2016年1月26日火曜日

災害無線訓練の夜に

 今日は風が冷たく頬に痛みを感じました、でも空に浮かぶ雲は春の輝き・・・、
 診療を終えて医師会へと行くと、今日の夕食はおにぎり2ケに豚肉の甘辛煮でした。急いで頬張って・・・、
 第7中学の校庭に行くと、もう真っ暗な闇が広がり、遠くに香澄のマンションの灯りが輝き・・・、
 東の空には満月を1日過ぎた立待月が昇ってきました。
 凍えるような夜のとばりの中、怪しげに見えるかもしれませんが、無線訓練の最中、右は習志野市地域災害医療コーディネーターの習志野第一病院救急部の鎌田先生・・・、左は・・・、
 20m離れてボンベを使って発電するエネボーが暗闇の中でゴトゴト動いて働いていました。
 傍らに佇み見守る男性・・・、今日の訓練では怪我をした運び込まれた傷病者のトリアージ役、袖ケ浦で内科小児科診療の木村先生でした。
 そして先ほどの女性は健康支援課の塙さん、有言実行のこの人は医師会の先生方からも絶大なる信頼を置かれています。でも、膝に毛布を掛けて、寒さの中で震えていました。
そしてお隣には木村先生が無線交信、とても暖かそうな帽子をかぶり、エスキモースタイルで頑張ってくれました。皆さま、寒さの中お疲れ様でした、風邪を召されぬように。

2016年1月23日土曜日

メディカルコントロールという言葉をご存知ですか?

 今日は昼になっても気温は上がらず寒い1日・・・、
 診療を終えると八千代市の市民会館に車で飛ばし・・・、
 エントランスのバラの花が、曇り空の下でも輝いて見えたので、ついパシャリ・・・、
 今日はメディカルコントロール(MC)協議会、船橋市・鎌ヶ谷市・八千代市と私たちの習志野市の4市で救急患者さんの搬送と病院への受け入れに関して、問題はお起きていないのか、スピーディーに収容されているのか、救急隊と医師が同じ目線で討議する会です。
 船橋市立医療センター救命救急センターの水島先生・・・、
 副センター長として外傷患者の治療に中心・・・、
 暗闇の中から質問者、よく見ると習志野第一病院整形外科医で救急部責任者の鎌田先生でした。
 休みを挟んで第2部は4市の救急隊からの事例報告とディスカッション。東京女子医科大学八千代医療センター救急部の貞廣もコメンテーターとして参加してくれました。
 どれも困難な救急搬送事例です。
 船橋市からは・・・、
 習志野市から谷津消防署の櫻井さんが・・・、
 約4年前から始まった日本医科大学北総病院救命センターが行っているラピッドカー、夜はドクターヘリが飛べないため、地域の救急車と病院から出発するドクターが乗っている搬送車がその中間点近くでドッキングしていち早く医師の治療を行ないます。
 鎌ヶ谷市からは多重衝突による多数のけが人発生・・・、
周囲に危険はないか、ガソリンが漏れて引火の危険、さらに車が突っ込んでこないか、多くの確認の末に搬送します。皆さんMCの意味が分かりましたか。

2016年1月22日金曜日

津田沼中央総合病院医療連携フォーラムに参加しました

 
 今日は午後の診療が少し時間オーバー、まだインフルエンザにかかった方はそれほど多くないのですが・・・
 ここはJR津田沼駅近くの津田沼中央総合病院です。
 西田院長の司会の後、内科の須田先生から肺炎を繰り返す患者さんの報告、実は加湿器にその原因、カビによる過敏性肺臓炎でした。
 外科副院長の河村先生は腹腔鏡視下手術の名人、大腸がんを出血量20.0mlで終わらせてしまいます。
 しかしがんを治療するのは医師だけではありません。臨床心理士や癌性疼痛看護認定看護師という素晴らしい職種の方にも助けてもらいます。
 背を向けているのは津田沼駅前、モリシアにあるみつかリウマチクリニックの三束先生です。
 脳外科医で副院長の砂田先生から、認知症患者に起きた慢性硬膜下血腫の報告、アルツハイマー型認知症はどんなに進行が早くても年単位、それに対して数日単位で認知機能が悪化するのはこの血腫・・・、
 高齢者が転倒したり強く頭をぶつけた後は2か月くらいは注意が必要です。
 感染防御ナースの柳澤さん、院内感染を徹底して防ぐため、実に半年間の厳しい研修を受けてきました。院内感染が起きた時、その病院の体制は大きく揺らいでしまいます。柳澤さんのような縁の下の力持ちがいるから、安心して診療に打ち込めます。
 院内感染を最初に報告した本です。
 さて、ここからは綺麗な花・・・、
 私の好きなカトレア・・・、こんな美しさを備えた女性にもお会いしたいと思っています。
 外はプラタナスの葉を落とす、木枯らしが吹いていますが・・・、
質問①、温室に戻ると温かくて、こんな大きな葉っぱの植物がありました。さて、美味しい果物が実るこの葉は何でしょうか?

2016年1月19日火曜日

谷津消化器ナイトミーティングに参加しました

 今日は診療を終えると谷津保健病院へ一直線・・・、消化器の勉強会では内科の星野先生がご挨拶。たまたま後ろの壁には『消火器』
 宮崎院長はこの習志野の街の医療と検診体制を常に先頭切って走っているパワフルな先生です。
 胃がんと大腸がんの手術後の経過を見ていくのに、谷津保健病院とかかりつけ医との連携体制を考えています。
 消化器内科の安廣先生は・・・、
 EBウイルスという病原体の感染によっておこる伝染性単核症(IM)という病気を症状から治療まで説明してくれました。
 同じく消化器内科の永谷先生は十二指腸に出来た大きなポリープを、お腹を切ることなく内視鏡で治療する技を披露してくださいました。
 代わって外科部長の岩崎先生は直腸がんでかなり病気が進んでからでも、決してあきらめず抗がん剤、放射線治療を駆使しての治療が有効であることを報告してくださいました。
 今日のメインは成田先生、外科の若手で腸閉そくのお話し・・・、
 これまでの経歴を自己紹介、忙しくて遊んでいる時間なんて全くなく、千葉に来たからには幕張の浜でウインドサーフィンをしてみたいと・・・、
 大学での大事な仕事は減り続けている外科医になる医師を誘うこと。
 腸閉そくとは小腸や大腸が何らかの原因で詰まって食べ物が通らなくなりガスでお腹が張る状態。
それでも今では手術だけでなく、様々な治療法で治すことが出来るようになりました。
 さて、これは美しいカトレアの花・・・、
 そして食虫植物のウツボカズラ・・・、
 質問①、大きな樹の周りにぼこぼこしたでっぱりがあります。小さな木ではありません。大きな樹を支える役割があります。さて、この名前は、そして役割とは?
質問②、クリニックのすぐそばのお家の庭にはこんな美しい春を告げる花が咲き誇っています。今年は2週間ばかり早そうです。この花の名前は?
習志野市医師会ではクリニックと病院の医療連携をいつも考えて勉強会を開いています。