2015年7月5日日曜日

緩和ケア研修2日目です

今日は研修2日目の日曜日、そして今日も雨…、晴れていると遊びに行きたくなるので、これで良かったかななんて・・・、医療センターのすぐ脇には消防署がありドクターズカーが待機しています。
 その向こうの畑ではニンジンの収穫に汗をかいていました。日曜日でも働いている方は、気が着いてみると多いですね。
 がんを患って病気が進行してきた方の心に寄り添った医療をしてくためには、まず患者さんの気持ちをお聴きして同じ目線に立つことが大事です。
 そして今日もレクチャーとグループ討議を3人から10人に分かれて繰り返して理解を深めました。
 中央で背中を向けているのは多部田副院長、私も知り合ってすでに20年。呼吸器内科医として、また緩和医療の責任者としても頑張って、一人何役も務めています。
 そして最後のプログラムでは成田赤十字病院から外科で緩和医療の第一線に立つ石井先生が来てくれました。以前は私の麻雀仲間ですが、今では緩和仲間に変身しました。
 多部田副院長に案内をして頂き、緩和病棟を見学しました。20床で・・・、
 3人部屋もあります。
 すでに病気で体が自由に動かなくなった方でも、このお風呂なら何の痛みもなく入ることが出来ます。そして、痛みで悩む方も、温かいお風呂に使った後では、皆さん少しだけ痛みが楽にあったと言って下さるようです。
 歩ける方はここでご家族とお話をして、
 この部屋は談話室、残された日々に大切なご家族がゆっくりとお話をして下さるようにとのお部屋。また、ご家族がお泊りすることもできます。
中はくつろげるように、畳が広がる和室の作りです。
 さてここは山梨県の奥に広がる山々、今月下旬の梅雨明けには金峰山に登る計画、実に2599mの高さです。
その山を近くから見て見ようと思いましたが、梅雨空のため雲のまた向こうに隠れていました。でも、心の眼でしっかりと見て『』
 

ここはふもとに広がる昇仙峡・・・、実に60年ぶりに訪ねました。山梨県の渓谷はそれは美しく、水も澄んで心まで洗われる思いです。
そそり立つ岩山は川辺まで近づき・・・、
落ちる滝の勢いについ圧倒されます。
これは楓の種ですね。梅雨の雨に濡れて、一段と色鮮やかでしょう。
そして今日の質問①、何やらここにも美しい葉っぱがあります。
近づき、ズームアップするとこんな丸い蕾が中央に隠れています。さて、この花は何でしょうか。はるか前にもブログに登場しました。
習志野市医師会ではこれからもがんを患った方に寄り添って、少しでもお役にたつ医療をしていきます。

2 件のコメント:

  1. 2日間にも渡り、お疲れ様でした。
    同じ目線で痛みや苦しみを分かち合おうとしてくださる先生方が、どれだけ心強く感じられることでしょう。

    それにしても、本当に心が洗われる景色ですね。
    ご一緒できないのが残念です。

    クイズですが、以前にも登場したとのことなので、玉紫陽花でしょうか?

    返信削除
  2. 会長(香澄)2015年7月6日 7:48

    がんにかかって痛みが強く、日常生活を過ごすのもつらいときには、まずその痛みを取り、そして心の安らぎを取り戻すのが大切ですね。さて、今回も100点ですね、最近とてもよくお花の観察にいそしんでいるようですね。これからもがんばりましょう。

    返信削除