たまの日曜日には息抜き、信濃路を歩きました

 早起きをしてバスに揺られて清里まで行きました。西には八ヶ岳連峰が迫ってきて、最高峰は赤岳で2899ｍの標高です。

 そして南には南アルプスの名峰が朝日に輝いてその雄姿を見せてくれました。

 唯一落葉するという落葉松（からまつ）の林を歩いて行きます。

 枝が上に向いている樹もあれば、下に向いている樹もあります。金色色に輝いて、半分くらい葉が落ちています。

 足元には熊笹の群生、こちらは鮮やかな緑を保ち、その足元には霜柱が立っていました。

 私の大好きな草、サトイモ科のマムシグサです。秋になるとこの様な実をならせてくれます。

 どうですか、可愛いですね。この草は関東地方には広く見られ、以前には佐倉市の美術館の庭にもひっそりと生えていました。皆さんも探してみてくださいね。

 そしてここにも私が大好きな夏を迎える頃に咲き乱れるマツムシソウです。マツムシや鈴虫が鳴く頃に咲くのでこの名前があります。

 右手の奥の山が今回目的の飯盛山（めしもりやま）、お椀にご飯を盛ったような姿からこの名前があります。頂上からは南アルプスや八ヶ岳連峰だけでなく、浅間山や遠く新潟県の妙高まで見えました。もちろん南西には富士山の雄姿がありました。

 たのしいお昼ご飯、日差しの下、語らいながら食べているときは皆さん至上の喜びのようです。左奥で何やら集まっています。

 習志野第一病院整形外科で副院長の中村先生が山頂でお汁粉屋さんに変身・・・、温かくてほんのり甘く芯まで体が温まりました。

 これは落葉松の落葉です。この上を歩くとまるでフカフカした絨毯のようです。

 ふもとを日本の鉄道路線で最高峰の野辺山に近づくと、パラボラアンテナの姿が見えてきました。

 最大は直径45ｍという巨大なもので、ビックバンから計り知れないスピードで広がっている意中を観測しています。その距離は最大3.000億光年、太陽の光が地上に到達するのは、8分19秒ですから、その距離が分りますね・・・、いや大きすぎてわかりませんね。

今日の質問①、この白いたばは何でしょうか？ヒントは後ろには草野原、そして秋が過ぎると長い冬が始まります。毎日、昼に夜に忙しい習志野市医師会の仲間たちも、たまの日曜日には息抜き、そして明日からまたリフレッシュした後で仕事に頑張ります。