2013年6月19日水曜日

第28回習志野病診連携症例検討会に出席

 まだ朝早い道路には昨夜の雨にうたれてモミジ?いえいえこれは初夏の風物詩・・・、
 石榴(ざくろ)の花なのです。
 見てください、この美しい8角形の包みは、
 午後の診療を終えて、会場に急ぎました。司会は谷津保健病院循環器内科の須藤先生、スタートに私が珍しい肝炎のケースを報告しましたが、残念ながらパシャできず、
 次は谷津保健病院脳外科の寺尾先生です、落ち着いて堂々とした話しぶりに・・・、
 これはMRI画像でのくも膜下出血のケース、急な頭痛とめまい、吐き気が特徴です。
 3D(スリーディー)CTで画像構成しますと右中大脳動脈に大きな脳動脈瘤がありました。
 最後は下肢の血管閉そく症のお話。
 開業医は大久保駅前で循環器内科診療の豊崎先生、熱心に患者を診る事では定評があります。
 下肢の脈波を見て、これは動脈硬化性閉そく症との診断。
 済生会習志野病院循環器内科の竹田先生に紹介して治療の開始・・・、後から伺いましたところ、少し緊張しましたとのことでした。
 MRIで下肢の血管を調べると、大腿部の動脈が途中で切れています。
 そこに根気よく頑張って風船をまず膨らまして拡張し、次にステントと呼ばれている金属製のネットを広げて血管をさらに拡張した状態に保ちます。
 この小さな花はミカンの一種でしょうか・・・、
 そしてこの季節の旬は紫陽花・・・、
 そしてこちらは額紫陽花(ガクアジサイ)です、より原種に近いのでしょうか、
 これは3月に鮮やかなピンク色の花を咲かせたハナズオウです、茶色い袋に種を実らせています。
そしてかぼちゃの花が見事に咲き始めました、春は過ぎて夏が来るのです。習志野市医師会では毎晩のように診療のための勉強を続けています。

2013年6月15日土曜日

産業医の研修会に出かけました


 今日は午前中で診療はおしまい、のんびりする間もなくすぐに飛び出して千葉県医師会に産業医の勉強に出かけました。
 最初は放射線(β線)の測定実習です。手前の器械がシンチレーション式サーベイメーターというβ線を測る器械、今回の震災で大活躍。そして奥のスティック型が簡易放射線測定器です。ペットボトルの中の福島県の土をサンプルにして測定・・・、0.4μシーベルトと千葉県の20倍の放射線でした。
 これは同様に簡易式放射線測定器です。0.2μシーベルトを針は指しています。
 この素敵なフォームの機械は『アスマン通風乾湿計』という湿度を測定する器械。ドラムの上にあるネジをくるくる回すと、ドラムの隙間から室内の空気を吸い込み始めます。下に伸びている乾球温度と湿球温度から湿度をはかる事ができます。
 これは積分騒音計です。工場内の騒音を測定し、長く働いても耳の聴こえが悪くなることのないよう、工場内の騒音を監視します。
 これは室内のホコリを見逃さない、またお隣の国からやってくるPM2.5などの粒子を測定して、皆さんの呼吸器を様々な病気から守ります。粒子の大きさは4μm以下に小さくなると気管支の奥深く吸い込まれて塵肺などの病気を引き起こします。
 これはガス採取器と言ってその先に検知管を付けて化学物質の汚れを簡単に調べることができる器械です。私はアルコール濃度を調べました。
 梅雨に入って様々な生き物が姿を現して、にぎやかさを増してきました。これはカゲロウです。はかない命の代名詞のように言われています。
 そして最近減ってきたカタツムリ・・・、
もっと減ってきた茶甲羅ナメクジです。これはカタツムリの殻が進化の過程で退化して背中にわずかの甲羅が少し残っているだけになっています。産業医活動はこのような研修会を通して学んでいるからこそできるのです。

2013年6月13日木曜日

今日はケーキ工場へ産業医の巡視に出かけました

 工場内に入室する前には、まず白衣と髪の毛混入を防ぐ網のキャップにさらに帽子をかぶります。白衣も入室前には粘着ローラーできれいにふき取ります。
 そして指先から腕のところまでは石鹸で十分に汚れを落とすのは、まるで手術室に入る外科医のよう・・・、
 エアータオルで乾かしてから、アルコール噴霧器に手を当てて消毒を追加して・・・、
 エアシャワーを全身に浴びて一かけらのホコリも払いのけてから工場内に初めて入れます。これほど清潔には気を使っています。
 これは異物の混入を防ぐため、レントゲンを当ててチェックする器械、食品は異物には特に気を使います。
 そしてこれはメタルディテクターという金属探知機です。2重に異物の混入を防止しています。
 そしてようやく美味しいベークド・チーズケーキが完成。
 足元のケーキカスは1時間ごとに清掃が義務付けられています。
 そして足元にはたとえ水で靴が濡れた時でも、滑る事の無いザラザラした鋼板が溝を覆っています。
 今日のお昼はチキンカレーとグリーンサラダ・・・、いつも美味しく飲み込んでしまいます。いけませんね、医師の不養生・・・。
 今日のおやつを袖ケ浦の三和商店街、美味しい三原屋さんで買って、医師会で皆さんと味わいました。あまり甘すぎないのが好きですね。皆さんもヘルシーな和菓子はいかがですか。
 梅雨の雨に打たれたプランターの緑?
こちらはまだ蕾・・・、本当にプランターでしょうか。実は・・・。習志野市医師会では働く方たちの健康を守るため、産業医活動に積極的に着いております。相談はお近くの医師会の先生にどうぞ。

2013年6月12日水曜日

公益認定法人になって初めての総会です

 もうクルミくらいの大きさになってきました、これは私がこれから秋が深まっていく12月近くまで楽しみにしている花梨です。まだ青々としていてヒトでいえば幼稚園生ですね。
 こうやって見るとマカロンみたいで美味しそうな午後のティータイム・・・、香澄秋津袖ケ浦地区にはマカロンがあちこちアスファルトを彩っています。
 もうすぐ夏至ですね、7時近くに帰途につく時間でも、香澄小学校はまだくっきりと見えていました。
 今日は公益法人になって初めての総会、谷津で内科小児科を担当する蒔田隆先生が開会の宣言・・・、肩が少し落ちているのは元気がないわけではありません。私とは同じ夕食を今日で3日目・・・、忙しすぎるせいかもしれませんが、元気印の先生のことです、心配はいりません。
 問題意識を日頃から持っていて、そのたびに解決を図っています。したがって今日は多くの議題はありません。
 特別提案で議長を秋津で産科婦人科診療の神崎先生が声高らかにつとめ・・・、
 私が会の冒頭であいさつをしました。この医師会にも高齢化の波は容赦なく襲いかかりますが、皆で協力していけばすべて解決・・・、私の持論は70才台は90才台の方へのボランティアとして働き、80才台で自分で自立し、90才を迎えたその日から周囲の方への援助が許される・・・、私はいつもそんな考え方をしていますが、どこまで頑張れますか、未来をお楽しみに。
 津田沼駅前のモリシアでリウマチ科診療をしている三束先生は医師会のホープの一人、間違いなく将来の医師会を背負って立つ一人。今日は会計の説明を懇切丁寧にしたくださいました。
 整形外科医でユニバーサルに活躍中の池崎先生は今回、監査をしてくださって、報告しました。
会場では皆自分自身の問題として診療を終えた疲れた中で、一生懸命にお聴きになっていました。
 こちらも皆さんの聴き入る表情が明るく感じられました。

この花は『カントウまむしぐさ(関東蝮草?)』または『ムラサキまむしぐさ』という怖い名前の花、どこが蝮というかと言いますと、茎の周りの鞘がまるで蝮の鱗の様にザラザラして冷たくて思わず『ギャー』と叫んでしまいそう。また、このフォトでは花が咲き始めましたが、向こうを向いていますが、これも鎌首をもたげているようで、蝮のようです。皆さんも探してみて下さい。