2012年4月4日水曜日

夜は脂質異常症講演会に出席して

可憐な白い花が足元に輝いていました。葉の形を見るとたぶん○○かなと思って、ズームアップすると・・・、









足元から空に向かってはじけるように咲いているのは、蕗の花でした。数日前までは今摘み取って天ぷらにしたなら、ほろ苦くてとても美味しいかな・・・、でも摘み取らずにおいてよかったです。これほど可憐な花を開いていました。






見上げると空は昨日の春の嵐に洗われて、こんなに透き通った青空が広がり、そして白い雲がふわふわと流れて行き・・・、









司会は津田沼で糖尿病を専門に診療している徳山先生。










そして今日の講演は、お忙しい中千葉大学より横手教授がいらしてくれました。講演の内容とお話の仕方は誰にでもわかりやすく、そしてひきつける話術で定評があります。







最近増加の一途の、脳こうそく、心筋梗塞、狭心症は多くは背景にこの疾患があります。この写真は千葉大学病院、昭和52年に出来た建物で、その手前には野球場が広がり、私は学生の頃には教室にいるよりグランドにいる時間が多かったことを思い出しました。





脂質異常症の中には酵素欠損と言いまして、生まれながらに酵素が存在しないか低いため、脂質が過剰に血管内に溢れ、様々な病気をおこします。リポ蛋白リパーゼの欠損では膵炎を起こしやすく、特にたっぷりお酒を飲んでその後にラーメンなどの高カロリーの食事をした後に激痛で発症する怖い病気を引き起こします。




このような動脈硬化を予防するためには正しい理解と知識が必要です。










これほど多くの先生が、診療でお疲れの中駆けつけてくれました。










夜遅くまでお聴きになり、そして多くの質問が飛び交いました。質問の多さはその講演の成功かどうかを測るバロメーター。今日は大成功に終わました。明日からこの知識を持って、診療に当たります。習志野市医師会ではこのような勉強会を毎月のように行って、日々の医療技術を磨いております。健康のことなら習志野医師会の先生にご相談ください。

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