あっちでもこっちでも工事のトラックが止まって頑張っています。
今日は小児科の勉強会を開催、船橋市・鎌ヶ谷市・八千代市と習志野市の4市にまたがる勉強会で、やがて10年の小児初期診療を学ぶ会・・・、今回は習志野市が担当で、座長は袖ケ浦で小児科診療の中山先生が勤めました。
最初の講師は横浜市東部病院こどもセンターの乾先生です。
小児の肝炎を体をスイングさせながらリズムよく話を進める姿に、皆引き込まれました。
出産のときにB型肝炎ウイルス陽性の母親から生まれる赤ちゃんは母親からウイルスがうつります。その予防で始まったのが生まれたばかりの赤ちゃんにするワクチンです。これで母子感染は効果が認められ激減しました。 ところが母子感染以外に、大人から子供へも肝炎はうつります。そのためにはワクチン接種が必要です。
次に国立国際医療センター肝炎免疫センターの溝上先生が・・・、
B型肝炎がどのように変わってきているかをお話になり、とくに従来なら完全に治ったとされているケースから再び肝炎を発症することが見られます。特にリンパ腫の化学療法、そして関節リウマチの免疫抑制剤療法では時に見られます。
まだ2月なのに習志野の香澄ではこんな可憐な蕗の塔が可愛らしく地面から顔をのぞかせています。これは患者さんを往診した時に見つけました。
ここにもありました、思わず『美味そうだな。』と私が言うとご家族に、『先生ここはうちのワンコが毎日散歩の時におしっこをかけていますから・・・。』習志野市医師会では小児疾患の勉強会にも参加、推進しております。
蕗の薹のてんぷらは美味しいですよね。わたしも一昨日いただきました。
返信削除医療が発達して、発病を予防するワクチンがどんどん開発されていますね。いずれは胃癌、肺癌、認知症といった致死率の高い疾患のワクチンができることを期待します。
しばらくはワクチンの力で予防できる疾患は防ぐことが大切ですね。癌が撲滅したその後の時代には、果たしてどんな疾病に私たち医師は立ち向かうことになるのでしょうか。まずは今日のお話の様に、B型肝炎の予防は必要、さらに子宮頸がんのヒト・パピローマウイルス予防、そして胃がんに対するピロリ菌撲滅が大切ですね。
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