今日は千葉市の東のはずれ、すぐ隣は大網市です。日曜日の早朝、誰も居ない千葉市消防学校です。
まだ午前7時過ぎ・・・、でも今日は天気が良くなりそう。浮き浮きして、朝5時前に目覚めて出かけました。
ICLSとは突然の心停止に対する最初の10分間の処置を身に着けるための講習です。責任者の赤石先生が最初に挨拶・・・。AEDは心臓を動かすための道具ではなく、心臓を止める道具ですと。
次に千葉市医師会医療担当理事で私と親しい中村先生がお手伝いに参加したインストラクターに今日の講習の流れを説明、インストラクターの協力が大事であることを話し・・・。
最初はBLS(1次救命処置)での心臓マッサージ、最近では胸骨圧迫法と呼びます。100回/分心臓の上の圧迫を繰り返し・・・、
2回呼吸を吹き込みます。マウスーマウスではなくポケットマスクを使いますので、様々な感染症にはかかりません。
次に待っていたのは気管内挿管と言って、呼吸が停まっている人の気管に細いチューブを入れます。手前で喉仏を押してお手伝いしているのはインストラクターです。
アレ―大変です、訓練があまりに厳しくて、突然の不整脈で倒れています?心配ありません、素晴らしい演技で演じているのは、協力してくれる千葉市消防隊のメンバーです。
この様な時にどう行動するか、白衣を着ているのは千葉市の神田先生、そして左のブルーのダウンは朱先生、救急蘇生のインストラクターです。
参加者は医師、薬剤師、看護師など様々な職種、役割分担を決めて胸骨圧迫を繰り返す人、心電図モニターを見て皆に指示を発する人・・・、多くの役割が一緒になって初めて死んでしまう人が蘇ります。
参加者とインストラクターが入り乱れてチャックをしながら救急蘇生に明け暮れた1日、終わって時計を見ると午後6時をすでにまわって・・・、外は闇の中。
日曜に朝早くから遅くまで、本当にお疲れ様です。
返信削除救急の現場では、一刻を争うことばかりなので、少しでも多くの医療関係者の方々が、色々な技術と知識を持たれていることが、我々一般人の日々の安心につながります。
本当にありがとうございます!
日曜日で7日間連続出動でしたので、いささか鉄人にも疲労の影が見えてきました。明日は一休みして、明後日からまた活動します。でも、救急活動はいつ起こるかわかりませんし、常に磨きが必要なスキルですね、あと大切なのは行動を起こすことですね。
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