2015年9月16日水曜日

漢方で病を癒す~今日も勉強会に出席~

 今日は午後の診療を終えるとまたもやラピッドスタート・・・、司会は谷津保健病院循環器内科の須藤先生。
 更年期障害と冷え性を漢方薬を使って緩和する。
 千葉大学和漢診療学の並木先生に来ていただき講演会・・・、
 千葉大学はかなり昔から漢方を学ぶ東洋医学研究会と言う伝統のあるクラブがありました。
 遡ること70年以上昔、千葉医科大学の時代に研究会が発足しました。
 『気』『血』『水』という概念があり、『気』は炊き立てのご飯から昇ってくる香ばしい香りの湯気・・・、気持ちがこもっています。
 女性の体は複雑な神経系とホルモンによってコントロールされており、いったん狂うと大変です。
お臍の下が貼っていて押すと痛むのは、そこに血が漂っているからです。
 さて、これは並木先生が漢方の力を食事のメニューに生かした試みです。
 千葉大学附属病院のレストランには気のメニューが多く含まれていて、365日無休で食べられますので、お近くにお寄りの際にはどうぞ召し上がってください。
会場は皆夜の深けるのも忘れて、一生懸命聴き入って活発な質疑応答。遠くで立って質問をしているのは実籾で小児科内科の赤松先生です。皆さまは猛勉強の話は聞き飽きたでしょうか。次回は少し遊びの話、夜遊びの話にしましょうか。

2 件のコメント:

  1. 漢方は特に女性に人気ですね。
    東洋独自の医学で、なんだか神秘的にさえ感じられます。
    気と血と水、本質を捉えた医学なのですね。

    連日のように遅くまで、お疲れ様でした。

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  2. 東洋医学は診断法が西洋医学と異なり、いわゆる不定愁訴ですら患者さんからの大切な医療情報として捉えています。何でも良く聴き、患者さんの立場に一歩踏み込んで医療をするようですね。

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