2012年5月17日木曜日

千葉県医師会へ会長会議に出席してきました

 今日は晴れて昨日ほどではありませんが、ちょっぴり蒸し暑くなってきました。午後から千葉市にある千葉県医師会に向かいました。交差点にあるトーテムポールの様なちょっぴり可笑しなモニュメント。
 駐車場はポートサイドホテル、そして千葉県医師会は向かいのホテルニューツカモトに間借りしています。この建物の2回に県医師会があります、上の階は通常のホテルの客室になっています。
 開会の宣言を市原市で診療をしている井上副会長がされて、
 おなじみの千葉市で小児科診療をしている藤森会長がご挨拶、このように会議の冒頭でのご挨拶はお得意です、それも今日の会議が最後のご挨拶、6月には退任されます。
 千葉県民の健康をあずかっている中枢の、千葉県庁内の健康福祉部部長の井上先生による『千葉の地域医療ー団塊世代をいかに見送るかー』のレクチャーをうけました。
 首都圏の千葉県は東京都、神奈川県、埼玉県とあわせますと、今後10年間で65才以上の高齢者が全国では800万人増加する中でその1/3を4県で占めています。
 現在は80%の方が病院で亡くなっていますが、病院は急性期の医療で今後手が回らなくなってきますから、住み慣れた自宅から旅立つ方が増えてくるでしょう。これは好むと好まざると起きてくることです。旅立つことの意味をみんなで考えて議論する必要に迫られています。
 芭蕉が『五月雨を集めてはやし最上川』と詠んだ山形県にゴールデンウィークに行ってきました。
 こんな屋形船に揺られてのんびりと川を下りました。5月にしては少し汗ばむ日でした。
 酒田市の相馬楼です。かつて北廻りの船に乗って大坂や京都から調度品と文化が入って、代わりに山形県からは米やベニバナを船で乗せて京都へと運びました。その頃の商人を接待する料亭です。今は当時の踊りを披露しています。
 こんなに可愛らしい芸子さんがお姉さんの三味線の響きにあわせて踊ります。
 外にはちょうど満開の枝垂桜が暖かく出迎えてくれて、出羽の旅は華やかな雰囲気になりました。
豪商の本間様の別荘となっていたお屋敷です。木々の向こうには鳥海山が雪を頂いてそびえていました。この山は南は山形県、そして北は秋田県、県境の実に美しい峰でした。今日はちょっぴり脱線気味になりました。またブログをよろしく。

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