2014年4月28日月曜日

久しぶりの無線訓練

今日は久しぶりの無線訓練、市内の第7中学の校庭に午後8時過ぎに集まって、最初に無線のアンテナを立てる場所を決めました。今晩は風が思ったより強いので・・・、と見上げているのは習志野第一病院整形外科の鎌田先生。そして・・・、
危機管理課の菅澤さんが駆け付けて手際よくアンテナを組み立てて、
今日の様に風の強い日にはベルトで校庭の隅にある鉄棒に固定して・・・、フォトにはうつりませんが健康支援課の中村斉子さんも夜遅くまで応援してくれました。
このように足元の三脚部にも固定を施し・・・、
ギュ、ギュ、ギュ・・・と言う感じでしょうか。
そして無線機と交流直流変換器をつなげています。実際には真っ暗な中でランタンの明かりを頼りに行っているので、決して簡単なことではありません。
鎌田先生は医師会でも無線訓練でトップ3に入る技術を持っています。
発電機がはるか遠くに見えますか、できるだけは無線本体と離して設置するのは無線で雑音が入らないようにするための配慮です。
実はこの時間は開始時間です、これから2つの周波数を切り替えて、訓練をしました。
艶やかな百合の花は疲れた心をいやしてくれる魔法の花・・・、

 これは春の象徴の蕗の塔(ふきのとう)少し蕾が開いてきて・・・、
 近くにはもっと花が開いてもう数日すると背が高く伸びてきます。
ギョギョギョ・・・、とお魚クンのように叫んでしまいました。蝮(まむし)が草の中に2匹・・・、これは紫蝮草(むらさきまむしぐさ)と言うサトイモ科の植物です。今回は千葉県の佐倉市で見かけました。皆さんも見つけてみてください。さて、防災時にはあらゆる連絡網が途絶します。そこで活躍するのがアマチュア無線です。習志野市医師会では無線訓練をこれからも行い、いざという時に役立つよう頑張っていきます。

2014年4月17日木曜日

習志野市高齢者支援課との打ち合わせ

 春も暖かさが増してきて、やがて初夏を思わせる季節になると鮮やかな、妖艶な花が咲きます。これは花蘇芳(ハナズオウ)という中国原産のマメ科の花、秋には茶色い豆がたわわに実ります。
 花は直接枝から出ていて、花柄がありませんので何か違和感があります。ユダがこの樹で首を吊ったことから、花言葉には『疑惑』がありますが、反面美しい『高貴』もあるのです。
 さて今日は休診日ですが、習志野市高齢者支援課との会合・・・、
 グーと話しかける市の担当者に睨みを利かしているように見えますが、一生懸命だだ聴き入っているだけです。お腹がメタボなのが気になしますね。
 担当の谷津で小児科内科診療をしている蒔田隆先生はひたすら資料を見て、メモを取っていました。
 左は高齢者支援課の新しい課長の志摩さんです。真剣に取り組む様子がうかがえます。右は岡沢さん、市民後見制度に特に力を入れて活動してくれております。
 そして大久保さんは今年も9/27(土)に行われる習志野市と医師会での認知症シンポジウムの事実上の実行責任者、冷静に時には熱く頑張ってくれます。
 
 E社の佐川さんは仕事で忙しい中、駆けつけてくれて医師会の仕事を応援してくれました。いつも感謝感謝です。
この貝は螺貝(ツブガイ)、巻貝の一種でタニシの仲間です。ツブとはコロッとした巻貝の意味のようです。魚屋さんの店先で生きが良く、動いていました。生きたツブガイを見るのははじめて、早速買ってしまいました。

 引き出すのはとても難しいと店のおじさんに言われました。そこで大きなトンカチで殻を叩いて割りました。お尻のとんがっている方から少しづつ割っていくと、思ったより簡単にいきました。
そして塩水で洗ってぬめりを取り引き締めてから、切りまして美味しい刺身ができました。アワビより少し柔らかめ、コリコリしてほんのり甘くて満足する味覚でした。後で調べましたら、唾液腺には毒があり、酒に酔ったような酩酊感があると書いてありました。さて、習志野市医師会では今年も9月に認知症シンポジウムを開催します。関心がおありの方はどうぞご参加ください。

2014年4月16日水曜日

今日は診療を終えて脳こうそくの勉強に出かけました

 暖かくなってきて桜の花びらが散っていくと、バトンタッチして咲くのがこの寒緋桃(かんひとう)です。バラ科のこの花は中国から台湾原産で亜熱帯地方らしい鮮やかすぎる色合い、しかも2週間は咲き続ける元気の良い花です。
 さて、今日は診療を終えて研究会に出席、座長は習志野市湾岸リハビリ病院の近藤院長、脳卒中のリハビリ医療では習志野市では第一人者です。
 今日は東京女子医科大学八千代医療センター神経内科の大橋先生にいらしていただき、脳こうそくの時に使う重要な薬剤、抗凝固薬の勉強をしました。
 大橋先生はゆっくりと噛み砕くように丁寧に説明をして下さって、とても理解しやすい講演です。
 心房細動と言って不規則な心臓の不整脈が起きてくると、心臓の壁に血液が固まってきます。そしてそれが壁から離れて血流にのったら大変・・・、脳の血管に詰まって脳塞栓を起こします。
 それでは心房細動をどのようにして自分で気が着くようにするか。それは自分で時々脈を調べてバラバラな脈拍になっていないのか確認することが大事とのお話。でも、毎年の健診は同じように大事なことです。
 さてこれはまたまた、帯状疱疹。赤ちゃんの時にかかった水ぼうそう(水痘)が数十年後に再び暴れはじめます。予防は成人でも50歳近くなったなら、水痘の予防注射をすることが良いと言われています。気になる方はお近くの習志野市医師会の先生にご相談ください。

2014年4月10日木曜日

今日は休診日を利用して、産業医巡視に出かけました

 4月になれば桜も満開、今日は小学校入学式・・・、花吹雪が舞っていました。でも桜だけではありません、ドウダンツツジは中国では満点星と呼ばれるだけあって、小さな白い釣鐘状の花弁がまるで夜空に輝く星のようです。
 花海棠(はなかいどう)は麗しき女性の寝起きのまなこの様と例えられるように、ウットリします。
 足元には西洋タンポポ・・・、最近ほっそりした日本タンポポはほとんど見られなくなりました。
 食品工場の巡視では焼きあがったばかりの香ばしいパンをすぐに急速冷凍し、フリーザーから出てきたところです。
 ベルトコンベアに乗って動いてくる様子は可愛らしい、子供たちのようです。
 春の香り漂っている、抹茶金時ケーキです。ギザギザの屋根が可愛らしいですね。
 巡視を終えて今日の昼食はビーフカレーに季節のサラダ、そして味噌スープにデザートには桜のシフォンケーキです。ああ美味しかった。
 お昼が澄んだら近くの散策です。習志野市の最南端の岬は初夏の陽光は眩しく射して、海に反射してキラキラ輝いていました。はるか遠くにはイオンモールやマリンスタジアムが見えました。
 さらに岬の先を望むと、東京湾が広がって気持ちもゆったり、和やかな気分になりました。
はやしの向こうから何やら元気な声・・・、行ってみると老老男女がパークゴルフをしていました。50ヤードパー4ですが、上手に3回でホールに入れてバーディー・・・、パチパチパチ。これはお年寄りの方にとっては運動とコミュニケーションの場になるので、健康寿命を延ばす環境作りと思いました。習志野市医師会ではこれからも働く人のための産業医活動、そして健康を守る環境づくりに協力していきます。

2014年4月7日月曜日

訪問診療の一コマです

 今日はお昼を飲み込んですぐに訪問診療に出かけました。訪問先のお庭にはマメ科の春の小さな紫色の花がほころんでいました。
 そして近くの香澄公園の桜は満開、もう少しすると花吹雪のショーが始まります。
 ここにも春のうららかな日を浴びた桜が・・・、こんな風景を昔の人は『雲の花』と呼んでいたようです。
 さて、最初は金〇さんの御宅へ訪問・・・、退院されてまた言葉がはっきりとしゃべれるようになり、タバコを毎日5本は吸っています。
 先日、訪問看護師の山〇さんとヘルパーさんが奥さんに力添えして金〇さんを花見に連れて行ってくれました。それは大喜びで今日もお話をしてくれました。
 次は〇子さんの御宅へ訪問しました。いつも私が訪ねると喜んで迎えてくれます。とてもしっかりした方で、少し耳は遠いのですがはっきりした口調でお話をします。
 その次には小〇さん、カメラが大好き、昔は遠くまでカメラを抱えて出て回るのがお好きだったとのこと、まだまだとてもお元気です。
春の花はラナンキュラス・・・、ラナはカエルの意味で葉がカエルの足に似ているのか、カエルが棲む湿地帯に原生していたのか・・・。金鳳花(きんぽうげ)の仲間で花言葉は『魅力的』、今日のお年寄りも皆お話をするたびに、歩んできた人生の重さと魅力を感じます。習志野市医師会では地域の訪問診療を行っています。お近くの医師会の先生を訪ねてください。

2014年4月6日日曜日

外傷初期診療コースに参加しました


昨日は久しぶりの朝から真っ青な空が広がっていて、患者さんに迷惑がかかりましたが土曜日は休診にして早朝から母校に行き、外傷初期治療の研修を受けました。
昭和初期に建てられた旧病院は今では研究棟ですが、病院との連絡道路は桜並木がちょうど満開・・・、
野球場には敷き詰めたように桜の花びらでピンクにグランドが染まっていました。ここはもう40年前に私が野球をしていたグランドです。
さて、今日は31名の研修医師に対して全国から医師、看護師、救急隊が60名も集まってくれてこの研修に協力してくれました。
呼吸がきちんとできているか?血圧が低下して苦しそうではないのか?お腹や骨盤内には大出血は起こしていないのか?
周りを囲んでいる3人の方は皆第一線で救命救急現場で日夜活躍してる素晴らしい医師たちです。2日間みっちりと講習を受けて、今後災害が習志野市に起きた時に、どのような救命活動をしてい行けばよいのか、その明かりが見えてきました。習志野市医師会ではこれからも災害医療を常に考えてできるだけ多くの医師が研修を受けるよう行動していきます。

こんなにも可憐で温かな春の陽射しに輝いている花弁・・・、でも散るのは早いです。