2012年9月18日火曜日

今日は骨粗鬆症の勉強会

 今日は骨粗鬆症の勉強会の日、診療を終えて一目散に会場へと駆けつけました。急速に迫ってきている高齢化に伴い、骨がもろくなる方が急増してきました。
 今日の座長は津田沼駅前でリウマチ科整形外科の診療をしている三束先生です。習志野市医師会の誇る期待の若手、勉学派で音楽家の優しい先生です。
 今日は慈恵会医科大学の整形外科准教授の斉藤先生にいらしていただき、骨粗鬆症の勉強会・・・、骨はこれまで言われていた密度だけでなく骨質が大切との話。
 糖尿病の方は骨密度を測定するとほぼ正常・・・、それなのになぜ骨折するのか?しかもほかの方の1.4倍も多くするようです。それは骨の質に問題がありました。
 代謝の異常から酸化ストレスと言って、組織が老化しやすくなります。このため骨を支えるコラーゲンに異常な悪玉のブリッジが形成されます。
 習志野第一病院の三橋繁先生は整形外科で臨床に携わる立場から、適切な質問。先生の日常臨床に対する真摯(まじめ)な姿勢がうかがわれました。
 会場は立錐の余地もなく聴衆で溢れていました。
 最近お会いした2人の先生、これからの日本の医療をどうするか行動されています。左は谷津保健病院の宮崎院長、そして中央は千葉大学後輩の中田先生、お二人とも私より年下ですが、そのスケールの大きさと頭脳明晰な点でははるか先を歩んでくれそうです。
 ここはつかの間の休みに信州は上田の塩田平を望む景色、遠くの山並みの中央は菅平の峰が眺められました。ここはいにしえの1300年ごろ、鎌倉北条家の親戚が支配していました。
 これは4階建てに見えますが一番下は本当の屋根ではなく、裳階(もこし)と言って、屋根もどき・・・、実際には3重の塔なのです。
 これは塩田平の居城である塩田城の鬼門に位置する前山寺(ぜんざんじ)、3重の塔ですが、未完成のまま現在に至っております。
そして我が家のアイドル犬、疲れるて横になっています。外でライバルワンコの声が聞こえると、女の子なのに男泣きで怒りはじめる不思議なワンコです。

2 件のコメント:

  1. 骨粗しょう症の治療も薬剤の選択の余地が広がってきましたね。どんな生活習慣病にも言える事だと思いますが、若い頃からの食事と運動が予防にもつながりますよね。
    昨日うかがったCOPDの講演会でも、「薬剤だけでは得られる効果も得られず、リハビリテーション(運動、とにかく体を動かすこと)があってこそ、病気の改善は見られる」というお話でした。
    おとといと昨日と二日連続で、八千代市でアーチ型の美しい虹が見えました。先生はご覧になりましたか?

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  2. 会長(香澄)2012年9月20日 22:27

    アーチ形の虹とは素晴らしい!!!きっと近々良いことが何か起こりますよ。その人の体力・年齢に応じてちょっぴり頑張る程度の運動はとても大切ですよね。お散歩を嫌がるようになったお年寄りは、夜ふと目覚めた時に、転倒して骨折することが良くあります。いくつになっても努力することは大切なのだと思っています。

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