2011年4月21日木曜日

震災から40日が経過して、これからを考える





今日は気が重くなりそうな低い雲が垂れ込めて・・・、外に出ると電柱がいまだ傾いたまま、でもよく見るとそこには一人の工事をしている姿が見えて、思わず電柱Vサインに震災に負けるなとの呼びかけに聞こえ・・・。













しばらくして3人に増えてさらに復旧に向けた工事は進み・・・。













我が家ではやっと自分のことができる時間になりました。液状化した粘土層が、家の周囲に敷き詰めた泥棒除けの砂利を押しのけて、地表に顔を出していたのでスコップで30袋分を掘り起こして・・・。










ああ、疲れたと汗を少しかいて表に出ると・・・。ハナズオオの濃いピンクの花弁が鮮やかに花を咲かしていました。この花は花柄が無く、枝から直接花がついていて、約1cmの小さな蝶の形をした花です。中国原産で東京オリンピックの翌年に日本に入ってきたマメ科の花。秋には黒い豆の袋が垂れ下がります。




向かいの庭にはやはり濃い色彩の寒緋桃(カンヒトウ)が咲き乱れています。バラ科に属していてとても美しく、風景画の中に自分がいるようで力がついてきます。







震災で今回最も感じたことの一つが、連絡網の破たんでした。医師会では災害電話の登録をしてますが、全く役立たず・・・。時折携帯電話のメールは通じてもすぐに通信できなくなりました。 

そこで、早く災害無線の実地トレーニングに向けて、習志野市医師会は素晴らしいコーチに出会いました。私の母校にお勤めのIさんは今日もお忙しい中丁寧にアマチュア無線の手ほどきをしてくださいました。Iさんの指導で大きく歩みを始めます。

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