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2013年2月23日土曜日

幕張で終末医療のシンポジウムに出席

 幕張はその昔は海の中、今ではホテルが並んでいます。素敵なデザインのマンハッタン・・・、
 お隣にはホテル・フランクス・・・、
  そしてホテルニューオータニ・幕張・・・、
 そして今日の会場は昔は幕張プリンスホテル、現在はアパ・リゾート、
 ホテルの向かいに会場があります。
 県医師会の海村理事の司会で始まり・・・、
 会場には医師、看護師、介護職、市職員など主催者発表では400名が参加しました。
 最初に県医師会会長の井上先生がご挨拶・・・、
 続いて土橋副会長が座長を務め基調講演が始まりました、
 高齢者で栄養、水分が自らの力で摂れなくなった方にどう対応するか、意見は揺れ動いています。
 筑波大学の飯島教授は高齢者の終末医療は説明、
 ブルーは昭和22年の死亡数、周産期死亡と、青年期から変わることない結核による死亡、これが赤い平成22年の死亡数、すべての年代で死亡者は激減し、90才の高齢でほとんどの方が死亡数のピークを迎えます。
 人生の最後をどこで迎えるか、現在は在宅で17%、病院で80%です。男性は自宅で妻に看取られて最期を迎えたいとの希望が60%、妻は夫が頼りにならないので病院での最後が最も多い希望でした。
 突然死やがんによる死亡はピンピンコロリに近く、臓器不全や認知症は長期間患った末の最後となります。
 食べられなくなる原因で最も多いのは嚥下障害、これをみなさんはどうしますか、そのまま死ぬ、鼻からチューブで栄養補給、胃瘻栄養、完全高カロリー輸液と選択は様々。どれが幸せかはこれからの議論を尽くしましょう。
 船橋市医師会の玉元先生は胃瘻のシンポジウム司会を務め・・・、
 千葉市の中村先生は日本尊厳死協会に属し、苦しみを延長する無意味な医療には反対の意見・・・、
 冨里市の訪問看護師、木所さんはこれまでの経験から在宅に帰すことだけが目的の胃瘻造設には反対の意見、人生を生きるQOLをアップして初めて意義があるとの意見。
 寒さの中でドウダンツツジでしょうか、凍えています、春には花を咲かせ、秋には紅葉が見られ素敵な庭木です。
夏みかんが枝もたわわになってきて、春寒の日差しを浴びて気持ちがよさそうでした。2045年ごろに高齢人口は最大、私が生きていたら95才です。皆さんは自分の最後をどのように送るか、考えたことがありますか。これから大いに議論をしましょう。