診療を終えて急いで京成津田沼駅前のサンロード津田沼へ行きました。今日は習志野地区学校保健研修会の開催日です。18:45から子供たちにいつも視線を当てている養護教諭へのメッセージ・・・、
講師は谷津保健病院小児科の塚田日出樹先生、そして演題は「子どもの成長障害~早期発見のポイント~」です。
金曜の夜、一家団欒の時間/楽しい彼とのデートを振り切って習志野市の養護教諭、幼稚園の先生、保育士、健康支援課の人たちが集まって熱心に聞き入ってくれました。
司会はこの稀な成長障害のスペシャリストの岩本さんがマイクを取り・・・、
子供たちの成長は様々な要因で左右されます。とくにホルモン分泌障害は早期に発見すれば、全く普通の子供たちと同じように成長しますが・・・、
ターナー症候群は染色体異常が原因で起きる成長障害・・・、
今日のメインテーマは成長ホルモン分泌障害を抱えた子供たちの早期発見、クラスの中でほかのこどもより頭一つ低い身長の子、2学年下の児童よりさらに身長が低い子・・・、この子たちを一番見つけているのは現場の養護教師です、実に67%が彼女らの指摘で見つかっています。
会を終えて医師会を代表してご挨拶、4月より公益認定法人となる習志野市医師会ではさらに市民の皆さんのためになる用、公共の福祉のために一肌脱いで頑張ります。研修会を数か月前から計画した2人でツーショット、充実した日になりました。
充実した重みと言えばこの晩白柚(ばんぺいゆ)、大きなミカンですね。大分県出身の千葉市の溝部喜里子さんと野村邦子さんが重いのに抱えて持ってきてくれました。大分から委嘱した樹が毎年実を付けています。皮は厚く実は小さいのですが、売れていくにつれて甘いかんきつ類特有の芳香を放ち、待合室をいろどっています。
ホルモン分泌障害は早期に発見すれば、全く普通の子供たちと同じように成長するのですね。治療は、成長ホルモンを補充するのですか?
返信削除アトムさんのおっしゃる通りです、ただし早い子は3歳ごろに見つかり、ほとんど成長の遅れもなく大きくなります。また遅くなって骨成長が終わる中学生になって指摘を受けてもメリットは少ないのです。したがって、ゲートキーパーとしての保育士、養護教諭の観察が最も大切なのです。
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