今日は午前中の診療を終えるとすぐに飛び出して、すぐ前にある香澄小学校へ向かいました。さっそく昼休みで迎えてくれたのは、元気いっぱいの女の子たちが馬跳びをしています。大きな声をかけながら、順々に飛んでいました。
そして今度は鉄棒・・・、やっと飛びつけるほどお高さの鉄棒に蹴上がりで上ったかと思うと、上手に逆上がりを連発しているのには、思わず拍手をしてしまいました。
学校の奥にはかすみ幼稚園、今日はここで園児の健康診断に来ました。
年長組は27名、年少組は17名でどの子も皆礼儀正しく、ご挨拶ができました。
背中を触ってそして見て観察、側弯症のチェックをします。
時には診察を終えてもまだ動きたがらない子とお話をします。普段クリニックで親と一緒に来るときは、ほとんど親が話をして、その陰に隠れて静かに甘えん坊の子供たちも、園でお話をするときには、ずっとしっかり者に変化しています。お母さん方安心してください、皆とてもかわいくてそしてお利口さんになってきました。
そして夜は急いで診療を終えてから、津田沼中央総合病院の医療連携の会。講師は脳神経外科の砂田先生。スポーツマンで真っ黒に日焼けして、『脳梗塞と視力障害』の演題で講演をしてくれました。
お茶を飲みながら質問がいくつも飛び出し・・・、皆さん方の質問や経験がこういう時には同席して聴いている医師にとってはとても良い勉強になります。
出席されている先生方は習志野市と船橋市に所属している医師会のメンバーです。市が異なるとあまり顔を合わせないものですが、こんな機会にはお互いに顔見知りになり、医療の連携プレーには大変役立ちます。
『一過性黒内障』とは初めて聴きました。これは頭に向かう内頚動脈が1本枝を出している、眼に行く動脈である眼動脈の壁で血栓が詰まって起きる目が見えなくなる病気、そして血栓が溶ければもとに治りますが、そのまま放置するとやがて完全につまって失明する怖い病気のようです。
袖ケ浦で内科小児科診療をしている田中先生から順に自己紹介と質問が飛び出し、会は夜遅くまで続きました。+
この薔薇は自宅で丁寧に栽培した方が下さいました。この優しい色とそして甘い香りは初夏の楽しみです。
これは先日お墓詣りに出かけた時に見つけた、しゃくなげで、やはり初夏を代表する花。
日陰でこっそりと開いた葉弁は、昼顔でしょうか自生している自然の花もやはり美しいものです。習志野市医師会では幼稚園や保育園の健康診断、そして小グループでの勉強会に力を入れております。
先生いつもお疲れ様でございます。本当にご自身の時間がない中でも可愛いお花や子供たちの笑顔に活力をもらい、先生は心も体も健康でいらっしゃるのですね。先生を目標にわたしも日々楽しみながら生きたいと思います。
返信削除開業している先生方はみな共通の思いですが、外来診療では決して専門領域の患者さんばかりが相談に来るとは限りません。時にはあまり専門ではないこともあります。そんなときにも日ごろから知識を整理して、その対応をして、さらに医療連携を築きあげて行くことが大切です。そのため習志野市医師会では小グループの勉強会を大切にしてきました。アトムさんも応援してください。
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