可愛らしいイネ科の植物がありました。図鑑で調べると明治時代に観賞用として外国から持ち込まれた「コバンソウ(タワラムギ)」、皆さんも探してみてください。
 今日は初夏の日差しが降り注ぐ爽やかな1日・・・、
 認知症カフェ(袖団カフェ)は今回で6回目を迎えることが出来ました。認知症の疑いの方とご家族が色々な職種の方とここに来れば相談ができます。
 藤崎で内科診療の吉岡先生、いつもお優しい口調で患者さんからの訴えを良く聴いてくださる、まごごろこもった診療をしています。今日も相談に来たご家族と親身になってお話し・・・、
 便りになるのは袖ヶ浦で薬局を開業している大武先生、在宅診療にも積極的に参加して、袖団カフェには欠かせない先生です。
 グループホームで日頃からきめ細かい認知症の方への介護をしている田邊さん、このカフェの主役の一人・・・、視線の高さを低くして会話をすることで、相談する方も話しやすくなります。
 ボランティアで日曜日の今日もご家族の相談に乗ってくれます。
 すこしずつ皆さんに知れ渡ってきて、大勢の方に利用されるようになりました。
 お仕事をすると、お腹がグー・・・、まずはショウロンポー、
 そしてホタテ貝柱のクリーム煮・・・、
大エビのチリソース・・・、これでまた明日からも力いっぱいに働けます。
問題①、前回の花はイチゴでした。そして今日の花は何の花?
この花が開く前には、こんな可愛らしい蕾(つぼみ)・・・、夏から秋口になると少し甘くてそしてチョッピリ酸っぱいフルーツ、最近食べると口の中がかゆくなる、口腔アレルギーを起こす代表的なフルーツでもあります。