白露が近づくにつれて、こんなものが足元に・・・、
どうですか、美味しそうですね。でも毒キノコなら大変、唾液が止まらなくなって、アトロピンという注射薬のお世話になるかもしれません。
さて、今日は午前の診療を終えるや、直ぐに飛び出して災害訓練を見てきました。このテーブルは千葉県統括DMATを中心に、いざという時の指示命令系統の中枢になります。
この県庁5階の大会議室では小児の救急チームも参加して、災害時の新生児や乳幼児救急の中心となります。
県の薬務課と薬剤師会が中核となって、地域の薬剤不足には緊急対応で頑張ります。ホワイトボードにはスズケンやメディセオの文字も書かれています。
今回の統括DMATを務めるのは千葉県救急医療センターの嶋村先生、以前にエマルゴ・トレーニングで習志野市医師会にも来てくれた先生です。
逐次、様々な部署からの報告を行います。
この先生に見覚えがありませんか。3月まで習志野健康福祉センターのセンター長をして下さった新先生です。現在は県庁の医療本部で中核を担って活躍しています。
背中を向けて通信中は千葉大学救急部の渡邊先生、先日習志野市の救急講演会でお話をしてくれました。
さて、指令室ではこの様な千葉県全域の地図と各地の状況が分るようなマップを投影しています。
私たちが暮らす習志野市でも、地域からの連絡や防災ヘリからの情報で液状化した地域がこのマップ上に示されています。緑の地域はすべて液状化、救急搬送は車では無理な地域です。
そしてこの手は私の大きな手・・・、スマートフォンにはこのマップをインストールして、今現在防災ヘリがどこを飛んでいるのか、救急車はどこで患者搬送をしているかが分ります。それはすべてのヘリや車両に衛星を利用したインターネットで結ばれているからです。
このチームは精神神経科です。災害時には弱者がきちんと守られなければいけません。
ここが千葉県庁です。
そして県庁の案内板の5階大会議室が大災害時の中枢になります。
でも、チーバ君は落ち着いて玄関の方を見てニッコリ?
お忙しい1日、お疲れ様でした。
返信削除いつ災害が起こってもおかしくありません。
先生方をはじめ、様々な部署の方々が連携を取ってくださっていることが、とても心強く感じられます。
我々も、自分でできることは、率先して行いたいものです。
最後のチーバくんに、ホッコリしました☆
実際に明日大震災が起きた時には、この大会議室に多くのチームが集まって千葉県全域への指令を飛ばします。その時にJAXAの通信衛星を使ったインターネット回線で救急搬送中の車の流れを皆が同時に認識できるとは驚きでしたね。
削除科学技術の発展により、どんどん便利になっていきますね。
返信削除緊急事態の際に、リアルタイムで情報共有ができるよう、様々な方面からのサポート体制が整っているんですね。
ところでキノコですがとても美味しそうですね。
素人のわたしには毒キノコか食べられるキノコか判別ができませんので、いくら美味しそうなキノコでも我慢ですね。
JAXAという組織は国家と契約して宇宙衛星を経由した高速インターネット回線を利用して、地上での液状化や津波による被災状況をリアルタイムで教えてくれます。素晴らしい組織ですね。
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