2013年9月28日土曜日

住み慣れた街でいつまでも

 私が大好きな街です、秋になると石榴が見事な朱色の輝きを増してきて・・・、
 そして冬が来る前にミカンは少しづつその膨らみを増し・・・、
 私が住む街にはこんな実もあります。これは江戸ムラサキです、素敵な秋のカラーです。
 今日は習志野市と習志野市医師会とエイザイ(株)で習志野市認知症シンポジウムを開催しました。最初に宮本市長は素晴らしい感動的な挨拶をしてくださいました。
 シンポジウムの最初は藤崎で内科診療の吉岡先生、わかりやすくゆっくりとした口調で認知症について医師の立場から説明して下さいました。
 続きまして認知症ご家族の花井さんがご自身の貴重な経験から、とても素晴らしいご主人と花井さんのこれまでの感動的夫婦愛を語ってくれました。
 辛かったこれまでの事も、あなたの一言で救われました。
 次に認知症の人と家族の会の植松さんがご相談を受ける立場として語ってくれました。
 それでもご家族で見られない方はこれまでの統計では約30%おります。そんな方にとって一番頼りになるのはグループホームです。秋津の田辺さんは認知症とその後の家族を離れても素敵な人生を送る事ができると熱く語ってくれました。
 会場は立錐の余地もないくらいで、皆さん聴き入ってくださいました。
 谷津で内科診療をしている蒔田隆先生が司会をして・・・、
 埼玉県よりいらして下さった丸木先生が『知って得する認知症の話』の演題でご講演をしてくれました。100才を越えてなお元気な美しい女性との出逢いを話してくれました。
 会場では皆さん笑いと涙に包まれていました。
 聴覚が不自由な方のためにボランティアで手話通訳と筆記で説明してくれました。
習志野市は2043年に高齢者人口が最大を迎えます。その後徐々に減少して2113年には素晴らしい社会を迎えます。それまでは私たちはリレーのランナー・・・、この子たちの世代に受け継ぎそしてまた次の世代・・・。習志野市医師会ではこれからも引き続いて認知症のシンポジウムを開催します。またいらして下さいね。

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