2013年9月30日月曜日

第2中学で小雨の中の無線訓練をしました

 今日は診療を終えるとすぐに習志野市立第2中学に駆けつけました。最少はアンテナ・・・、
 5mを超すアンテナはやや不安定なので足元を固定する工夫が要ります。
 土嚢を脚に積んで固定を完了・・・、
 キャンプをしているように見えますか?無線での交信をしている方はなかなか大変で・・・、
 今日も大汗の蒔田隆先生はこのところの疲れがややたまっていても、元気はつらつ、左の習志野第一病院整形外科の鎌田先生と2人で頑張っています。
 そのころ医師会では津田沼で透析・泌尿器科医の梶本俊先生が孤軍奮闘してマイクを握って絶叫・・・、
4才のI君は3日前から39.0℃の発熱と目の赤いのが気になって来院、これはプール熱、夏の病気です。プールに入ってうつるより、くしゃみやタオルを介して感染します。医師会ではこれからも無線事業に力を入れていきます。

2013年9月28日土曜日

住み慣れた街でいつまでも

 私が大好きな街です、秋になると石榴が見事な朱色の輝きを増してきて・・・、
 そして冬が来る前にミカンは少しづつその膨らみを増し・・・、
 私が住む街にはこんな実もあります。これは江戸ムラサキです、素敵な秋のカラーです。
 今日は習志野市と習志野市医師会とエイザイ(株)で習志野市認知症シンポジウムを開催しました。最初に宮本市長は素晴らしい感動的な挨拶をしてくださいました。
 シンポジウムの最初は藤崎で内科診療の吉岡先生、わかりやすくゆっくりとした口調で認知症について医師の立場から説明して下さいました。
 続きまして認知症ご家族の花井さんがご自身の貴重な経験から、とても素晴らしいご主人と花井さんのこれまでの感動的夫婦愛を語ってくれました。
 辛かったこれまでの事も、あなたの一言で救われました。
 次に認知症の人と家族の会の植松さんがご相談を受ける立場として語ってくれました。
 それでもご家族で見られない方はこれまでの統計では約30%おります。そんな方にとって一番頼りになるのはグループホームです。秋津の田辺さんは認知症とその後の家族を離れても素敵な人生を送る事ができると熱く語ってくれました。
 会場は立錐の余地もないくらいで、皆さん聴き入ってくださいました。
 谷津で内科診療をしている蒔田隆先生が司会をして・・・、
 埼玉県よりいらして下さった丸木先生が『知って得する認知症の話』の演題でご講演をしてくれました。100才を越えてなお元気な美しい女性との出逢いを話してくれました。
 会場では皆さん笑いと涙に包まれていました。
 聴覚が不自由な方のためにボランティアで手話通訳と筆記で説明してくれました。
習志野市は2043年に高齢者人口が最大を迎えます。その後徐々に減少して2113年には素晴らしい社会を迎えます。それまでは私たちはリレーのランナー・・・、この子たちの世代に受け継ぎそしてまた次の世代・・・。習志野市医師会ではこれからも引き続いて認知症のシンポジウムを開催します。またいらして下さいね。

2013年9月24日火曜日

かかりつけ医認知症対応力向上研修会その2

 この花はオトコエシ、オミナエシの黄色い花は皆さん良くご存じでしょうが、オトコエシは白い花で全体に男らしい強壮?な感じなので男の花という意味です。
 蔦の紅葉が始まり、秋が直ぐそこまで来ています。
 今日は診療を終えて医師会に急行しました。認知症の第2回、今回も谷津で内科小児科医の蒔田隆先生が・・・、
 サポート医の代表でかかりつけ医の育成のため講義をしました。
 引き続いて津田沼中央総合病院脳外科の砂田先生が特別講演・・・、
 前回の診断編に続いて、今回は治療編です。
 認知症の方にお薬を上手に飲んでもらうためには・・・、日常での細かなケアについてお話をされました。
 会場では夜の更けていく中で、時間が立つのを忘れて真剣な眼差しで聴きいっていました。
 横顔は今週末の認知症シンポジウムで報告をすることになっている、藤崎で内科診療の吉岡先生・・・、
 なかなか飲んでくれないときにはドライシロップを溶かして飲むこともできます。味見をしたらほんのり甘くてこれなら飲めそうです。
 さて、今日の臨床。この子は未来のバイオリンニストを目指して日夜練習に明け暮れ・・・、でも首に湿疹。
 腕にも湿疹・・・、痒い痒いと言っています。
お母様が教えてくれました。バイオリンの弦を磨くときに、松脂を使うそうです。この松脂による接触性皮膚炎(かぶれ)でした。さて、認知症かかりつけ医が習志野市でも増えました。困った時には習志野市医師会のお近くの先生にご相談ください。

2013年9月19日木曜日

エピペン講習会そして保険医としての講習をはしごして

 今日は休診の日、と言っても少しは仕事をしています。午前中は用事で東京へ行き、帰りに寄り道・・・、陽射しが鮮やかなそして秋にしては強い陽光でした。
 こんなオフィス街のすぐ近くに・・・、
 神田にある小さな天ぷら屋さん・・・、昼休みのサラリーマンでごった返していて・・・、
 5分でできてきました、しかもこれにアナゴの天ぷらがついて〇〇・・円のリーズナブル。ぷりぷりエビの美味しさに思わず舌鼓・・・、給仕のおねーさんにあまりに忙しく働いているので、まるで戦争ですねと話しかけるとニコニコして答えてくれました。
 上から水が流れてくるモニュメントにも初秋の陽射しがまぶしく照り返していました。
 千葉に戻って県医師会、学校保健講習会に参加、学校医としての勤めかと思ったら、養護教諭などの先生が大部分でした。
 エピペンという器具は、学校で児童が重症の食物アレルギーを起こした時に、緊急で自分か身の回りにいる先生がうつ注射です。
 アドレナリン(エピネフリン)が0.15mgは30kgまでの子供、そして0.3mgは30kg以上の子供に注射します。30分以内にうてばほとんど救命できます。
 私がズボンの上からうっています。できれば発作を起こしてから5分以内ならさらに結果は良好です。これは針のないトレーナーです。すべての小中学校にエピペンを緊急時の医薬品準備として置くように意見を述べました。それはAEDと同じ考え方です。
 夜には八千代市との合同で保険医としての講習会を開催、最初に今回の当番の八千代市医師会会長の椎原先生がご挨拶。現在の保険制度を守るべく、保険医として節度ある姿勢で医療に臨みましょうと・・・。
 薬局が院外処方でポイントカードを増やすのは違反、それに対してクリニックでカードの支払いの時にポイントが付くことにはまだ違反かそうでないか決まっていません。
千葉県医師会の川越先生はわかりやすく説明して、夜は老けていきました。中秋の名月は空高く昇って、今日も帰宅は10時を廻りました。

2013年9月17日火曜日

かかりつけ医認知症対応力向上研修会を開催

 あれだけ小さかった花梨の実はこんなに膨らんできました。昨日の台風の風で振り落とされていました。
 今日は午後の診療を終えるとすぐに医師会へ向かいました。今日はかかりつけ医の認知症研修会です。谷津で内科小児科診療をしている蒔田隆先生が最初にわかりやすくお話をしました。
 習志野市では推定で約5.000人を越す認知症の方がいます。医療機関では内科だけでなく眼科医も耳鼻科医もすべての先生が平均して65人の方の診察に当たらなければいけません。
 皆さん一生懸命に講習を聴き入っていました。
 次は特別講演、習志野市における認知症治療の中核となっている、津田沼中央総合病院脳外科の砂田先生が、診断のポイントをお話してくれました。
 分かりやすいお話で、皆聴き入って夜もふけていきました。
 手前から大久保の細川先生、大久保の山川先生、大久保の古川先生、そして谷津の池田先生です。
 認知症の簡単なチェックは立方体を描かせる試験があります。問診票では高くて異常なしと言われる中には、立体的な空間認識が落ちていて、描けない方も見られます。
 山村の稲穂の揺れる原風景です、遠くで藁を焼いているのでしょうか。
 そしてこれは何だかわかりますか。近代的簡易水力発電機です。水路を勢いよく流れてくる、上流からの水力を利用して電気を作っています。
小屋の下からは発電を終えた水が流れてくるのが見えますね。日本全国いろいろな風景が楽しめて、つくづく素晴らしい郷土と感心しています。習志野市医師会では認知症の診断と治療に力を入れています。ご相談は皆様のお近くで診療をしている、習志野市医師会の先生にどうぞ。