2014年11月12日水曜日

習志野消化器勉強会に参加して

 足元から紅葉が始まっています。少しずつ冬が近づき、そして秋を楽しむ時間が過ぎていきます。
 これは最近私のクリニックで導入したゲルの湯たんぽです。電子レンジでチンして温かくしておき、冷えた体の方の血管を温め、採血しやすいようにしてくれます。重宝していますよ。
 今日は午後の診療を終えて、講演会場へ・・・。最初は最近高齢化に伴って脳梗塞や狭心症など、血栓症の増加に伴い処方が増えているアスピリンによる潰瘍の発症を抑えるにはどうするべきか?
 大久保で消化器内科診療をしている古川先生が、医師会の先生方から集まったアンケートを集計して説明してくださいました。
 つぎに胃酸を強力に抑える、プロトンポンプ阻害剤に関する講演を・・・、
 奏の杜で10月から新たに開業された尾高先生によるお話です。
 ニコニコしてユーモラスな口調で、この夏育てたオクラのフォトを時折出しながら、講演を進めてくれました。
 会場では向かって右から、モリシアで診療をしている内科の斉藤先生、整形外科・リウマチ科の三束先生、藤崎で内科診療の吉岡先生です。診療の疲れもなんのその、真剣なまなざしで講演に見入っていました。
 津田沼で透析医療・泌尿器科の梶本先生も透析中の消化管出血患者についての質問をされ・・・、
 三束先生は消炎鎮痛剤の長期使用と潰瘍をどうすれば予防できるのか質問してくれました。
 潰瘍は時には大出血をするので、今でも怖い病気です。
 夜遅く帰宅すると、玄関には友人の庭から届いた秋の香り・・・、
 そしてこれは左は千葉県の松ぼっくり、そして右はカリフォルニアの巨大松ぼっくり・・・、
さて今日の質問①、この種は何の木からこぼれ落ちてきたのでしょうか?ヒントはヒノキに似ている樹木です。

4 件のコメント:

  1. 夜遅くまで、お疲れ様です。特に疾患もない人でも、比較的お世話になることの多い薬剤のお話だったのですね。拝聴したかったです。

    マツボックリ、随分と大きいようですね!びっくりです。
    素敵なクリスマスリースが作れそうですね☆

    クイズですが、なら?ではないでしょうか。

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    1. 会長(香澄)2014年11月13日 22:02

      私が医師になった頃にはまだ胃潰瘍や十二指腸潰瘍で手術を受けている人は大勢いました。20年以上前にクリニックを開業してからは、手術に至った潰瘍の患者さんは1名だけです。以下のこのプロトンポンプ阻害剤の役割が重要で、多くの方の胃袋を救えたかですね。さて、さとえさんは相変わらずお花の勉強が足りませんね、ブーブーでした。

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  2. ご診療や研究会などいつもお疲れ様です。

    胃の病気は目に見えないので恐ろしいと思ってしまいます。胃潰瘍や逆流性食道炎などの患者様にとって、内視鏡をしていらっしゃる開業医の先生が近隣にあるのは心強いでしょうね。

    問題ですが、明日はヒノキになりたいと願っている木でしょうか。そのままでも十分素晴らしいのにと思ってしまいますが、それ故に文豪達をも惹きつける魅力を発しているのかもしれません。

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    1. 会長(香澄)2014年11月13日 22:07

      胃や腸の病気は一つの病気が解明されると、また次の病気が出てきて本当に不思議な世界です。習志野市には大勢の消化器内視鏡専門医がいるので、胃の痛みがある方はどうぞ進んで内視鏡を受けてください。さて、ヒノキ科の樹木は多くあり、桜子さんの答えの翌檜(あすなろ)もその一つですね。しかしホシイ―・・・、これは椹(さわら)の木の種です。さわらはヒノキと比べて臭いが少ないので、浴槽には適しませんが、おひつやしゃもじの原料です。

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