2016年3月31日木曜日

インフルエンザ座談会開催しました

 今日は日中はとてもポカポカ、半袖でも動けましたね。ここは袖ヶ浦東小学校、市内でも子供の人口が減ってきている小学校です。普段なら子供たちの賑やかな声が聞えてきますが、今日は春休み。
 校舎の一部が習志野特別支援学校として八千代市から分離してきました。すべての方を地域で受け入れる健康なまち習志野です。
 今日は日が暮れてからインフルエンザ座談会、本に書いてあることではなく、臨床の現場からの声を聞いて学ぶ会です。司会は大久保で循環器内科診療の豊崎先生。
 そして谷津で小児科内科診療の蒔田隆先生は『今年はそれほど重症患者はいなかったけれど、B型のヒトの発熱が下がりにくくて・・・。』
 大久保で眼科医の青木先生、とても勉強熱心な方で、パソコン持参で調べながら意見を述べてくれました。
 済生会習志野病院小児科の野本先生、小児科の重鎮で長きにわたる多くの経験からアドバイスをしてくれました。
 中央は私です。今年一番気になったのは、迅速検査で直ぐに発色して濃く出る人は比較的元気ですが、なかなか判定できなくてようやく結果が出ても薄い人は重症者が多い印象です。
 健康支援課から左は塙さん、夜間急病診療所の実質的な管理をしていて、迅速キットのアンケートでは、現在使用中のものがもっとも使いやすいとの報告でした。隣は河西さんです。
 健康支援課から4人もの女性が遅くまで座談会に付き合って下さいました。習志野市医師会と市の健康支援課は何時もこの様な蜜月の関係で話合いをしていますので、急病の際にも安心して受診してください。
私の机の上のメモはいつの間にやらこんなに記入していました。

2016年3月30日水曜日

ABC検診実行委員会を開催しました

 今日は夕方の診療を終えて医師会へと急ぎました。6月から始まる胃がんリスク検診~ABC分類~の準備の会議です。真ん中でパソコンからお話をしているのは奏の杜で消化器内科診療の尾高先生、この委員会の会長です。そして右は習志野第一病院外科医の三橋登先生、左は大久保で内科消化器科診療の古川先生です。
 手前で腕組みは津田沼で消化器診断学の権威、吉越先生。その右に済生会習志野病院消化器内科部長の阿部先生、そして津田沼中央総合病院の朝蔭先生・・・、
 そして谷津保健病院消化器内科部長の星野先生が、今度はスライドでお話し。この準備会の素晴らしさは、習志野市における4病院のトップが参加して、その診断学のレベルの高さです。
 さて、これは胃のポリープ、『幸(しあわせ)ポリープ』と呼んで、このポリープがある方は、胃がんに成りにくいとも言われています。
 このポリープをカメラを近づけてよく観察すると、模様が見えるのが分りますか?
 胃の表面には消化酵素であるペプシンを分泌する腺組織がありますが、その模様をよく見て診断するのが、今の診断方法なのですね。
 円形の腺の中央に点が見えますか?そこからペプシンが分泌されます。きれいな胃はこのように均一な模様です。
手前の粘膜の模様は細長い運河のような線模様、これは幽門腺といって、胃の出口近くにある模様、これが胃の上の方に広がってくるのを萎縮と言い、老化してきた胃なのです。医学は日進月歩、勉強しないと取り残されますね。さて、4月16日(土)の午後2時から大久保駅前にある習志野市民会館で『胃がんリスク検診~ABC分類~』市民公開講座を開催します。皆さん遊びに来てくださいね。

2016年3月28日月曜日

診療報酬改定セミナー開催しました

 前々回の質問です、正解が出なかったのでお答えします。これは大根の皮、乾燥して細く切って切り干し大根になります。山梨県の田舎の山間のひなびたところでパシャリしました。
 さて、今日は夕方の診療を終えてから、消防会館へと急ぎました。大久保で内科消化器科診療の古川先生が担当理事として司会をして下さって・・・、
 ニチイ学館の名講師の方が鶯のような素敵な声で約1時間30分で説明をしてくれました。2年ごとに変わる医療のルールですが、年々複雑化してきて、首をひねる方も多くいました。
 今日も会場は立錐の余地もなく、大勢の医師や医療機関のスタッフで熱気に包まれていました。
 ミニ画廊です。私の診療机の前の壁には、小さな絵が飾ってあります。いずれも昨年11月にひられた日展の作品、本物は200号ですから天井も突き抜けるくらいの大きな日本画です。
びっしりとスケジュールが書かれたカレンダーを見て、何でこんなに忙しいの・・・、ため息交じりになりますが、すぐ脇の美人の絵を見て直ぐに和む毎日です。

2016年3月24日木曜日

千葉県医師会総会、そして夜は生活習慣病セミナーへ出席

 あと1カ月もすれば満開のツツジも今日は寒い1日、固い蕾でした。
 千葉市役所がすぐ前に見えます。
 ここは千葉県医師会館です。
 今日は千葉県中から100人を越す先生方が集まって話し合いをする代議員会です。習志野市は比較的近いのですが、銚子市や野田市の先生方は大変ですね。
 終了してから県医師会に長年にわたって尽くされた業績に対して、表彰式が行われました。
 田畑千葉県会長から表彰されるのは20年間もの長期にわたり千葉県医師会に貢献された、千葉市医師会長の入江先生です。
 夜になって移動して生活習慣病セミナーへと駆けつけました。肥満に伴う様々な疾患を考えます。
 最初は谷津保健病院消化器内科の星野先生、あまりの美しさに手が震えてピンボケ・・・、
 講師は八千代医療センターにいらした島田先生、非アルコール性脂肪性肝疾患と言う新しい概念の病気、一部は肝硬変から肝臓がんに進展します。
 第2部は谷津で循環器内科診療の平野先生、
 講師は習志野市の糖尿病の泰斗(たいと)、谷津保健病院の久保木先生です。
スタッフによる栄養指導や合併症のチェックもしてくれますので、私もこの連携を使いたいと思いました。
痩せるのはなかなか難しいですね。3-3ルールと言ってまず3%の減量、そして腹囲を3cm減らすことのようです。肝心なのは減らなかったら『駄目ねー』ではなく、『増えなかったなんて、素晴らしいですね。』と褒めることのようです。

2016年3月23日水曜日

今日は医師会の総会です

 今日は習志野市医師会の総会・・・、ここは医師会そばの交差点、昨日の無線訓練はここの大おにぎりでした。
 習志野市の誇る医療と保健の中心、保健会館ビルディング、夜だと素敵に見えますね。
 そして道路を挟んで向かいには保健会館別館・・・、子どもたちの健康診断はこちらで行われ、また2009年の新型インフルエンザワクチンをうったのもこの施設でした。残念なことにもう少しすると取り壊される運命の、歴史的建造物です。
 今日の夕食はこれ、最近メタボが気になっていましたので、野菜サンドイッチ・・・、これで腹囲は少し減るのでしょうか。
 会の進行は谷津で内科小児科診療の蒔田隆先生・・・、
 名議長の秋津で婦人科診療の神崎先生・・・、
 堀部がこの1年間の医師会の活動報告とこれからの幾つかの課題を報告しました。口を真一文字に結んでいるのは、必ずしもこれからの活動が平坦な道ではないことを象徴しています。
 袖ケ浦で外科診療の佐藤先生が医師国保での報告して下さいました。
 医師会の副会長で済生会習志野病院外科医の山本先生が少し老眼が入ったのか、目を細めてそれぞれの担当理事の仕事ぶりを評価してくれました。
 医師連盟の会では議長は津田沼で内科小児科診療の瀬古先生・・・、博識で社会悪が大嫌いな正義派の代表です。
 神崎先生が再び登場して、夜遅くまで多くの意見が飛び出し、盛会でした。
 さて、春の訪れとともに足元から馥郁(ふくいく)とした素敵な香り・・・、
 そこで今日の問題は稀に見る難解です。小屋の下で何やら風に揺らいでいました。
 ズームインしてすぐ近くで見ました・・・、こんなにゆっくりしたところと、
接近してギッシリ詰まっています。さて、これは何でしょうか。ヒントは食べ物です。