2011年4月13日水曜日

地震の爪痕が残っています



ポカポカした春の訪れを全身で感じる、輝く陽射しの中、昼休みにクリニックの近くの香澄公園を散歩しました。なんと入り口には閉園の2文字・・・。こっそり脇をすり抜けて園内に入ると・・・。







小川のせせらぎのはずが、そこには液状化して湧き出た粘土質の砂が貯留して、まるでボンベイの遺跡のよう・・・。










夏が近づくと子供たちが裸で水遊びにいそしんでいたジャブジャブ池は・・・、やはり液状化した灰色の砂に一面覆われて・・・。


でも向こうには北アメリカ原産の『ゆりの樹』がそびえて、やがて初夏には白いチューリップのような花を咲かせます。






園内のさくらは満開、でも数人の人たちが静かにお弁当を広げて囁きあい・・・。


私を見つけて、近くに住む時々通院してくるIさん、『先生、習志野市医師会が震災にあったところに行ったこと、TVで見ましたよ。』と言われて、少し恥ずかしくなり、『これからが本番、協力してね。』と答えました。





自宅に戻ると色とりどりのフリージアの鮮やかな色彩に心奪われ・・・。三宅島で教職についていた、故Mさんの奥さまが毎年この季節に届けてくれて・・・。皆、助け合ったり助けたり・・・。この当たり前のことをこれからも習志野市医師会の一員として行っていきます。 

東北に継続して支援活動を医師会では行います。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    私は船橋市在住ですが、病気の時は習志野市の病院に行きます。
    船橋市からも習志野市医師会の皆様の活動を応援しています。
    もっと多くの方がこのブログを見てくれるといいですね。

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  2. 匿名さんありがとうございます。このブログを初めて8か月になります。医師会の活動というと、自分たちの利権だけを考えていると思っている方が多いのも現状です。習志野市医師会は医療技術を通してどうすれば社会に貢献できるか、そのことが最も大切であるといつも考えて行動しています。今後とも厳しい?批判をしてください。

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  3. 先生のブログはいつも心暖まります。花はいつでも美しいですね。今日は新しい道を走っていたら、一面に広がる菜の花畑に目を奪われてしまいました。私も周りの人に対する感謝と思いやり、大切に日々過ごしていきたいと思います。

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  4. 高血圧症や糖尿病など生活習慣病で治療を受けている人から、最近あまり散歩をしていないので…と言われました。よく聞いてみましたところ、公園の中が凸凹で入れなくて困っていますとのことでした。そこで公園に入っていきその様子を見に行きました。補修も進んでやがて入れそうになりそうです。5月の青葉の中を花を見ながら歩けるのもそれほど遠い先ではないでしょう。

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