2012年3月14日水曜日

秋津地域ケア会議は今日で23回を迎えました

春らしい眩い日差しの中、今日はいつものようにお昼ご飯を飲み込んで、秋津にある総合福祉センターに出かけました。地域のケア会議は開催時間が1:15なので2分遅刻して入ると自己紹介が始まっていました。







習志野市では秋津・香澄・袖ケ浦地区を含めて4カ所でケア会議が開催、今回で秋津では23回目を迎え、今日の司会は清和習志野の高木看護師さんが行い・・・、








習志野市では市内医大久保に出来た小規模介護老人保健施設のあっとほーむ習志野についての紹介、そしてこの秋津地域にできる介護老人福祉施設のゆいまーる習志野の紹介をしてくれました。







次に市の職員の小森君が災害時に一人で避難できない方のための、災害時要援護者のシステムについて紹介しました。









手に持っているのは救急医療情報キットです。










これは常に自分の医療情報、どんな病気でどちらの先生にかかっていて、どのようなお薬を飲んでいるのかを記しておき、冷蔵庫に入れておきます。救急隊が到着してこのキットを冷蔵庫から患者さんの搬送時に一緒に医療機関に持っていきます。たとえ搬送された患者さんがしゃべる事ができない状況でも、医療内容が一目でわかるシステムです。



各テーブルに分かれてのディスカッションでは、前歯科医師会会長で秋津で歯科医院を開業している阿部先生はいつもこの会に出席して、歯科医として貴重なご意見を述べられます。







他のテーブルからも様々な介護に関係している職種の方による討議があります。









これは帯状疱疹(水痘ヘルペスウイルスによる)です。このような水疱が出始める前から痛みが強いのが特徴で、胸部に起きると肋間神経痛や心筋梗塞と間違えたり、御尻から下肢に出来るときは椎間板ヘルニアと誤診したりするくらい痛みが強いものです。皆さん気を付け自分やご家族の方の皮膚の変化にはよく見てくださいね。

まだこの庭に梅の花は蕾がようやく開きかけて、

春の強い香りを運んでくれる沈丁花は同じく固く蕾を閉じて、しかし確実に膨らみかけて『もうすぐ春はそこですよ。』と語りかけているようで、暖かさを感じました。習志野市医師会では介護に関係した会議にも多くの時間をかけて、地域に貢献できるように努めております。

0 件のコメント:

コメントを投稿