2014年10月15日水曜日

昼は訪問診療へ、そして診療を終えてからパーキンソン病を学びに

 今日は朝から秋の冷たい雨、午前の診療を終えるといつものようにお昼ご飯のカレーを飲み込み、訪問診療へと急ぎました。関節に出来た褥瘡はなかなか治りにくいですね。
 訪問看護師の池〇さんは患者さんに対してそれは親切に、そして丁寧に対応してくれます。今日も『もう帰るの?』と患者さんからは帰る時にいつも同じですが、孫が帰っていく時の様に声をかけられていました。
 午後の診療は雨のため比較的空いていました。診療の後は今日はパーキンソン病の勉強会です。司会は谷津保健病院循環器内科の須藤先生、医師会の学術担当理事です。
 パーキンソン病と脳卒中のご講演を受けました。
 講演をして下さったのは、順天堂浦安病院神経内科の卜部先生です。
 パーキンソン病は高齢化につれて徐々に増えている疾患で、しかも難治性・・・、新しい薬が多く私たち開業医ではとても着いていけない分野の一つです。
 この病気は両手や両足に対称性に始まって、徐々に悪化して行く疾患と思っていました。ところが、卜部先生のお話ではどちらかというと片方から始まることが多いと・・・。
 質問をしているのは済生会習志野病院外科で副院長の山本先生です。
谷津で循環器内科診療の高橋先生は、医師会で循環器疾患のオピニオン・リーダーです。的確な質問に私たちはいつも感心しています。習志野市医師会ではいつも、様々な疾患に対して前向きに取り組み学ぶ姿勢を忘れません。  

2 件のコメント:

  1. 子供の頃、大好きだったマイケルJフォックスがパーキンソン病になった時は、衝撃的でした。治癒して復帰こそしたけれども、やはり反動が見られますね。
    ドクター方の熱心な学習意欲に、感服いたします。

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  2. 会長(香澄)2014年10月20日 5:42

    パーキンソン病は組織が編成してきて発症する病気なので、現在の医学では直すことが出来ません。でも多くの研究者が取り組んでいるので、今後少しずつ明かりが見えてくると思います。

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