2011年4月14日木曜日

産業医として現場で働く人の体を守ります



今日は朝から産業医として最初はケーキを作っているところを巡視しました。どうです美味しそうなケーキでしょう。多くの人の手がかかって、精魂込めて作っているから美味しいのは当然です。

でも、視点はケーキだけではありません。







働く女性の足元には・・・、チョコレートのかけらが散らばっていました。でも作っている人はケーキに眼がいって気が付きません。このかけらを踏めば周囲の床が滑りやすくなります。すると転倒して骨折・・・なんて事にならないように、そこで私が写真を撮り注意をします。








今日のお昼は工場のレストラン、チキンカツとサラダとスープです。どうです食品工場だけあって、さすがに美味しそうなお昼ご飯でしょう。









午後からは袋を作る工場で巡視。これは大型のロールペーパーに高速で袋を作り、そして手提げのひもを付けます。すべて器械で行われ、しかもスピーディーなのでちょっとしたことでも怪我に結びつきます。









重さは250~500kgもあるロールペーパーが置いてあります。不意に転がりださないように、必ず滑り止めのストッパーを入れておきます。この写真はストッパーを入れ忘れていたところです。さっそく注意のイエローカード・・・。









高く積み上げているところでは5~6段にも積み重ねられます。私は身長183cmですが2倍半くらいあるので、約4mの高さ、きちんと積み上げているので今回の地震でもびくともしません。それでも、今後も余震が来たらすぐに離れるよう指示をしてあります。

 

このように習志野市医師会では産業医活動を通して、働く人の健康を守っていきます。ご相談は医師会までどうぞ。

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