2012年11月3日土曜日

千葉県医学会学術大会に参加して

 春は白い可憐な花をつけるこの樹はドウダンツツジです。夏の間さわやかな緑の葉を涼しげに風にそよがせて・・・、もうすぐ真赤になり秋も暮れて行きます。
 今年の秋はアレルギー症状を訴えて来院する方が多くなっています。温度差、菊の仲間のヨモギ、そしてブタクサ・・・、でもこれは背高粟立ち草でしょうか。
 秋と言えばこの実・・・、とっても臭くてうっかり触るとカブレますが、煎って食べるとおとても美味しくビールが進みます。
 寄り道をしましたが、今日はポートサイドプラザちば・・・、
 ホテルニューツカモトで県の学術大会が行われました。
 最初は認知症の診断と治療を、千葉大学神経内科の平野先生、前のほうに座ったのであまり人がいないように見えますが、後ろのほうには大勢の講演を聞きに来た方がいました。
 かかりつけ医の役割は、できるだけ早期に認知症の方を診断して治療開始、難しいケースは連携して専門医に診察を依頼すること。
 次は神経内科教授の桑原先生による糖尿病の神経合併症の講演・・・、
 C-128の音叉を内くるぶしに当ててその振動が10秒以上わかれば異常なし、未満なら神経障害の診断。
 日本医師会副会長の中川俊男先生による『TTPと日本の医療』の講演、
 よっくりと噛み砕いてメッセージを伝える話し方に、会場は立錐の余地もないほど混んでいましたが、みなうなづくように聴き入っていました。
 そして秋はコスモスがとても色鮮やかに、そして楽しげでまた楚々として・・・、
思わず近づいてアップでパシャ・・・、習志野市医師会では様々な問題にこれからも取り組んでいきます。

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