2015年9月30日水曜日

今日は昼休みに工場へ安全衛生委員会に出席しました

 
雨が多かった9月も今日で終わり、最後の今日はとても爽やかな日でしたね。空には高く白い羊雲が浮かんでいました。
 今日はお昼を飲み込んでまた会議に、今日も10分遅刻してしまいました。
 工場のどこに危険が潜んでいるのか、巡視と言って工場内の作業を見て回り、チェックをして報告するのがこの安全衛生委員会の役割です。
 そしていつも問題になるのは働きすぎて疲れてうつ病になったり、作業中に事故を起こしやすくなったりしないよう、働く時間のオーバーは40時間以内に抑えましょう。
 工場内での事故の中でも転倒事故はとても多く、そして大けがになることもあります。そのため靴底のチェックを常に行う必要があります。
 委員の皆は昼ご飯を食べた後のウトウトしやすい時間にもかかわらず、誰一人として鼻ぶく提灯を膨らませてうたた寝をする者はいません。
 今度採用する滑らない靴です。
 靴底の溝が一方向ではなく、多方向に刻んであるので、動きによってどの方向でも滑りにくいのですね。
 秋の花粉シーズン、これはセイタカアワダチソウです。
 そして質問①、江戸時代に入ってきたこの花、原産国はどちらでしょうか?㋐イタリア㋑南アジア㋒オセアニア㋓中央アフリカ
 質問②、この花はある医薬品の成分を含んでいます。それは次のどれでしょうか?㋐抗生物質㋑睡眠剤㋒下剤㋓胃痛の薬
質問③、この花の名前はずばり?㋐赤ナス㋑朝鮮朝顔㋒商船昼顔㋓キダチ朝鮮朝顔㋔エンジェル・トランペット・・・、最後の問題は答えは必ずしも一つではありません、どうです難問でしょう。医師会では働く人たちの味方、産業医活動を通して社会貢献に務めています。

2015年9月29日火曜日

今日は近くの学校へ衛生委員会に出席しました

 昼休みくらいゆっくりとランチをして、コックリと昼寝をしたいですね。でも今日も食事を飲み込み直ぐに習志野市秋津へ・・・、ここは習志野市内でも有数の高齢化率の多いマンションが立ち並びます。
 高齢化率30%、2025年には40%と超高齢化を迎えるこの地域の隣に、津〇沼高校があります。
 爽やかな秋の風が流れ、頭上には秋の天高く雲が漂い・・・、
 今日も遅刻5分です、このところ会議にも遅刻が目立っています。『すみません。』
 お昼休みの行程では生徒がサッカーに興じていました。
 広いグランドの向こうには谷津干潟が広がっている、市内でもゆったりした空気が流れる地域です。
 さて、ここは校舎をつなぐ渡り廊下、足を滑らせることのないように滑り止めのテープがきちんと貼ってあります。
 生徒の多くは自転車通学、そしてこれから秋を経て冬を迎えれば、下校時間には自転車が溢れ、暗い道では接触事故も起きかねません。ここに灯りをつける工事をしようかと検討・・・、出も予算が乏しいのでどうしましょうか。
 樋が壊れた垂れ下がり、うっかりすると生徒の頭上に落ちてきます。この古くなって錆びた樋は撤去することにしました。この様に、衛生委員会でも教職員だけでなく生徒の安全管理に努めています。
 さて、最近多い紫カラーの朝顔です。
 朝顔の俳句の季語は秋です。したがって、花数は減ってきても、まだまだ楽しめます。
 そして例年と比較して2週間早く、この花の登場です。
馥郁(ふくいく)たるこの香りに魅せられて、毎年10月1日が待ち遠しい思いでしたが、今年は少し早目です。そこで質問①、この花の名は?

2015年9月27日日曜日

習志野市総合防災訓練に参加しました

 お彼岸が近づくと毎年同じところに一斉にパアーと咲き始める彼岸花・・・、1週間前に市役所旧庁舎南に位置する鷺沼城址公園でパシャリしました。
 そしてその頃山ではもうススキの穂が秋風にたなびき・・・、
 紅葉の頂上では紅葉が始まってきて、高い秋の空に映えていました。
 今日は防災訓練の日・・・、午前9時ちょうどに気合の入った防災対策監の大声が防災無線放送で市内に流れました。早速テーブル下に潜り込んで自らの体を怪我から守るシェイクアウト訓練をしました。
 そして道路はところどころがひび割れしてとても車では動きが取れないので(訓練です)、マウンテン・バイクで医師会ヘルメットをかぶって、ベストを着て、グッズを詰めたリュックを背負っていざ出陣!!!
 右に立っている保健福祉部の眞殿部長が災害医療本部の指揮権を発動し・・・、
 健康支援課の塙さんが医師会との調整役として連絡を密にしています。このヘルメットのかぶり方はオシャレを意識して不合格ですね。
 右から習志野第一病院の鎌田先生、そして中央は済生会習志野病院の白石先生、お二人が習志野市の災害医療コーディネーターとして各救護所や避難所からの傷病者の報告を受け、病院の受け入れ調整をして、時には千葉県庁との連絡をする、災害時のトップのお仕事を司っています。
 また、今回初めての試み。習志野市内に住むアマチュア無線の達人を多数お呼びして、救護所の被災状況や重症者の状況の把握と連絡をして頂きました。
 アンテナの設置でご苦労されているところ・・・、窓際にポールをたてて2種類のアンテナを設置しています。
 ここは医療対策本部のため、各救護所から入ってきた情報を次から次へと付箋に書いて、ホワイトボードに書き写します。
 災害時と言えども字が下手なヒト、乱筆なヒトはこの仕事は勤まりません。健康支援課の中村(斉)さんが丁寧に分り易く、時系列で見事に書き上げました。
 その頃、鷺沼津田沼地区の災害医療を担当している保健会館別館では藤崎で内科診療の吉岡先生が無線係をつとめ、薬剤師の塩田さんが補助をしてくれました。隊長の池崎先生は泰然としていました。
 午後2時近くにようやく帰宅・・・、昨日茹でた栗を早速食べてみました。大きいのは買った栗、そして小さいのは拾った山栗・・・、
大きさはクリップを置いたので分り易いですね。これほど違いますが、小さい山栗は味が濃くてとても美味でした。ただし、中身を出すのが億劫でしたね。習志野市医師会では災害医療対策を常に考慮して訓練を重ねています。そしていざという時には市民の方を守るために、身を粉にして頑張ります。

2015年9月26日土曜日

第3回習志野市認知症シンポジウム開催しました

 秋も少しずつ駆け足でやってきて、ドングリも強い風に吹かれて、帽子をかぶったままで地面に落ちて・・・、
 こちらは山栗、指の先ほどの大きさですね。
 いや、指の太さと比べても、もっと小さいですね。でも、これが美味しいのですよ。
 こちらには昨夜からの雨に打たれたカタツムリ・・・、最近なぜか虫やその他の小さな生き物が減ってきたような感じがしませんか。
 こちらはカタツムリが進化して殻が背中に小さく残っている、茶甲羅ナメクジです。なんて可愛らしいのでしょうね。
 これは先ほどの山栗が、まだイガに入ったままのパシャリです。
 さて、今日は診療を終えて一目散、大久保駅南にある習志野市市民会館に駆けつけました。
 習志野市の若きリーダー、宮本市長も駆けつけて下さいました。
 今年初めての試み、認知症落語を企画しました。可女次(カメジ)さんは小笠原で亀の生態を研究したことがあるとやら・・・、来年には真打になる実力者です。
 認知症を少し患っていても、楽しく二人で生活していく高齢の夫婦のお話し、笑いの中にもほのぼのとした人類愛を感じました。パチパチ。
 そしてシンポジストの1番手は済生会習志野病院神経内科の上司(かみつかさ)先生、アルツハイマー病かなと思って病院を訪ねた時には、このような検査をしますとのお話に、なるほど良く分かったとの声もしきり。
 これだけの検査の中でどこまでをするかは医師の裁量と考え方なのです。皆がすべての検査を希望しても、医療費が破綻します。
 脳の中には認知症の症状が現れる20年以上前からアミロイドβと言うカスが溜まり始めています。ところがそのカスが溜まっているヒトでも発症しない人もいるし、溜まっていないヒトでも病気になる人もいますから、認知症は複雑な病気ですね。
 シンポジスト2番手は津田沼・鷺沼高齢者相談センターの川村さん、認知症を疑ったなら、まず私たちのところへ足を運んでくださいと・・・。
 そして、医師や介護士だけでなく街中のみんなで手を合わせてこの認知症の対応に取り組みましょうとの強いメッセージ。
 3番手の藤原さんはマイホーム習志野のケアマネージャーです。認知症の方のご家族は精神的にかなり疲れています。時には施設を頼ってくることも考えてくださいとのアドバイス。
 住み慣れた街でいつまでも暮らしていきましょうと。
 シンポジストの最後は認知症人と家族の会世話人の花井さんです。
 花井さんは最愛のご主人様が認知症を発症した戸惑い、そしてすぐそばに寄り添ってやって挙げたこと、してもらったことを通じて認知症のが家族にとって必要なメッセージを語ってくださいました。熱く心の奥にしみわたりました。
そして基調講演をメモリークリニックお茶の水の朝田隆院長にお願いしました。
 先生が最も強調したことは、デュアル・タスク(二重課題)、わかり易く言うとナガラ運動です。腰をフリフリしながら両手を頭の上にあげてリズム良く音をたてて鳴らす事もその一つです。
 会場は立錐の余地もないくらい皆さんの熱気であふれていました。
 前から見ると、少し空席がありました。小学生の頃から一番前の席はイヤでしたね。
会を終えて外に出ると、大久保駅前の市民会館は夕暮れの優しい空気に包まれていました。認知症の方は記憶は薄れても、楽しい嫌だの感情はずっと残ります。皆さん、優しさを持って接しましょうね。