2013年4月26日金曜日

今日も長い一日、習志野地区認知症懇話会に出席して

 昨日は朝早く袖ケ浦運動公園でお相撲さんを見かけて、思わずパシャリ・・・、近くの阿武松(おうのまつ)部屋の力士たち。時々朝早く自転車でやってきてリラックスして朝稽古の後のクールダウンをしています。
 今日も藤の白い花弁が朝日に輝いてみずみずしく・・・、
 

 ワクチン接種に来た子、打つ前から泣き始めたので・・・、
 手の甲におまじないの恐竜シール、特に強そうな恐竜を選んで貼って・・・、 すると頑張って注射ができました。子供たちはほめて育てましょう。
 診療を終えて今日も急いで出かけました。このところ毎晩夜遊び???
認知症、最前線診療の講演会、
 埼玉県精神神経センターの島津先生はお若いけれどわかりやすくお話・・・、
 アルツハイマー博士と第1号の患者さんがこの写真・・・、
 認知症で医師の役割はあくまでわき役、家族や介護に携わる人の背中を押す役割と心得てくださいとの話に、思わずパチパチ・・・、
 司会は谷津で小児科内科をしている蒔田隆先生、隣は私・・・、
 次に済生会習志野病院の榊原先生が済生会神経内科外来での認知症患者の現況を話してくださいました。
 約75%が紹介状も持たないで診察に来られるとのことをお聴きして、医師会ではまだまだかかりつけ医としての役割を果たしていないなと反省しきり・・・、
 約75%がアルツハイマー型認知症、そして10%がレビー小体型認知症、これは患者さんの話を聴くととても記憶に残る疾患・・・、子供たちが毎晩来るのです、そしてはしゃいで動き廻っているのですと幻覚を説明してくれます。
 袖ケ浦で内科の田中先生、藤崎で内科の吉岡先生、津田沼で泌尿器科の梶本先生。
 右からモリシアの内科、斉藤先生、大久保で外科の古川先生。
 どうですかとても美味しそうなちまき・・・、
 笹もち・・・、
そして柏餅と串団子・・・、これはみな袖ケ浦にある三原屋の美味しい団子です。少しわかりにくいところにありますが、味は抜群、皆さんも探してご賞味あれ。

2013年4月23日火曜日

習志野市認知症サポート医会が開催

 誰ですかこの薄汚い靴下なんて言っているのは・・・、まだこれは足を通していない新品です。先日日本臨床内科学会総会に出席して天野篤教授のお話しをお聴きした時に会場で頂きました???
 さて、私が診療をしている習志野市香澄は3.11の震災で大規模な下水道ラインが破壊され、現在長期にわたって工事をしています。
 道路を約6m掘って穴の奥で工事をしています。
 夕方になって工事が終わるとこの、大きなビスケットの様な鉄の蓋をしています。早く工事が無事終わり、生活に支障がなくなる事を祈っています。
 今日は第2回習志野市認知症サポート医会が開かれました。よく見るお顔は谷津で小児科内をの診療をしている蒔田隆先生、このところ毎日のように活躍して私の毎晩同じ弁当を食べています。疲れ知らずのバリバリサンです。
 藤崎で内科診療の吉岡先生は女性ならではの心配りの中に、認知症治療にあたる意見を述べて・・・、
 モリシアで内科診療の斉藤先生は認知症サポート医の一人です。
 習志野市高齢者支援課の児玉さんは遅くまで私たちの会議に付き合って、市職員の立場から習志野市民の医療について議論に加わりました。
 これは痛風発作、血液中の尿酸が過剰になると、このように親指の付け根が赤くはれて痛みます。どんどん水分を摂って尿酸を排泄させるようお話をします。腫れがおさまってから血液検査を勧めますが、のど元過ぎれば何とやら・・・、そのまま検査に来ない人が多いのもこの痛風患者さんの特徴です。
この花はコデマリです、いくつもの白い小さな花が固まって一つの玉頃を形成します。そこで小手毬と言います。中国原産の子の花言葉は友情・・・、いくつもの花が仲良く並んで咲き乱れるこの頃です。

2013年4月22日月曜日

今日は第3回無線訓練に出かけて


 春たけなわ、昨日からの寒さがこたえましたが、確実に春の日は進んできました。藤の花が枝もたわわに花びらを開き・・・、
 躑躅(つつじ)の花は朝日に輝き、妖艶な色気を漂わせ・・・、
 夜もふけてくればどこからともなく中年の男3人が現れて・・・、いや失礼、谷津で内科小児科の診療をする蒔田隆先生が医師会前の駐車場にアンテナを組み立てて・・・、
 そしてこれが医師会の新兵器、停電でもこれさえあれば怖いものなし?ボンベを使う発電機です。2本の携帯ボンベで約2時間は持ちそうです。
 さて、8時30分から津田沼で泌尿器科透析医療をしている梶本俊先生が市内の各所で待機している無線の仲間にコールを開始・・・、
 周波数を変えてさらに訓練を続けました。5wのトラシーバータイプの無線機でもアンテナさえしっかりつければかなりはっきりした声が届きます。
夜遅くすでに眠りについていた野ばらをフラッシュで起こしました。少し驚いた花たちでした。医師会では災害時の連絡網の確立のため、今後も無線の練習を続けます。

2013年4月17日水曜日

甲状腺疾患の講演会を開催しました

 ここは都心の虎の門、金毘羅宮が高層ビルの間に畏怖堂々と姿を表していました。
 そしてこの碑は乃木希介将軍の碑、実はセブンイレブンの前にあります。将軍が乃木坂にある屋敷に引っ越されるまでの約1年間、過ごした屋敷の後です。まさか100年後に自分の屋敷がセブンイレブンに代わるなんて・・・、この碑の向かいには虎の門病院があります。そこの先生に・・・、
 今日は甲状腺疾患の勉強会、甲状腺は女性ではまれな疾患ではなく、血液検査やエコーで調べますと、治療の必要がない人も含めると実に多くの疾患・・・、とはいえず、かといって正常とは言えない状態があります。
 習志野市の誇る知恵どころの津田沼で糖尿病内科専門の徳山先生に今日は座長をお願いしました。
 虎の門病院内分泌代謝科の竹内先生には1年以上前からお願いをしてようやく願いがかなえられ、今日の講演会になりました。
 甲状腺はノドの前にある小さなホルモン臓器ですが、実に大事な役割をします。
 橋本病は甲状腺ホルモンが徐々に減っていく疾患です。でも安心してください、大部分の方はホルモン補充療法をしなくても一生そのままでもあるのです。詳しくはお近くのかかりつけ医にご相談ください。
 治療は上手にホルモンの補充を続けることです、日常生活には何ら制限はありません。
 これはMRIで頭の中を見た画像です、頭の奥の脳下垂体の腫瘍では圧迫されて下垂体から分泌するすべてのホルモン量が減ると、この時にも甲状腺ホルモンも低下して、症状を表わします。
遠くで質問をしているのは津田沼駅前で糖尿病内科診療をしている八木先生、皆夜遅くまで熱心に討議を重ねました。医師会では毎日が診療と勉強の繰り返しです。

2013年4月16日火曜日

習志野インフルエンザ座談会を開催しました

これは忘れな草の一種でしょうか、間違っていたらどなたか指摘してください。忘れな草は岸辺に咲くこの花を、恋人のために摘もうと岸を降りた時に、足を踏み外して川に飲まれ死んでいった若者の最後の言葉・・・、(僕を忘れないで)
 こちらはスターチェリーという名の花、カーネーションから品種改良して作ったのでしょうか、これまではあまり見かけない可愛らしい花です。
 さて今日は診療を終えて医師会へ、手前は袖ケ浦で内科診療の市川先生、司会をしてくれました。今年のインフルエンザの検査や治療そして流行の形について90分間座談会を開きました。向こうで腕組みをしているのは実籾で小児科診療の赤松先生。予防接種のことで皆に話師をしてくれました。
 左は袖ケ浦で小児科診療の中山先生、やはり腕組みをして考え込んで・・・、その隣は大久保で眼科診療の青木先生、インフルエンザウイルスは眼から感染する可能性があるかどうか話をしました。
 時が過ぎるのも忘れて、互いの経験を話し続けました。
 大規模臨床でのEBM(事象に基づく医療)も大切ですが、臨床医の実地で見る経験はこれまた大切なことです。しかも今回のように10名を越す医師の経験談は、とても勉強をした一日でした。
 帰宅すると今日も10時近く、百合がすっかり花を開かせて・・・、
こちらは普段は10時にはベットに入るのに、キョトンとして起きて帰りを出迎えてくれました。医師会ではこれからも様々な病気の治療に役立つよう、医師会員が力を合わせて頑張っていきます。皆さんどうぞご期待ください。