2016年6月27日月曜日

平成28年6月26日第9回千葉市医師会ICLS研修会に参加



プレインストラクターとして参加の習志野第一病院整形外科 萩原先生(写真右)
受講生に指導するためBLS講習の準備中
BLSとはBasic Life Support(一次救命処置)の略で、急に倒れて呼吸や心臓がとまった人に対して、現場に居合わせた人(バイスタンダー)が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。

習志野第一病院整形外科 鎌田先生(写真中央)もプレインストラクターとして参加しています。

ICLS研修会の必需品
突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか?この人形を使って学習できます。

電気ショックの説明をしているのはベテランインストラクターの袖ヶ浦消防 田中さん(手前紺のポロシャツ)です。

鎌田先生は受講生に気管挿管の指導中です。

インストラクターの先生方によるICLSのデモ
今まさに電気ショックを行うところです。

津田沼中央総合病院整形外科 新井先生(写真手前左から二人目)は受講生として参加
人形を使って乳児のBLS中です。

本日は34度まで気温が上がり、研修会に参加した先生方はお疲れ様でした、今日の内容を忘れない内に次の研修会に参加しましょう。また、新たに参加したい方はご連絡下さい。
ちなみに写真は沖縄のピーチパインです。握り拳ほどの大きさですが甘くてとても美味しいです。

2016年6月22日水曜日

第40回習志野市循環器勉強会を開催しました

平成28年6月21日(火)

司会進行は谷津で内科・訪問診療をしている蒔田 隆先生

心電図から判読できない三枝病変例を発表している
津田沼で糖尿病専門の徳山竜彦先生

かすみで内科・消化器科・外科診療の堀部和夫先生
自覚症状のない完全房室ブロックの提示
谷津で内科・循環器内科診療の平野智久先生
難しい心電図のケースを発表
心電図の解答は「心房頻拍+心房細動」
千葉県済生会習志野病院 循環器内科 小林 智先生
「失神患者の診かた  -症例を中心に-」のテーマで講演

 では、ここで少し心電図の勉強を・・・



これは正常の心電図波形です。
上の正常波形と比較すると左から3番目までと最後の波形は正常。
では、4番目は?
前の波形との間隔が短いですね。でも波形は正常波形とほぼ同じ。
これは心房(心臓の上の部屋)から出る不整脈で、心房性期外収縮です。
症状は一瞬ドキッとしたり胸がつまるような感じが多いです。
脈を取ると抜ける感じがします。
 
では、これは何でしょうか?
左から4番目の波形がおかしいですね
前後の正常波形と異なり、幅が広いため心室(心臓の下の部屋)から出る不整脈で
心室性期外収縮です。
症状は心房性期外収縮と区別できません。
この心電図は?
各波形の間隔がバラバラですね。
脈を取るとバラバラです。
波形と波形の間の線もノコギリの歯のようにギザギザです。
答えは心房細動です。
治療が必要な不整脈の代表的存在です。
 
長くなりますので、今回はこれまで・・・続きはまたの機会に。


それでは、
これからEPA、DHAを補給します。
 
 




2016年6月17日金曜日

第34回 習志野市病診連携症例検討会(平成28年6月15日)
谷津保健病院 循環器内科 須藤真児先生
座長、お疲れ様でした
千葉県済生会習志野病院 神経内科 上司郁男先生
ミニレクチャー「高齢発症てんかんの診療」
かすみで内科・消化器科・外科診療の堀部和夫先生
貴重な2症例を提示
 
津田沼で糖尿病専門の徳山竜彦先生
症例報告に対して質問

谷津保健病院 消化器内科 星野容子先生
肝膿瘍に対するレクチャー

堀部先生 こんどは質問です

千葉県済生会習志野病院 循環器内科 坂本直哉先生
心室頻拍について

津田沼中央総合病院 外科 河村 裕先生
症例報告とその解説、一人二役でした
外科
千葉県済生会習志野病院 循環器内科 小林 智先生
情報交換の場で乾杯のご挨拶

今は梅雨、外は雨です
恵みの雨になることを期待して・・・

2016年6月15日水曜日

平成28年6月13日 第6回救急災害医療講習会を開催しました
講師は千葉市医師会救急担当理事 なかむら医院 院長 中村 眞人 先生です。


タイトルは{何故、「千葉市を日本のシアトルに!」を始めたのか?}
蒔田先生、小林先生も熱心に聞き入っていました。
しかし、空席があるのが残念です。これを機会に習志野市でもBLS、ICLSを広げていきたいのですが・・・
習志野第一病院整形外科医で救急医療に詳しい鎌田先生。


堀部先生からはいつものように鋭い質問です。

2016年6月8日水曜日

医師会の総会を開催しました

 これはソテツの雄花、ソテツは記念樹として街中のロータリーや学校の入り口に植えてあります。
 そしてこれは呼吸根(気根)と言いまして、この樹が生える沼などの湿地帯には根っこが地面から空中に向かってニョッキリ・・・、驚きですが本物を見たい方は新宿御苑へどうぞ。
 御苑ではありませんが、これは落羽松と言う名の北米原産の古代からある樹木、沼杉とも呼ばれてメタセコイアに似た葉っぱです。
 さて、この報告をします。最終的に7万円を越す募金が集まりました。さらに感激はお礼文を掲示しましたところ、『私も仲間に入れてください。』と80才をとうに越す元気なお姉さんが募金をして下さいました。皆様、本当にありがとうございました。
 裏から見ると3弾目の募金でしたが、こんなに集まりました。
 さて、今日は梅雨の晴れ間・・・、いつもの様に昼休みにも医師会へと向かいました。巨大なクレーンが動いて数年先に完成予定の習志野市役所の庁舎の建築を進めていました。
 なじみ深い旧庁舎・・・、
 そして、一時は伐採する計画もありました大銀杏の樹・・・、秋になるとたわわに銀杏の実を結びます。良かった、良かった切られなくて・・・。
 さて、これから本題・・・、今日は医師会の定時総会の日、下を向いているのは左に議長で秋津で婦人科診療の神崎先生、そして右は副議長、津田沼で内科小児科診療の瀬古先生です。
 司会進行はもう皆ご存知の谷津で内科訪問診療をしている蒔田隆先生。
 最初に私が長年のご協力に感謝を申し述べました。
 今日も医師会では幾つもの問題があがっています。
 会計担当の津田沼モリシアでリウマチ診療の三束先生が、会計報告をして・・・、
 済生会習志野病院外科の山本和夫先生、私が大学入学してからの40年を越す間柄の先生が各理事の先生方のお仕事報告・・・、
 会場からは幾つもの質問が飛び交い、いつになく熱気ムンムンの総会です。
 そして最後に神崎先生が医師会の活動をさらに付け加えて報告・・・、
 そして多くの医師から信頼を得て、新しい会長・副会長や理事の先生方が並んで挨拶・・・、
 そしてやりたい放題自分が好む道をただ歩いてきたのに、こんな素敵な花束まで頂いて恐縮しきりの私です。
 季節の移りは早いもので・・・、こんな中ちゃんもいれば・・・、
 なんて色鮮やかな18の乙女のような美しさ・・・、
 そして今日の質問①、さてこの花はこの樹に咲いているのでしょうか?それとも作り物でしょうか?
 そして質問②、見事な6角形のこの花は何の花でしょうか?
私の大好きな短夜の風物詩です。・・・、さて私のブログは今回で最終号になりました。これまで6年間、460回のブログを見て下さった方に感謝申し上げます。ではさようなら。