2013年3月13日水曜日

今日は痛風&高尿酸血症の講演会

 梅の花は花期が長く、3月になってもまだこんなににぎやかに咲いている樹がありました。
 足元には水仙が楚々とした佇まいで、さわやかな香りを漂わせ・・・、
 私のクリニックのすぐ周りでは、毎日のように液状化して壊れかかった下水道の工事をしています。機械で掘り込むと砂状の地盤にあたっているのが良くわかります。
 直径1.0mの大きなマンホールを開けて中の工事・・・、暗くて何をしているのか見えませんが、工事に携わっている人は話しかけると快く答えてくれます。私たちは大いに感謝の気持ちでいなくてはなりません。
 今日は講演会、谷津保健病院循環器内科の須藤先生は医師会きっての学究肌で素晴らしい司会をしています。
 最初は東邦大学佐倉病院整形外科の中島先生、様々な症例から痛風の診断学を教えてくださいました。
 講演の演題はこのように多くの関節炎を説明して示してくださいました。
 続いて代謝内科医として立脚して同じく東邦大学佐倉病院の龍野教授は・・・、
 高尿酸血症が最近では単に尿酸が高いだけではなく、酵素の異常が関与して、それがまた2次的に生活習慣病を助長することを示してくださいました。
これほど痛風は増えてきています。日本人はもともと尿酸を分解する酵素が低かった民族、それが食生活の変化でプリン体と言われている肉類などを過剰に食べ始めたことからこれほど患者が増えてきたと解説してくれました。今日も本当に勉強になりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿