2012年6月20日水曜日

第26回病診連携症例検討会に参加して

 台風4号が通過して一夜明けた今日は、空まできれいに洗い流されて、こんな済んだ青空は久しぶりでした。・
 3/11の大震災で壊された玄関のタイルは綺麗に洗ってもらい、明日工事の予定です。
 診療を終えて今日は楽しみにしていた病診連携症例検討会、開業医から診断と治療を求めて病院の医師に患者さんを紹介します。それに対して、病院ではどのようなステップで診断を進めて、どのような治療を行い、そして結果はどうなったか・・・、お互いが協力して教えあう会です。
 司会は津田沼で糖尿病診療をしている徳山先生、このような会では司会の役割は重要で、会をいかに発展させて、会場の先生方を議論に巻き込むか考えて取り組んでくれます。
 最初は谷津で内科小児科診療をしている蒔田隆先生、認知症のアンケートを分析して、今後私たち開業医が取り組んでいく課題を説明・・・、
 地域別高齢化率では習志野市では秋津香澄地区がトップで、現在29%、10年後は41%までに65歳以上の方が増加します。
 次は谷津保健病院の平野先生、とても落ち着いてしっかりとしたプレゼンテーションには聞いていてもうっとり・・・、若い世代の大腸がんの分析をされています。
 そしてさっそく質問をしているのは、津田沼駅北口で内科糖尿病科をしている八木先生、1例1例大切にして学んでいこうとする姿勢が見えます。
 次は夜も眠られないくらいのひどい咳が続いいているベビーと20歳代の若いママ・・・、
 最近増えてきている百日咳のケースでした。
 済生会習志野病院小児科の野本先生が小児科医の立場から・・・、
 同じく済生会習志野病院の呼吸器内科科から黒田先生がとても丁寧に疾患の特徴と診断・治療を説明、会場からは何人もの質問が飛び交い、司会が時間の配分に苦労するくらいでした。
 次はふくらはぎに出来た皮膚潰瘍、なかなか治らないので私のクリニックに見えて、
 さっそく済生会習志野病院副院長で血管外科がご専門の山本先生に連絡、私とは大学入学以来の仲で、まさに顔の見える連携でした。見事に治って、患者さんは大喜び、『もう来なくて良いよ。』と先生から言われても、すっかり先生のファンになり今でも足が良くなっても通院しています。医者冥利に尽きる話です。
 素晴しい症例報告を、多忙な中でして下さった、山本先生に医師会を代表して感謝・・・、
自宅近くで散歩のひと時に、パシャリ・・・、これはジャーマンアイリスです。梅雨の半ばまで楽しみを与えてくれます。
習志野市医師会ではクリニックと病院の連携をいつも考えて、交流を図っています。

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