2013年1月29日火曜日

ワシントン・マニュアル勉強会に参加して

 昨日は目覚めたら雪の朝、先日と異なり細かいさらさらした雪が車の屋根に積もってとても美しい輝き・・・、
 庭のまん丸枝の上にもさらさらと雪がかぶっていて心地よい朝でした。
 今日は診療を終えてすぐに勉強会の会場へ向かいました。済生会習志野病院の呼吸器内科、露崎先生にレクチャーをお願いしました。
 最初は共催のT社の岩〇さんが最近発売した、DHA&EPA混合製剤のプレゼンテーションをしてくれました。元気が出るし、免疫能を高めるようです。
 呼吸器疾患の人にスパイログラフィーという器械を用いてこきゅ機能を測定します。気管支ぜんそくや肺気腫など多くの疾患の診断に役立ちます。
 閉塞性睡眠時無呼吸症群は多くは肥満で亥首の人に多く起きる、寝ていて急にいびきが止まって血液中の酸素が低下する病気です、その結果脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。
 生活習慣病の多くはこの睡眠時無呼吸症候群に関連があります。糖尿病の方、狭心症の方など大いに注意をしてください。
 症状はいびきをかく、朝になっても十分に眠った感じがない、日中急に眠気が出て会議などでも急にうたた寝したくなります、また車の運転中の事故ではこの病気の方は危険度が約7倍あります。
 このようなマスクを付けて夜寝るようにします。するとぐっすり眠れた感じがして、日中眠気が差さず、また脳梗塞や心筋梗塞などの重大な疾患になりにくくなります。
 議論白熱、左端が私司会をしていいます。隣は本大久保で内科を開業予定の平野先生、隣が済生会習志野病院の山森院長、そして大久保の古川先生、大久保の青木先生、大久保の山川先生、
 違う角度からパシャ・・・、議論白熱夜遅くまで続きます。
 左から谷津の豊口先生、秋津の蒔田順先生、実籾の蒔田国先生、大久保の細川先生、袖ケ浦の田中先生。
このように笑顔で仲良く笑いを交えて議論をするのは習志野市医師会ならではの勉強会の風景です。習志野市医師会ではこのように毎週のように勉強会をして、患者さんに対して責任を持てる医療ができるように、常に努力をしています。困ったら習志野市医師会に所属している先生にご相談ください。

2 件のコメント:

  1. 日々のご診療に加えて、勉強会・講演会お疲れ様です。
    堀部先生を見ていると私もまだまだ頑張らないといけないな、といつも思います。

    睡眠時無呼吸症候群が生活習慣病とつながりがあることは、肥満という観点からみると、やはり食生活の欧米化も原因の1つですね。
    小顎症ももちろんですが、肥満により気道が狭くなることを考えると、糖尿病や高血圧などを併発する可能性が大きくなります。

    私の父も睡眠時無呼吸症候群で高脂血症です。
    血糖値も少し高いようです。
    痛風等と違って自覚症状がない分、その危険性を本人に分かってもらうのは難しいと、父の件で実感しました。
    実の父に理解してもらうことさえ難しいと感じますので、日々患者さんにムンテラされている先生方は本当に大変ですね。










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  2. 会長(香澄)2013年1月31日 22:06

    BUKOさん、いつも素晴しい感想とまた身近な存在としてのご家族での性格習慣病の背景についてコメントいただきましてありがとうございます。睡眠時無呼吸症候群の患者さんではこの鼻マスクの様なCPAPを着けていると、睡眠深度が深まり、朝目覚めた時にあー良く寝たとの感想が多いのです。したがって、少しぐらい器械の音がしてももうはずしたいという患者さんはいません。薬を使わない、それでも脳や心血管障害のイベントを減らす素晴らしい治療法です。

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