2013年4月16日火曜日

習志野インフルエンザ座談会を開催しました

これは忘れな草の一種でしょうか、間違っていたらどなたか指摘してください。忘れな草は岸辺に咲くこの花を、恋人のために摘もうと岸を降りた時に、足を踏み外して川に飲まれ死んでいった若者の最後の言葉・・・、(僕を忘れないで)
 こちらはスターチェリーという名の花、カーネーションから品種改良して作ったのでしょうか、これまではあまり見かけない可愛らしい花です。
 さて今日は診療を終えて医師会へ、手前は袖ケ浦で内科診療の市川先生、司会をしてくれました。今年のインフルエンザの検査や治療そして流行の形について90分間座談会を開きました。向こうで腕組みをしているのは実籾で小児科診療の赤松先生。予防接種のことで皆に話師をしてくれました。
 左は袖ケ浦で小児科診療の中山先生、やはり腕組みをして考え込んで・・・、その隣は大久保で眼科診療の青木先生、インフルエンザウイルスは眼から感染する可能性があるかどうか話をしました。
 時が過ぎるのも忘れて、互いの経験を話し続けました。
 大規模臨床でのEBM(事象に基づく医療)も大切ですが、臨床医の実地で見る経験はこれまた大切なことです。しかも今回のように10名を越す医師の経験談は、とても勉強をした一日でした。
 帰宅すると今日も10時近く、百合がすっかり花を開かせて・・・、
こちらは普段は10時にはベットに入るのに、キョトンとして起きて帰りを出迎えてくれました。医師会ではこれからも様々な病気の治療に役立つよう、医師会員が力を合わせて頑張っていきます。皆さんどうぞご期待ください。

4 件のコメント:

  1. ハ重の桜子2013年4月17日 19:34

    ブログ記事を拝見し、様々な診療科の先生方が、同じ疾患に対する実地臨床経験を共有し合うという事の大切さを感じました。

    最後の写真の可愛さに微笑んでしまいます。
    キョトンという音が聞こえてきそうなかわいいお顔ですね。

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  2. 会長(香澄)2013年4月17日 22:42

    インフルエンザはB型は変異することなく抗体が低下すると小規模流行を繰り返すだけですが、A型はそういうわけにはいきません。中国ではおりしもAH7/N9という鳥の弱毒インフルエンザが流行してきました。これまでのところ、ヒトからヒトに感染した証拠はなし、しかし家族内の複数感染しているところを見ると、これからアウトブレークする可能性は皆無ではありません。逃げたくなるような状況でも、体を張らなければなりません。辛いようで晴れがましい瞬間でしょう。

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  3. 忘れな草とダックスちゃん、どちらも可愛い!
    わたしもワンちゃんを飼いたいです。せわしない日々に笑顔と癒しをくれるでしょうね。

    鳥インフルエンザ、とうとう中国の外にも感染したようですね。
    わたしたちも人ごとではなく、しっかりと予防対策が必要でしょうね。
    まずは手洗いうがい、食事睡眠でしょうか。

    先生のおっしゃるように、逃げたくなる事件ばかりですが、受け止めなければなりませんね。

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  4. 会長(香澄)2013年4月25日 22:11

    ワンコは10時を廻ると心地よい眠りにつきます。ところが夜遅く私が帰宅すると、その声で起きてきます。これはそんなタイミングでのパシャです。さて、鳥インフルエンザH7N9は潜伏期が3日程度、死亡例は治療開始のタイミングが遅れています。国内に入ってきたときには検査にあまり時間をかけず、早期の抗インフルエンザ薬を投与するのがベストと思われます。アトムさんもお体に留意してください。

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