2013年3月28日木曜日

千葉県医師会での一コマ

 
 千葉県医師会で今晩、委員会がありました。これは委員会終了後の一コマ・・・、救急トレーニングに用いるダミー人形をチェックしているのは日本医科大学北総病院救命救急センターの益子先生です。
 先生は千葉県を代表する救急医療の先駆者で、習志野市医師会は重ねてご講演をいただきお世話になっています。これは気管内挿管の練習に使うダミー、上の歯を圧迫した誤った手技をすると、ギーギーと音を立てて叱ってくれます。
 少し不気味でしょうか、こちらも・・・、
 そして足元のこちらも救急蘇生の訓練に使うダミー人形です。この人形は心電図で様々な不整脈を発信できる優れ人形です。AEDでの救命処置にも対応できます。
 綺麗な雨に染まったソメイヨシノ・・・、
 樹の幹からも花が開いていました。
 そしてこちらは習志野市の第3中学の桜並木・・・、

隠れた桜の名所です。ズームアップするとこんなに見事な咲きほこりかたに思わずうっとり・・・、救急救命の処置は本当に大事な手技ですね。

2013年3月27日水曜日

昼は安全衛生委員会、そして夜は医師会総会

 この美しい花は源平しだれ桃、赤の源氏と白の平家が一緒に咲き乱れるなんて、夢のまた夢の世界です。
 そしてこちらはドウダンツツジ、これから春には緑の葉の美しさ、そして秋には真っ赤な紅葉を楽しませてくれます。
 これは熊本城、加藤清正公が築城して、明治時代までをの素晴らしさを誇っていましたが、1877年の西南の役で焼失しました。
 雨の中、昼休みに産業医活動・・・、フォークリフトでオープンしたトラックに積み荷をしていました。
 今日は安全衛生委員会、終了する前にいつも号令をかけて安全衛生の基本を斉唱します。
 夕方の診療が終わるや急いで医師会に行きました。習志野市医師会はこじんまりとした医師会で、会員数は144名です。
 議長の秋津で婦人科診療をしている神崎先生が議事進行役。
 谷津で内科小児科をしている蒔田隆先生が出席者の確認・・・、
 私は最初にご挨拶、医師会は今年で44年たちました。創設は私が大学浪人生の時、東京大学の安田講堂で大学生が立ちこもって機動隊と衝突して、日本全土を暑い空気が覆っていました。習志野市医師会は4月1日から千葉県では4つの公益法人医師会の一つです。
 医師の健康保険担当の佐藤先生、袖ケ浦で外科内科の診療をしています。
袖ケ浦で小児科診療をしている副会長の中山先生、これまでの医師会の活動報告とこれからの計画の説明をしてくださいました。
習志野市医師会では医師会の先生全員の協力で千葉県医師会で素晴しい大賞である高木賞を頂きました。梶本俊一先生のお父上の伸一先生を中心に作り上げた前立腺がん検診システムが、市民の癌治療に貢献したことを評価されました。
自宅に戻ると、こんなに大きくユリの花が開いて、お帰りなさいと言ってくれました。

2013年3月25日月曜日

第2回アマチュア無線通信訓練

 春ですね、椿の蕾がこんなに大きくなってきました。
 そしてこちらにも蕾が春本番を待ちわびています。
 今日は仕事を終えて医師会へ・・・、最初に災害時のマニュアル作りのワーキンググループで作業・・・、津田沼で透析医療を行っている梶本先生はパソコンでマニュアルのチェック・・・、
 谷津で内科小児科診療の蒔田隆先生はスマホで資料のチェックに余念がありません。
 どうですかお二人の真剣な眼差しは・・・、
 『ま、まずい。あと10分しかない。』8時20分を回ってすぐにアンテナとACコンバーター、そして・・・本体を接続しています。前回と比べると手順が各段に良くなってきました。
 これはACコンバーターです。
 これが医師会が誇る基地局に設置予定の20Wの固定器のトラシーバーです。
 開始1分前の緊張の瞬間、本体のダイヤルで周波数を合わせて、ここを押して話し始めて、相手からの通話時には手を放して・・・、
 今日は前半蒔田隆先生、そして後半は私堀部が行いました。前回と比較して雨天にもかかわらず良好な電波受信・・・、之なら災害時にも十分対応できるとの感触を得ました。
 医師会館の出口には見事な夜桜が咲き誇っています。
皆さんはもう花見はしましたか。これからも医師会では毎月1回、無線の訓練を重ねていき、災害時に役立つように考えています。

2013年3月14日木曜日

今日は小雨の中、工場の危険ゼロを目指して職場巡視

 これは運送会社のカレンダー、今日のような寒い日にはつい換気を忘れると眠たくなり、事故につながります。
 そして明後日の土曜日にはきっとポカポカ陽気になるのでしょうか、居眠り運転注意の内容に関心しきり・・・、
 写真では皆さんに伝わりませんが、ここは氷点下20℃の冷凍庫倉庫です。完全防寒体制で目なし帽をかぶり手袋と安全靴を身にして体を保護しています。北海道、阿寒の山奥で1月中旬に宿泊したことがありますが、そとはまさに-20℃でした。
 次の工場ではパンを焼いているところです、こちらでは火傷に注意して保護手袋をつけて作業をしています。
 そしてお昼ご飯は職員食堂でチリホットカレー・・・、米は八十八回咬んで食べるようにと子供の頃に教わりましたが、今ではカレーライスは飲み込む事ができる料理となってしまいました。でも先日新潟県南魚沼市でレスリング合宿をしている男性が私と同じように飲み込んでいると言っていました。紺屋の白袴、医者の不養生はでも勧められたものではありませんね。
 午後からお店で使うパッケージや袋を作っている工場に行きました。
 器械が作動中なので皆さんに見てもらおうとして、思わずパシャリ・・・、でもあまりの高速器械なので肝心の袋が見えません。何万枚も作り上げてしまいます。
 ロール状の原紙です。振動で転がりはじめたら大きな事故につながります。右下に見えるロックのための支えが見えますか。
 必ず支えを入れておきます、毎回巡視では必ず見ています。
 これは以前にも紹介した名もない川・・・、でもそれでは可愛そうなので谷津干潟船橋湾リバーを呼びましょうか。ガスタンクの向こうは谷津干潟。
 すぐ下では護岸工事が進んでいます。
 
そしてこちらが船橋湾でその向こうは東京湾につながっています。川は標高差4.9m、そして全長1.000mで時にはエイが泳いでいるのが見えます。習志野市医師会では働く人の健康を守るために、産業医活動を続けています。

2013年3月13日水曜日

今日は痛風&高尿酸血症の講演会

 梅の花は花期が長く、3月になってもまだこんなににぎやかに咲いている樹がありました。
 足元には水仙が楚々とした佇まいで、さわやかな香りを漂わせ・・・、
 私のクリニックのすぐ周りでは、毎日のように液状化して壊れかかった下水道の工事をしています。機械で掘り込むと砂状の地盤にあたっているのが良くわかります。
 直径1.0mの大きなマンホールを開けて中の工事・・・、暗くて何をしているのか見えませんが、工事に携わっている人は話しかけると快く答えてくれます。私たちは大いに感謝の気持ちでいなくてはなりません。
 今日は講演会、谷津保健病院循環器内科の須藤先生は医師会きっての学究肌で素晴らしい司会をしています。
 最初は東邦大学佐倉病院整形外科の中島先生、様々な症例から痛風の診断学を教えてくださいました。
 講演の演題はこのように多くの関節炎を説明して示してくださいました。
 続いて代謝内科医として立脚して同じく東邦大学佐倉病院の龍野教授は・・・、
 高尿酸血症が最近では単に尿酸が高いだけではなく、酵素の異常が関与して、それがまた2次的に生活習慣病を助長することを示してくださいました。
これほど痛風は増えてきています。日本人はもともと尿酸を分解する酵素が低かった民族、それが食生活の変化でプリン体と言われている肉類などを過剰に食べ始めたことからこれほど患者が増えてきたと解説してくれました。今日も本当に勉強になりました。