習志野市医師会で東北関東大震災の被災地での医療支援を呼びかけました。御覧のように医師会員は4名と非会員の医師3名、看護師2名、義肢装具士1名の計10名の舞台で南三陸町に向かいました。車中泊をして、朝は0℃の寒さの中、皆意気込みも新たにみなぎった気持ちでした。
ビルの上にトラックが止まっていて、ロープで落下しないように繋いでありました。海岸のそばの水産関係の会社から石巻に向けて出るときに襲われたのでしょうか。
海岸線の堤防には無残にも完全に破壊された分厚いコンクリートの塊が転げて、津波破壊力を見せつけていました。
家々は流されて瓦の屋根だけが残り、あれほどまでにきれいな入り江は残骸が積もっていました。
医師会の医師の中には、「こんな無残な光景を報告するなんてやめてくれ。」という医師のいました。果たしてそうでしょうか。
熟視することができないこの残酷な現実をきちんと胸に刻み一生忘れない。そしてこの被災された人たちにどうやって手を差し伸べることができるか、真剣に考えることこそ、私たちに今できる事ではないでしょうか。眼をそむけては何も始まりません。
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