2011年4月4日月曜日

南三陸町の医療活動の合間に


4/2に自衛隊とアメリカ軍の合同大規模捜索活動が三陸の海で行われました。オリの中に入っていて津波に襲われた『バン』という柴犬系雑種のワンコが救い出されました。飼い主との対面には思わず眼がしらがウルウル・・・・。

避難所では茶色の柴犬?近づくと歯を少しむき威嚇も、いい子いい子するとすぐになつきました。







やはり避難の際に連れてきた白のラブラドール系のワンコ、耳を垂れて少し悲しげな表情はそう見えるだけなのでしょうか。











その向こうに大物がいました。スイスが原種のグレートピレネーズです。そのアルプスの少女に出てくるお利口なワンコで、山岳地帯では救助犬として活躍しています。









近づくと目を合わそうとしないで、何かにおびえて遠くを見つめて・・・。












思わず愛しくてたまらなくなり、医療派遣チームの長老のI先生が歯が立たないといって残したパンの耳を持って近寄ると・・・。


お腹を空かしているのか、あっという間にぺろりと平らげて・・・。







そして今しがた朝日が上がってきた東を眺めて、また悲しげな憂いに満ちた表情に変わり・・・。


ああ、一日も早くこのわんこ達に幸せな日々が訪れるように祈りました。大災害でつらい思いをしたのは人だけではありません。今すべきことを考えて、そして行動に移しましょう。習志野市医師会では今後も医療支援を続けていきます。

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