2012年4月9日月曜日

今日は訪問診療と勉強会

今日は久しぶりに金○さんに自宅を訪問しました。いつものように灰皿を見ると、今日は6本と少なめ、『あれ、今日はずいぶん我慢しているの?』と私が聴きますと、金○さんは『おう、タバコを吸わないとどうも体の調子が悪くていけねー』











息子さんはニコチン8、金○さんはニコチン1で我慢しています。肺気腫があるので我慢しなくてはいけませんが、すべてを我慢ばかりしていては生きている意味がありません。楽しく生きなければ人生なんて・・・、と教えてくれる金○さんにはいつも、話をしているだけで楽しくなります。





庭にはスペイン・ポルトガル原産の水仙、ナルキッソという名の自分に惚れた少年の生まれ変わり、花言葉は『自己愛』









そして傍らには地中海東岸はイランやトルコ原産のヒヤシンスの可憐な花・・・、こちらの花言葉は『悲しみを超えた愛』、同性愛者のヒュアキントスが命を落として流した血から生まれた花・・・、







そして昼医師会館へ向かうと、桜のアーチに迎えられ、










駐車場の向こうにはやはり大きな桜の木が空をおおう様に艶やかなピンクの花弁を咲かせていました。









夜は急いで勉強会、今日は習志野脳卒中懇話会の日です。千葉脳神経外科の和久井先生に忙しい中いらしていただき、脳卒中の勉強をしました。








先生は私より3級下ですが、大きな病院の責任者として診断と治療に忙しく、実によく頑張っている方です。









最初に病院紹介、外来診察室の風景・・・、











ワンチャンバー(一人乗り)の高気圧酸素療法の機械です。脳こうそくで脳内の組織が酸素欠乏症からダメージが強まった時に、組織に酸素を供給して、その回復を測る器械です。







めまいは日常でよくみられる症状です。多くは耳の奥にある内耳という部位の障害が原因で起きますが、このように小脳の血管障害でも起きてくるので注意が必要です。








今日も手前から、袖ケ浦で内科小児科診療の田中先生と木村先生、香澄の荒井先生、大久保で眼科診療の青木先生。









手前から谷津で内科小児科の蒔田(隆)先生、大久保で消化器科、外科の古川先生、花咲で内科診療の村井先生です。

皆さん遅くまでディスカッション、夜も更けるまでお話をして明日の診療に生かします。習志野市医師会は勉強熱心な先生が多いのが特徴です。

2012年4月4日水曜日

夜は脂質異常症講演会に出席して

可憐な白い花が足元に輝いていました。葉の形を見るとたぶん○○かなと思って、ズームアップすると・・・、









足元から空に向かってはじけるように咲いているのは、蕗の花でした。数日前までは今摘み取って天ぷらにしたなら、ほろ苦くてとても美味しいかな・・・、でも摘み取らずにおいてよかったです。これほど可憐な花を開いていました。






見上げると空は昨日の春の嵐に洗われて、こんなに透き通った青空が広がり、そして白い雲がふわふわと流れて行き・・・、









司会は津田沼で糖尿病を専門に診療している徳山先生。










そして今日の講演は、お忙しい中千葉大学より横手教授がいらしてくれました。講演の内容とお話の仕方は誰にでもわかりやすく、そしてひきつける話術で定評があります。







最近増加の一途の、脳こうそく、心筋梗塞、狭心症は多くは背景にこの疾患があります。この写真は千葉大学病院、昭和52年に出来た建物で、その手前には野球場が広がり、私は学生の頃には教室にいるよりグランドにいる時間が多かったことを思い出しました。





脂質異常症の中には酵素欠損と言いまして、生まれながらに酵素が存在しないか低いため、脂質が過剰に血管内に溢れ、様々な病気をおこします。リポ蛋白リパーゼの欠損では膵炎を起こしやすく、特にたっぷりお酒を飲んでその後にラーメンなどの高カロリーの食事をした後に激痛で発症する怖い病気を引き起こします。




このような動脈硬化を予防するためには正しい理解と知識が必要です。










これほど多くの先生が、診療でお疲れの中駆けつけてくれました。










夜遅くまでお聴きになり、そして多くの質問が飛び交いました。質問の多さはその講演の成功かどうかを測るバロメーター。今日は大成功に終わました。明日からこの知識を持って、診療に当たります。習志野市医師会ではこのような勉強会を毎月のように行って、日々の医療技術を磨いております。健康のことなら習志野医師会の先生にご相談ください。

2012年3月29日木曜日

春の一日、動き回りました

裏庭には春の陽ざしを浴びてもうこんなにハコベが成長してその緑を濃くしていました。









近くの公園では竹の緑が風にそよぎ、今日は光が眩く映えて・・・、










もうタンポポもこんなに明るく笑顔を見せて微笑んでいます。急な春爛漫の日差しの一日・・・、









ここは千葉県文化会館です。今日は2年に一度の保険改定の説明会が行われました。










近くに聳えているのは千葉一族の根城となっていた、いのはな城です。残念ながら焼失して、復元された城ですが・・・、









その手前には乙女の像・・・、大昔ここには千葉大学の教育学部キャンパスがありました。









なんの変哲もないしゅろですが、あまりの大きさにびっくり・・・、この丘はもう25年前になりますが、大学のすぐそばに住んでいて、子供が小さいころに手をつないで遊びに来ると、決まってこのしゅろの脇の芝生に寝転んで、ごろごろするのが大好きでした。
前置きが長すぎました。




診療報酬改定では医療に対する国の考えが浮かび上がってきます。押し寄せる高齢化に対応して、在宅医療を充実させ、かかりつけ機能の強化を図っています。また、小児救急では小児ICUを拡大するため、保険での支払いを増しています。国の考えが見えてきて、聴いていると楽しいものです。





会場は後ろの席から埋まり、前のほうを除いては大入り満員に近い状態でした。

ちょっぴり早退して、次に移動して・・・、








こちらは骨粗鬆症フォーラムの会場です。皆さん診療でお疲れの中、今後高齢化に伴って急速に増加する骨粗鬆症・・・、身長が2cm縮まったら要注意、4cmならもう遅い。2〜4cmのうちに治療開始が望ましいと言われています。






他の生活習慣病と同様、喫煙はリスク、さらにアルコールはビール500ml以上飲む方はリスクになります。これは酩酊して転倒しやすくなることを除外しても、骨量が減少することからのリスクです。骨粗鬆症で心配している方は、習志野市医師会の内科、外科、整形外科の診療室に足を運んでご相談してくださいね。

2012年3月28日水曜日

昼休みには産業医委員会へ、夜は医師会総会へ

この幾何学的模様はいかがでしょうか。このようにして床にテープでマークを記し、入ってはいけない場所や、手順を間違えないようにすることは、安全を重視する工場ではよく見られます。







階段は危険が潜んでいます。工場ではこのように階段中央にラインを引き、必ず右側通行で事故を未然に防止する策を取っています。








そして会が終わるときには、安全衛生の標語をいつも斉唱します。最初は恥ずかしかったのですが、慣れてくるとつい大きな声で斉唱して安全活動を誓います。








診療が終わるとすぐに医師会に向かいました。今日は医師会の大事な行事である総会です。最初に開会宣言を谷津で内科小児科診療にあたる蒔田(隆)理事が宣言・・・、








議長は向かって左の実籾で眼科診療をしている井坂先生・・・、そして右は副議長の谷津で在宅医療をしている豊口先生です。









1年間の医師会員の活動状況を報告する袖ケ浦で小児科診療にあたっている、副会長の中山先生。









予算案を説明するのは会計担当理事として活躍していただいた、東習志野で内科小児科診療をしている安藤先生です。









医師が加入している国民健康保険委員の袖ケ浦で外科内科をしている、佐藤先生です。









かくしゃくとして小児医療と委員会の関係を説明しているのは谷津で小児科メンタルケアにあたっている稲葉先生、御年○○才でこの若さと美貌、私たちの尊敬と到達できない目標としていつまでもお元気でご活躍を願っています。






これは投票の一コマです、笑顔で対応していますが、談合はせず、ガチンコ勝負です。









秋津で婦人科診療にあたる神崎先生、今日はご機嫌斜め・・・、ではありません。いつも優しいお話の仕方も、ワンショットは怖いときもあります。








医師会事務として勤めてくれているのは、○○さんです。若くても頼りになります。3月は夜まで働かしてすみません。
医師会では医師という専門的医療を担う立場で、ひとたび市民からの要請があれば知恵を集めて立ち向かっていきます。これからも習志野市医師会をよろしくお願いします。

2012年3月14日水曜日

秋津地域ケア会議は今日で23回を迎えました

春らしい眩い日差しの中、今日はいつものようにお昼ご飯を飲み込んで、秋津にある総合福祉センターに出かけました。地域のケア会議は開催時間が1:15なので2分遅刻して入ると自己紹介が始まっていました。







習志野市では秋津・香澄・袖ケ浦地区を含めて4カ所でケア会議が開催、今回で秋津では23回目を迎え、今日の司会は清和習志野の高木看護師さんが行い・・・、








習志野市では市内医大久保に出来た小規模介護老人保健施設のあっとほーむ習志野についての紹介、そしてこの秋津地域にできる介護老人福祉施設のゆいまーる習志野の紹介をしてくれました。







次に市の職員の小森君が災害時に一人で避難できない方のための、災害時要援護者のシステムについて紹介しました。









手に持っているのは救急医療情報キットです。










これは常に自分の医療情報、どんな病気でどちらの先生にかかっていて、どのようなお薬を飲んでいるのかを記しておき、冷蔵庫に入れておきます。救急隊が到着してこのキットを冷蔵庫から患者さんの搬送時に一緒に医療機関に持っていきます。たとえ搬送された患者さんがしゃべる事ができない状況でも、医療内容が一目でわかるシステムです。



各テーブルに分かれてのディスカッションでは、前歯科医師会会長で秋津で歯科医院を開業している阿部先生はいつもこの会に出席して、歯科医として貴重なご意見を述べられます。







他のテーブルからも様々な介護に関係している職種の方による討議があります。









これは帯状疱疹(水痘ヘルペスウイルスによる)です。このような水疱が出始める前から痛みが強いのが特徴で、胸部に起きると肋間神経痛や心筋梗塞と間違えたり、御尻から下肢に出来るときは椎間板ヘルニアと誤診したりするくらい痛みが強いものです。皆さん気を付け自分やご家族の方の皮膚の変化にはよく見てくださいね。

まだこの庭に梅の花は蕾がようやく開きかけて、

春の強い香りを運んでくれる沈丁花は同じく固く蕾を閉じて、しかし確実に膨らみかけて『もうすぐ春はそこですよ。』と語りかけているようで、暖かさを感じました。習志野市医師会では介護に関係した会議にも多くの時間をかけて、地域に貢献できるように努めております。